受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

2015年に父親が急死して突然相続の手続きが必要になりました。当時私は行政書士という職業を知らず、依頼するなら弁護士のみで弁護士は高額だから無理だろうと思い込んでいました。結局ネットで調べて自分で手続きをしたのですが、後日その話をした友人から行政書士という仕事があることを聞きました。自分の無知さに落ち込むと同時に興味が湧いてすぐ調べました。調べれば調べるほど資格を取りたいと思うようになり目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

今回は通信講座に決めていくつかサンプル講義を視聴しました。受講を決めたら毎日講義を視聴するのだから、私が最優先したのは講師の先生との相性でした。これは私の直感なので説明しようがないのですが、豊村先生なら信じてついていけると思い受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

1年目の不合格を思った以上に引きずってしまい勉強を再開したのは2月の下旬頃でした。

講義を受け始めてみると「聞いたことあるけど何だったっけ?」と何度もつまずいてしまい今までいかに理解したつもりになっていただけだったかを知りました。

今回は仕事も辞めていて時間をフルに使えるので、とにかく理解が出来るまでジグザグ方式でインプットとアウトプットを繰り返そうと決めてひたすら繰り返しました。何度か繰り返す中でインプットした日にアウトプットをすれば正解出来るけれど次の日にアウトプットをすると正解出来ない問題があることに気付きました。

そこで、ジグザグ方式ではなく倍速で講義を全て受けた後に他資格試験セレクト問題集を解いてみました。やはり以前出来ていても間違えてしまう問題があり、知識が定着していないところや自分の苦手なところをあぶり出すことが出来ました。

その箇所を集中的に学習するとともにスマホにダウンロードして少しでも時間がある時は聴いて知識を定着させていきました。直前期には寝る時もダウンロードした音声を流していました。その甲斐あって本試験当日はこれだけやったのだから大丈夫と自分に言い聞かすことが出来ました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義で最初に苦労したことは六法を引くことでした。1年目に受講した他校の講義ではテキストに条文が載っていて実際に六法を使用することがなかったので、私は六法を持ってすらいませんでしたから豊村先生のYouTubeを見て慌てて買いに走りました。アガルートの講義では普通に◯◯条開いてとどんどん言われるので慣れるまでは一時停止をして引いていました。慣れない私には開いた条文を豊村先生が読んでくださるのも本当に有り難かったです。講義の中で条文の重要さを学び、条文こそ必要不可欠で読まなければならないものだとやっと気付き、それからはテキストに載っている条文はもちろんどんなに些細なことでも気になれば必ず六法を引いてチェックを入れていきました。お陰で早く引けるようにもなりましたし、チェックを何度も入れる条文は覚えることができるようになりました。

また、専門的な難しい法律用語も分かりやすい言葉に言い換えてくだっさったり、身近な例をあげて説明してイメージを持てるようにしてくださったりしたので、抵抗なく頭に入ってきて理解をすることが出来ました。丸暗記したことは忘れてしまいますが、納得して覚えたことは頭に残ることを実感しました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

私は受験経験者であるため1年目に過去問集は何周か解きましたので、今回は受けた講義の復習に利用するのではなく受講中の科目以外の短答過去問集を解くようにしました。例えば民法の講義を受講中であれば、行政法の短答過去問集を解くとか憲法の短答過去問集を解くとかして、覚えた知識を忘れないようにするために利用しました。忘れている箇所があり解説を見ても思い出せない時はそこだけテキストに戻って確認するようにしました。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述は過去に出題された同じテーマの問題は出題されないと言われていますし、1年目に過去問集を解いたことがありますので、記述過去問集ではなく総まくり記述80問攻略講座の方に重きをおいてそちらを繰り返し学習しました。ただせっかくいただいて全く手を付けないのも不安でしたので、知識と文章能力の他漢字も書けるか確認するために1周だけと思い解いてみたのですが、思っていたほど模範解答することが出来ず結局2周解きました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総合講義を全て1周し終わってから総まくり択一1000肢攻略講座を始めました。ジグザグ方式でまず問題を解いて解答を読んでから解説講義を視聴しました。1周目は正解問題についても全て解説講義を視聴して必要なことはテキストに書き込みました。2周目は間違えてしまった問題だけの解説講義を視聴し、3周目は間違えてなおかつ解答を読んでも知識があやふやな問題だけの解説講義を視聴をしました。全科目が1冊に入っており左右見開きで問題と解答があるのですぐ確認できるのと各項目ごとに重要論点がまとまっているので直前期には読み物として利用しました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述は問われていることは分かっても正確な言葉が思い出せなかったり、いざ書くとなったら解答文に出来なかったりと択一は出来るようになっても記述はなかなか模範解答出来るようになりませんでした。記述で書けないと言うことは結局知識が定着していないということだと思い、総まくり記述80問攻略講座を何度も何度もただひたすらノートに書いて覚えるまで繰り返しました。豊村先生が講義の中で言われたマル記マークも同じようノートに書きまくりました。もちろん覚えたことがそのまま本試験に出題された訳ではありませんが、焦ることなく解答することが出来ました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

総合講義を受講して他資格試験セレクト問題集を納得して理解するまで何度も繰り返すことに全力を注いでいましたので、そちらに殆どの時間をかけてしまい逐条ローラーインプット講座は手を付けることが出来ませんでした。本試験会場でアガルートの講座を受講した友人にばったり会ったのですが、逐条ローラーインプット講座は1条から解説されているし横書きで読みやすく条文ごとにランク付けもあるから整理出来るしとても良かったと会場にテキストを持ち込み試験開始前まで見ていました。そんなにいい講座なら利用すれば良かったと後悔しました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解は比較的得意分野でしたが、一般知識の政治・経済・社会が苦手でしたので文章理解の3問は絶対に落とせないとプレッシャーを感じていました。文章理解対策講座では問題パターン別に解法手順や問題を解くテクニックを学ぶことが出来てとても役に立ちました。特に文章整序問題で、選択肢を絞ったら文章全体のつながりと構造を確認する際に思い込みに注意と言われた時はまさに私の事だと気付かせていただきました。本試験で文章理解3問を含め一般知識全体で10問正解出来たのはプレッシャーを感じることなく本試験に臨むことが出来たからだと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は9月になってから受験しました。アガルートの他に他校の模試を会場で3回、自宅で市販の模試を6回受験しました。1年目の本試験の時に他受験生の問題用紙をめくる音や鉛筆の音で焦ってしまったので雰囲気に慣れるために会場で、解く順番や時間配分を落ち着いて決めるために自宅でと目的を決めて合計10回受けました。間違えたところはテキストと条文を見返しました。回を重ねるごとに問題を読むことにも慣れてきて設定時間より早く回答出来るようになりましたが、慣れてくると怖いのが読み飛ばしでした。途中で分かった気になり何問間違えたことでしょうか。本試験ではどんな問題でも最後の1文字まで丁寧に読むことを心掛けました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

直感を信じて豊村先生について来て良かったです。本当にありがとうございました。