受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

以前から興味はあったのですが、運転免許証以外に資格と言えるようなものがなく、50歳を目前にして何か資格を取ろうと一念発起して、どうせ取得するのなら多少ハードルの高い資格が良いと考えて行政書士の試験を選びました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1年目の受験で不合格となり、本格的に勉強しなければ受からないなと思い、有名な数社の予備校を比較した結果、その合格率の高さと、講義量の多さ、また、合格者様たちのインタビュー動画を拝見して、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

高校を卒業して以来、約30年ぶりに一念発起して行政書士の資格を取ろうと思い、始めた勉強。

当然、法律の勉強などしたことがなく、右も左もわからず、他社さんの簡易的なスマホ講座とフリマアプリで購入した数年前の教材を使用したり、YouTubeの無料動画を見たりで、重要判例の知識も皆無、六法すら購入しておらず、模試を受けることもしないままの丸腰の状態で本試験へ突入。

結果は、144点。

もちろん不合格。

合格率、約13%前後。

なんとかなるだろうと、完全になめておりました。

せっかく始めたのだから、合格したい。

そう思い、本格的に勉強しなければ合格できないなと、オンラインで受講できる予備校を探していて、アガルートと他数社を比較、検討しました。

選択の決め手となったのは、合格率と講義量の多さです。

豊村講師の講義は、ほぼ初学者の私には、とてもわかりやすく、講義自体も面白かったので、挫折することなく勉強を続けることが出来、必要な重要判例の知識や論点など、全く苦にならずに得ることができました。

講義量の多さに躊躇ってしまう方もいらっしゃるかと思いますが、それだけ、細かい部分まで丁寧に講義をしているという証でもあると思います。

ただ漠然と過去問を解いているだけでは得られない『理解度』こそが、本試験では重要なんだと思います。

本試験の問題は、年々、変わっていくのですから、過去問の知識+理解度を上げることが、合格への最短ルートだと思います。

講義量の多さに圧倒されないでください。

その講義を繰り返し学んだら、合格に必要な知識も理解度も得られることは、私が身をもって体験しましたので。

総合講義のご感想・ご利用方法

まず、憲法の講義では、重要判例の知識が必要不可欠ですが、一つ一つ、丁寧に事案を解説していただけるので、何が論点で、どのような解釈のもと結論に至ったのかなど細かく学ぶことが出来ました。

行政法においては、正直、あまり馴染みのないことでも、具体的な事案に置き換えて説明してくださったり、わかりやすい言葉で教えていただけるので、イメージがしやすかったです。

民法では、条文に沿った内容での例え話をしてくださるので、より身近に法律を学べて、とてもためになりました。

会社法は苦行でしたけどね。笑

逐条ローラーインプットでは、行政法と民法の条文に向き合い、条文問題にも対応することが出来るようになったと思います。

勉強方法としては、とりあえず全ての科目を一通り一周して、それぞれの講義をダウンロードして音声ファイルに変換して、毎日、移動中や僅かな空き時間でも聞いておりました。

また、問題集と併用して、苦手な部分や理解が足りていないなと感じたところは、テキストと講義動画を見直して、少しずつ克服していきました。

とは言え、すべての問題集を使用したわけではなく、A4サイズの問題集を何度も回して勉強していました。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

短答過去問集は、持ち歩きに便利で、隙間時間でも知識の補充ができるので、常にカバンに忍ばせて移動していました。

仕事をしている方々にとっては、わずかな時間でも工夫して学べるような教材になっているのも、嬉しい点です。

もちろん、他資格試験セレクト問題集をメインに周回するのですが、何回も解いていると問題の答え自体を覚えてしまい、一つ一つの問題の意味が薄れてしまうので、多くの問題を解くことにも意味があると思います。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述に関して、私はとても苦手でしたので、事案の整理や解答のまとめ方など、過去問を解き少しずつ身に付けていく事が大切だなと感じました。

とは言え、過去に出題された問題ですので、逆説的に、出題された部分は本試験では出ないと判断できるため、記述用に覚えなくて良いとテキストに書き込みました。

この記述の過去問題集に関しては、周回することはなかったのですが、記述問題として出題されるほど、重要な部分でもあるので、積極的に覚えるようにしていました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢の問題集は、一問一答形式の問題集ですので、五肢択一とは異なり、他の肢と比較して解答するわけにはいかず、正確な知識が求められる問題集だと思います。

これも、他資格セレクト問題集を周回させている合間に解くことで、より多くの問題に触れることが出来ますし、苦手な部分や曖昧なところが露呈するので、間違えた箇所を再度、講義動画を見直したり、テキストを確認したりするのに活用しました。

一つの問題集だけを周回させるより、たくさんの問題に触れることで、『答え』を覚えるのではなく、正確な知識を積み重ねることが出来るのだと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述に関して、本当に苦手意識しかなく、また本試験では、民法2問・行政法1問の計3問のみの出題しかなく、そのヤマを自分で探すのは、とても困難であると思うので、80問もの問題を想定していただけるのが助かりました。

また、80問もの多くの問題演習をすることによって、40字前後にまとめる練習にも繋がりますし、そもそも記述用に出題される箇所は、択一でも出題される可能性の高い部分でもあると認識できるので、その点でも有用でした。

特に重要だと思えたり、暗記したいと思った文言は、ルーズリーフに書き出してラミネートして本試験1ヶ月前くらいから、毎日、読み上げるようにしていました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

行政法、民法、どちらに関しても、六法での条文の素読をしたことがなく、条文知識の足りなさを感じておりました。

行政法では条文の一つ一つに、その重要度をランク分けして、覚えるべき大切な条文とそうでない条文を区別することによって、記憶量を減らすことにも役立ったと思います。

行政法は、特に条文知識を問われる問題が多いので、逐条ローラーインプットはとても重宝しました。

民法の分野に関しても、間違いやすい条文や、条文の細かな部分にもレジュメを用意してチェックをして下さるので、後で見返した時に、非常に助かりました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

来年度からは、試験科目が変更されるとのことで、文章理解が必要になるのかはわかりませんが、一般知識の出題の中では、出来るだけ正解しておきたい問題でしたが、講義動画の中でもおっしゃられていた『正答できる時と、全く出来ない時がある人』であった私にとっては、とても大切な講義でした。

と言うのも、超直前期であった他社さんの模試の一般知識で、まさかの足切りとなり、不安に押しつぶされそうになった時、この文章理解対策の講座と演習問題で不安要素を少しでも減らすことが出来たので、文章理解の問題に関しては、恐れることなく向かうことが出来ました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、他社の模試を計7回受けましたが、その模試の問題には波があり、過去問の組み合わせとしか思えないような得点しやすいような試験内容であったり、極端に難しい一般知識の問題があったりなど、自分がどれくらいの理解度なのかを計り知ることが難しく思えることがありました。

しかし、模試も回数を重ねることで、ある程度の位置を把握することが出来ましたが、アガルートの模試は割と難易度が高いように感じました。

模試の問題で間違えた部分を再度、見直すことによって、また知識を積み重ねることも出来ますし、本試験でのペース配分も想定することが出来ました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、田島先生の講義のおかげで、無事、合格することが出来ました。

本試験直後の自己採点で、合格出来た可能性が高いと思えたので、せっかく習慣になった勉強を継続しようと、司法書士の講座の申し込みをして、現在も挑戦を続けております。

これからも、きめ細やかな講義で、多くの方々に合格の喜びを与えてください。