受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

僕は将来的に法曹を目指していく中で、最初から司法試験に挑むのには厳しいと思っていたので、ちょうどいい難易度の資格試験がないかと探していました。そのなかで、司法試験と科目が被っている行政書士試験は自分の望みを叶えてくれているため、目指してみようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

僕はインドアなので、学校に通って受講するタイプのものは合わないと思っていました。そんな中で、家にこもっていながら勉強することのできるアガルートは自分に合っていると思いました。また、価格が他に比べて安く感じられたのも魅力の一つでした。

合格体験記・学習上の工夫

最初の1ヶ月でインプットを終わらせました。この期間はひたすら動画と睨めっこをしていましたが、疲れた時には問題を解くことで気分を紛らわせていました。それが終わってからは過去問を何度も解くことで知識の定着を図りました。最初は半分も正解できませんでしたが、復習をするいい機会であると捉えて、正解した問題も全て条文とテキストで見返して、周辺知識の定着をするように気をつけました。

中でも、行政法、民法、憲法の3つについては判例の理論を丁寧に拾って、その核となる部分を捉えるようにしました。最終的には行政法と民法は20周、憲法は10周しました。商法については設立と機関の部分を中心的に勉強し、それ以外の部分は過去問に出てきたもののみ勉強しました。本試験でも3問取れていたのでこれで正解だったと思っています。基礎法学については、範囲を広すぎるので、動画でインプットをしてから、過去問を3周だけ解くことで対策を終えました。本試験でも2問正解することができたので、過度に恐れる必要はないと思います。一般知識は普段から新聞やニュースに興味を持って触れておくことで、得点源にすることができます。その際には、出てきた単語をアガルートのテキストで調べることで知識に深みが出ると思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

法律科目の講義は単調になりやすく、受講している側は疲れやすいのですが、アガルートの講義ではさまざまな工夫が施されていて、何時間聞いても疲れることがありませんでした。その一つの例として、画面にテキストを写してくれるという点が挙げられます。先生がどこについて話しているのかが一目でわかり、一緒に手を動かしながら話をしてくれるので、「自分も手を動かさなきゃ」という思いになり、講義を聞くだけで頭に知識が入ってきました。そのため、過去問を解きはじめてからも「ここであんなこと書いたな」というように体が知識を覚えていることが多かったです。

また、豊村先生のお話は初学者の私でもわかりやすく、具体例や特徴的なキャラクターを登場させることで印象に残りやすいものでした。本試験でも講義で話されていた内容が出てきた時には、走馬灯のように講義中の豊村先生の様子が流れ、正解の選択肢を選ぶことができました。

さらに、講義は細かく分かれていて、章ごとにタイトルがついていたのも学習に助かりました。問題を解いてわからない部分や、理解が浅い部分が発覚した際には、タイトルを見ることで効率的に勉強をすることができました。

総合講義には行政書士試験に合格するための知識が詰め込まれていると思いました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問は本当の意味で理解していなくても20%の確率で正解してしまうため、自分がしっかりと理解できているか不安でした。しかし、短答過去問解説講座では、自分の理解の深さを試すことができるシステムが整っていました。選択肢のどこが間違っているのかを先生の言葉で説明してくれるので、それと自分の考えが合致できるようになるまで「問題を解く→ 短答過去問解説講座を視聴する」を繰り返すことで知識が定着し、本当の意味で問題が解けるようになったと思います。最初はなかなか一致することはなく、挫けそうなことも多かったのですが、何回も繰り返すことで知識が定着して、結果として合格できたと思っています。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述問題は行政書士試験で一番の難関であると言っても過言ではないです。そんな記述問題を解く上で、自分を助けてくれたのが記述過去問解説講座でした。最初はどこから手をつければいいのかわからなかったのですが、知識の出し方や、下書きの書き方、書いた下書きを推敲する方法など、丁寧に教えてくれたおかげで、本試験でも恐れることなく問題に取り組むことができ、得点を取ることができました。

記述式の問題では論点をずらしてしまうと致命的ですが、その点に気をつけることができるようになったのも記述過去問解説講座のおかげだと思っています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験の勉強では条文をどれだけ読んだかが勝敗を分けると思っていますが、逐条ローラーインプット講座ではその点にフォーカスを当てた講座で、勉強がある程度進んだ時に行うと効果的でした。また、テキストは移動中などに何回も読み込むことで条文をそのまま覚えることができ、得点につながったと思います。特に、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法では条文がそのまま出る問題もあるので、繰り返し読むことで問題の正答率も上昇しました。隙間時間をいかに活用するかが合否を分けるので、効率のいい学習のために逐条ローラーインプット講座は欠かせないと思いました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験では一般知識でも足切りがあり、対策をしないまま試験に臨むのは避けるべきですが、一般知識で出題される範囲は広く、その対策に時間を取られるのは非効率的と言わざるを得ません。そんな中で、文章理解対策講座は3問の文章理解を確実に取れるようにしてくれるので、自分を合格に確実に近づけてくれたと思っています。テキストでは多種多様な問題が掲載されていて、自分が解ける問題と解けない問題のタイプを知ることができ、より的を絞って勉強することができました。文章理解対策講座は文章理解の問題を確実に取るための効率的な勉強に欠かせない講座であると感じました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

『択一式対策完成への問題』では行政書士試験で最も大きい割合を占める択一式問題をより高い精度で解けるようになるためにとても役に立ちました。過去問の演習だけではどうしても問題数が少なく、数をこなしていくうちに問題を覚えてしまったりしてしまう側面がありました。しかし、『択一式対策完成への問題』を活用することで、それを解消することができました。もちろん、その問題は難しいものが多く、最初はなかなか解けず、悔しい思いもしましたが、何度も解いてテキストなどで復習をすることで、段々と解けるようになっていきました。本試験でも民法は得点源になったのは『択一式対策完成への問題』のおかげだと思っています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験では本試験に近い内容、近い形式で自分の実力を試すことができたので、直前期の勉強に役立ちました。その中でも、一般知識は時事問題的な内容も含まれるので、今年の予想問題を解くことができたのはいい経験でした。この経験は本番でも試験問題を見ても焦ることなく取り掛かることができました。また、模擬試験の問題を解く中で、自分がわかっていない分野を知ることができたのも良かった点だと思います。初見の問題を解くことができなければ本試験では合格できないので、そこに注力したトレーニングができたので合格につながったと思っています。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生の講義のおかげで合格することができました。ありがとうございました。