受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在、保険会社で約款等の作成に携わっている。新しい保険商品を発売するには、国の行政機関に申請し、約款等の認可を受けなくてはならない。まさしく、仕事で行政手続法の内容を実施しており、仕事と行政書士の試験内容について、親和性が高いと感じ受験を決意した。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1回目の試験は、別の通信講座を受講したが不合格であった。この時は、費用が安い通信講座という理由で選択した。2回目は絶対合格しようと考え、費用にかかわらず講座を受講すると決め、ネットで色々な予備校等を検索した。通学は、通学時間がかかるため、候補より除外したため、通信講座に絞った。その中で、合格率を明示しているアガルートが目にとまった。アガルートは合格率を明示しており、また合格率が50%以上もあり、これであれば講座を信じてついていけば、合格できると考えたからである。

合格体験記・学習上の工夫

1回目の受験の際は、他の通信講座を利用していた。今思うと勉強はしていたが、民法と行政法が大事と講座の先生が言われも、特に気にすることもなく、過去問や市販の肢別問題集を周回すれば、理解がすすみ合格するのではと勝手に考えていた。結果、不合格であった。

2回目の受験の際は、自分の考えで勉強していても、合格率10数%の試験に合格できる訳がないと考え、合格率を明示しており、50%を超える合格率を誇るアガルートに申し込むこととした。ここで真面目に勉強すれば、私は受講生の合格確率50%の2人中1人(合格者)には入れると思ったからである。講師の言うことに耳を傾け、自分の考えは捨てるということを心掛けた。例えば、1年目は、過去問等をやるだけで、六法を引くということも知らなかったので、豊村先生に六法を引くという話がでたとき、六法は購入して手元に置き、すぐに引くものだと初めて知った(恥ずかしい話ではあるが)。また、総合講義と他資格試験セレクト問題集のジグザグ方式で勉強を進めていくと言われたので、これも愚直に実践した。LECの模試も進められて、7回(回数は多分)も受けた場合、3時間×7回=21時間必要であり、復習時間もあるので、セレクト問題集の周回に時間を費やしたいとは考えたが、こちらも申し込み、すべて解き復習もした。

このように豊村先生の教えを守り、努力した結果、合格することができた。

受験生に伝えたいことは、受験生は、豊村先生のような講師陣よりも試験に関わっている時間は間違いなく少ない。講師のいうことは、今までの蓄積であり、自分の勉強に対する考えは封印し、講師の教えを愚直に実践し、努力した人が合格に近づけるのだと思う。

最後に、試験の時期は、コロナやインフルエンザがはやる時期でもある。罹患して、受験ではないのは最悪であるので、体調管理には気を付けて頂き、無事に試験会場に辿りつき、今までの成果をぶつけて頂きたい。アガルートで合格するのを期待しております。

総合講義のご感想・ご利用方法

受験初年度に利用していたテキストは、薄かったため、自宅に総合講義テキストおよび他資格試験セレクト問題集が届いたときに、この2つの本の厚さに圧倒され、こんなに勉強することがあるのかと驚いたとの同時に、果たしてこれを消化できるのかという不安もあったことを覚えている。これだけの内容があるから合格率が高く、これをやりきれば、自分も合格できると信じ勉強を始めた。

私は、時間がもったいない(せっかち?)なので、普段から生放送でテレビを見ることは殆どなく、ニュース、ドラマ等、見たい番組を録画し、後追いですべて早送り視聴している。このため、講義もすべてはじめから2倍速で受講していた。私は、豊村先生の講義は2倍速でも全く問題なく聞けたので、時間を半分に節約できたと思っている。

視聴スピードに関しては、早送りしていたが、1回目の総合講義視聴とセレクト問題集のジグザク方式については、先生の教えのとおり、しっかり実行していた。2回目以降は、問題集のみ周回する方式で行い、正誤を問題文の上に、正解であれば赤ペンで、不正解であれば、青ペンで「正」の1画を書いて、理解している問題かどうかわかるようにした。赤ペンの画数が多くなっていれば、理解ができていると考えで、問題をスキップし、青ペンになったところで、解説を見ても理解が難しいところは、その部分の講義を再度聞き、理解できるように努める勉強法であった。

短答過去問集のご感想・ご利用方法

短答過去問集は、憲法・基礎法学、商法、民法など、科目ごとに冊子がわかれており、また厚さもそれほどないため、取り組みやすい教材に感じた。また、テキストの大きさも持ち運ぶにはちょうどよく、通勤電車で勉強している記述80の合間に、取り組んでいた。この過去問集に関しては、解くというよりは、繰り返し読むという方法で理解を深める勉強法であった。自分が考えた通勤電車の勉強の優先順位としては記述80>総まくり択一1000>短答過去問集であったため、この短答過去問集の回転数は決して多くはなかった。

記述過去問集のご感想・ご利用方法

記述過去問題集に関しては、試験で1回出題されたということがあるので、解くというよりも問題と模範答案を読み、何が論点であるのか理解に努めた。解説においては1.問題文の検討、2.知識の抽出、3.解答の作成とSTEPごとに分かれており、頭の中をすっきり整理することができた。また、1回では理解が難しかった問題は、付箋を貼り、期間をあけて再度読むことを実施することで理解がした。更に、採点項目と配点目安を確認することで、本試験の得点配分の感覚を掴むことができた。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000攻略講座は、一問一答となっており、短い時間でも、取り組める素晴らしい教材であった。また、こちらも記述80と同じで、テキストの大きさも持ち運ぶにはちょうどよく、主に通勤電車の往復で使用した。見開きの左側に問題、右側に解答があるため、ページをめくらないで、解答が確認できるとところが良いであるが、答えが見えてしまうので、1枚別の紙を挟み、1問解答する度に、下に紙をずらし、解答を確認していった。問題文の横に、問題ができたかどうか、事後に確認できるように、「正」の字を一画ずつ書き足していった。記載の方法は、正解した場合は赤色ペンで、不正解や理解ができていないと感じたときは、青色ペンを活用した。これにより、何回転もするうちに、赤色の「正」が多い箇所は、理解ができていると判断し、青色ペンがついている問題を中心に重点的に復習を実施した。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80攻略講座は、過去問題以外で、記述の特訓ができる素晴らしい教材であった。また、テキストの大きさも持ち運ぶにはちょうどよく、通勤電車の往復で、擦り切れるほど使った。問題を読み、周りに聞こえない程度に、小声で解答をつぶやき、解答後、ページをめくり解答を確認していた。通勤電車以外でも、バスに乗る際や旅行に行く際など、常に持ち歩き、外出先で勉強は主に、このテキストであった。試験の配点で60点もあり、記述の出来が本試験に合格できるか肝であると考えていた。このため、仮に、この記述80問から似たような問題が、本試験に出題されて解けなかったら、悔やんでも悔やみきれないため、必死にすべての問題に解答できるよう努力した。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーインプット講座の講師は、豊村先生でなく、田島先生であった。この講座を視聴した時期が、勉強の後半(多分7月頃)であり、聞き慣れた豊村先生でなく、少し不安な気持ちがあった。しかしながら、講義を聞いてすぐに、田島先生の解説がわかりやすかったため、大丈夫であると思った。講義の内容としては、先生は、1つ1つの条文を詳しく説明して頂き、また重要な条項には、S、Aとランク付けをし、少し重要度が落ちる条項にはBなど付けてくれるため、メリハリをもって条文を捉えることができた。さらに、赤、黄、青のマーカーペンを駆使し、条文に色をつけ、努力義務の規定は黄色、暗記すべき単語は青色、暗記すべき数字は赤色など、視覚的に条文を捉えるという作業があった。これにより、暗記すべき重要な場所も理解でき、とても役に立った。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解については、比較的、自信があったこと、また他資格試験セレクト問題集と講義の視聴を繰り返すジグザク勉強法を優先的に行っていたため、文章理解対策講座を取り組む時期は、勉強の後半(多分8月頃)であった。ペースとしては、3日に1問ぐらいの頻度で問題を解いていたが、比較的、正解率が高かったことから、第8問くらいで取り組むのをやめてしまった。問題は、国や東京都の採用試験等の問題が格納されており、非常に良問であると同時に、解答の解説が丁寧であるので、文章理解が苦手な人であれば、全部解いた方が良いと感じた。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、本当の試験の疑似体験ができるという点で素晴らしいものであると考えていた。この模擬試験は本当の試験問題のように作成されているため、実際の試験と同様に、自分が解こうと考えている順序で解くことを心掛けた。憲法の難易度が高かった場合、初めの憲法から解くとパニックになると思い、初めからは解かないようにしていた。実際、豊村先生も授業で解く準備が大事であると話していたかと思う。私のやり方は、一般知識を最初の問題として取り組み、文章理解まで、その順番で解答する。その後、最初の憲法に戻り、そこから残っている問題を順番に解き、最後は文章題を解くというやり方であった。一番重要と考える文章題に、最後にじっくり時間をかけるというのを心掛けた。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生および田島先生、本当にありがとうございました。

先生の講義ついていけば、合格できると信じ、勉強してきたので、合格できて最高でした。

豊村先生の合格者インタビューに行く予定です。いつもは一方的に聞くだけなので、対話するということに緊張しております。インタビューの際は、よろしくお願いいたします。

※田島先生の勉強以外の雑談が面白かったです。もっと聞きたかったです。