受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

仕事の都合上どうしても旅行業取扱管理者の資格が必要になり3か月ぐらい勉強して合格しました。それ以来法律に興味がでてきて、ビジネス法務実務の試験を受けさらにもう少し上を目指そうとしたときに、書店かどっかでパンフレットを見つけ行政書士という資格を知りました。あまりよく調べずにその年の目標を「行政書士にチャレンジ」としました。恥ずかしながら仕事の内容を知ったのは、勉強を始めた後です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

3年前に会社の同僚に薦められましたが、その時は入り用多く自由になるお金がなかったので、前年に続き独学で勉強しました。私に御社を進めてくれた同僚は、その年には不合格でした。しかし、多分私より勉強してないのに成績が170点以上とかなりいい点数でした。それならと思い御社を受講することに決めました。(ちなみにその友人は、昨年合格しました。)

合格体験記・学習上の工夫

学習上の工夫としては、特に変わったことはしてないように思います。

テキストでインプット、セレクト問題集でアウトプットその繰り返しです。

ただ、勉強時間を作るのには工夫しました。朝5時30分に起きて6時から勉強する。仕事から帰ってきたら1チャプターは聴く。といった感じで勉強することを習慣づけ生活の一部にしました。また、1週間ごと1か月ごとにやらなければおけないことやどこまで進めるか等の目標を決め達成したときは自分へのご褒美をダメだったときは休みの日の追いこむといった感じでスケジュールを調整し講義をひととおり終わらせることができました。

私の場合10月・11月が繁忙期になので、どうしても追い込みがききません。なので、それまでに届いたテキストや問題集をすべて終わらせ、10月から本番までは、摸試とその復習、ヤマ当てゼミにあてるようスケジュールを組みました。最後ほうは、体力的にかなり厳しくなりましたが、追い込みの時期にあれやこれやに手を出すのではなく、摸試の復習とヤマ当てに絞り勉強したので、その分体調の管理に時間を取ることが出来直前期、今まではなよく体調が悪くなったりしましたが、今年はうまく調整できました。

総合講義のご感想・ご利用方法

最初テキストと問題集が家に届いたときはその量の多さ1冊の厚さにびっくりしました。その後も何冊か届くということを知り、これを全部最後までやるのは無理と思いましたが、とにかく、大まかな計画を立て毎日少しずつ進めていきました。続けられたのは、豊村先生の講義がわかりやすく楽しいので苦痛にならなかったのが大きいからだと思います。

とはいえ、予定より遅れることもしばしばあったので、スケジュールを調整するため、あらかじめテキストのタイトルごとについているランクを利用し、時間がないときには速度を速くして、かなり詰めて勉強したこともありました。

また、苦手なところは時間をかけ、時間の使い方に強弱をつけることが出来ました。

試験を終って感じたことは、アガルートの受講生は、ひととおり最後まで講座を済ませた方がいいと思います。なぜなら、本番で商法も一般知識も難しい問題がでるとは限りません。

ただひととおりの知識がないと簡単な問題も解けないことがあるからです。

アガルートの講座を最後までやることが出来ればきっと合格レベルに達していると思います。今回運悪くダメだったとしても、最後までヤリキル力があれば次はきっと合格です。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

私は、隙間時間を利用して集中して勉強するのは苦手なので、豊村先生に教えてもらったとおり「問題を見て解説を読む」ぐらいしかできませんでした。その教材には短答過去問集は最適だったように思います。

ただ過去問を見て解説を読むだけなのに解説にテキストに載っていた判例や条文がでてくるのでアッという気づきがあり、それが記憶になっていったように思います。

解説に載っている条文や判例の文は記述対策としても役立ちました。

条文や判例は独特の言いまわしなのでまずこれを理解できるようになる必要があります。そのためには、問題集を利用し少し違う角度の解説を読むと理解が進むように思いました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述過去問集の講座は、まず、問題文の検討・解答すべきことの整理・要件の検討・結論・字数の調整の仕方と順を追って回答の作り方を詳しく説明してくれています。これを独学で習得するのはできません。問題を読んで、解き方に沿って解説してくれているので大変効果的でした。この過去問集を繰り返しやっていくうちに問題の読み方が変わったように感じました。

過去問をふりかえり、そもそも記述式の問題のとらえ方、学習方法が間違えていることに気づかされました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

テキストとセレクト問題集が終わった後に手をつけました。テンポよく進み全体の復習に大変役立ちました。このテキストをやった後に各社の摸試にチャレンジしていきましたが、忘れていたこともこのテキストでチェックでき摸試を受け始める前には最適でした。私の場合10月・11月が繁忙期なので追い込みに時間を取るのが難しくいかに無理せず効率的に学習するか、が合否の分かれ目になるかあと思いますが、全体を短時間でできる「総まくり1000」は、本当に役立ちました。

欲を言えば書き込むことが多いので余白が、もうちょっとほしいと思いました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

「総まくり記述80問攻略講座」は7月ぐらいから始めました。記述をとくにはどうしても、条文や判例の独特の言いまわしをおぼえなければいけないのでもっと早くから始めてもいいのかな。と思います。

この講座をはじめるにあたって、記述の問題をとくに当たってまず事案とテーマをおさえキーワードを導きだす。という流れを教えていただき実際問題をやるとき、事案はこれでテーマはこれそっから導き出されるキーワードはこれです。とキーワードを導き出す流れを教えていただき、この訓練が、今回はこれが本番で合否を分けたように思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

条文学習は、テキストを渡されるだけでは進めることは無理です。やる気はあっても、たぶんだんだんとただ読むだけの通り一遍の勉強になりほとんどの人は途中で止めてしまうと思います。

田島先生は、条文を読み解説し大事なところはレジメをつくって詳しく解説してくれています。また、たまに雑談をいれ飽きさせないよう気づかいしている。と感じました。

とはいえ条文を暗記したかというと申し訳ないですが私はできませんでした。

ただ、理解が進んだのでその後の摸試にすごく役立ちました。

(費用の面で難しいかとは思いますが、書き込むことが多いのでもう少し余白が欲しいと思いました。)

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解対策講座は、問題の分類、解き方等順をおって説明しているのでこれも独学ではできるとは思えません。この講座だけができるものだと思います。

前の文を受けて、次は肯定的なのか、否定的なのか、考える習慣ができて効果的でした。種類別に解き方に沿った問題が用意され何回か繰り返すうちに読むスピードが速くなり、段落段落ごとに要点をつかむことが出来るようになり、全体の文章の流れがわかるようになりました。

摸試で勉強した効果を発揮することが出来ました。

(本番は問題が簡単すぎて肩透かしをくらった感じになりました。)

模擬試験のご感想・ご利用方法

摸試は、8月後半からLEC・伊藤塾・アガルートと8回ぐらい受けました。

180点以下はLECの1回目の到達確認摸試とファイナル摸試だけ180点以下であとは合格点を超えていました。LECのファイナル摸試は、軽い気持ちで受けに行ったのが悪かったのか、成績が悪く正直こたえました。もう、試験を受けるのをやめようか。と思ったくらいです。友人から、「あれは、直前ゼミに誘導するためのLECの戦略」と聞いてほっとしたのを覚えています。

他の項目でも書いたのですが、10月・11月は私の仕事は繁忙期になるので最後は摸試とやま当てゼミの間違えたところや知識のあやふやのところを繰り返して本番に備えました。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

全体的にテンポよくわかりやすく進んでいくので毎日続けても飽きませんでした。おかげさまで、早い時期に毎日の学習を習慣づけることが出来ました。

私は憲法が苦手でしたが判例をひとつづつ丁寧に、たまには、面白く解説していただけるので自然と頭の中に入ってきました。

何回か問題集をやっていると答えを覚えてしまいわかったような気になりますがそれは本番では役に立ちません。

豊村先生は、テンポよく、楽しく、わかりやすい解説の中に要点は何度も繰り返し、大事なところは時間を使って進めていかれるので、暗記ではなく理解することができたのが今回合格できた最大の理由だと思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生大変ありがとうございました。私は出来が悪く、アガルートを使い始めて2年かかってしまいましたが、やっと合格できました。

たぶん独学を続けていたらまだ合格してなかったように思います。

せっかく毎日勉強する習慣がついたので、次もまたアガルートを使って別の資格にチャレンジしたいと思っています。

(田島先生、仕事以外で大森にいったことがなかったですが、今度時間をかけて大森を散策してみます。)