受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在、地方公務員として働いています。子ども子育て支援関連の業務を担当しており、目まぐるしく変わる法制度に自身の理解と事業所への説明に四苦八苦しています。しかし、私はどんなに法や業務を理解してもいずれは異動で去り行く身…。行政書士として事業所への説明や許認可、申請支援ができたらと素晴らしいことだなと思ったのがきっかけでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士を目指そうとした時に、限られた時間で計画的にやることを考え、まず、独学は選択肢から除外しました。何からどのように何を目標としてといったノウハウが自分にはなく、それを調べるところからとなると膨大な時間がかかると思ったからです。そして通学も仕事上なかなか難しく、最終的には通信を選びました。合格実績も素晴らしく、フォロー体制が充実していること、合格特典があることに惹かれてまずは資料請求をし、豊村講師の講座受講を決心しました。

合格体験記・学習上の工夫

目標は2023年11月試験での合格で、勉強を開始したのは、2023年1月からでした。平日は2時間以上、土日祝日は6時間以上を目標に勉強しました。

まずは、総合講義と問題集のジグザグを徹底的に進めていきました。その際に六法の読込み・書込みは欠かせません。特に民法は択一式においても記述においても六法に記載されているキーワードが重要となります。また、書込みを行うことでこれだけ勉強したのかと勉強量の見える化に繋がり、モチベーションの維持に貢献していました。『5月の連休を目処に一周を』というのが豊村講師のお話でしたが、私は5月いっぱいまでかかりました。1・2月に民法、3・4月に行政法、5月に憲法というようなスケジュールです。商法はまだ一回も見ていませんでした。なお、2周目からは、曜日で科目の設定をしました。月火で民法、水木で行政法、金に憲法、土に商、日はフリーとして1週間の調整やゼミの視聴をしていました。

模試は8月から2週間に1回程度のペースで市販のものと会場模試を受けました。点数で一喜一憂せず、会場での雰囲気に慣れること、勉強のペースメーカーにすることを意識していました。

なお、商法は商法・設立のみ講義を聞き、模試出題されたものを確認するに留めました。一般知識は、講義はそこそこにニュース検定のテキストを読み、模試で出題されたものを確認しました。

最後に、私の勉強において必要な文房具は、以下のとおりでした。

・4色+1ボールペン(黒、赤、青、緑、シャーペン)
・蛍光ペン(ピンク、青、緑)※蛍光ペンは文字を見やすくするため、淡い色をオススメします。
・チェックペン(ピンク、青)
・チェックシート(赤、緑)
・100均に売っているフィルム状の細い付箋

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村講師の講義はわかりやすく、楽しく勉強を進めることができました。また、わからなくなったときでも、チャプターが細かく分かれているため、復習しやすかったです。

勉強を開始しした直後は、頻繁に総合講義を聞いてインプットに重点を置いていましたが、試験当日に近づくにつれて、講義を聞く機会は、過去問や模試を解いて、間違えたところや本当にわからないところのみとなっていました。自分の勉強の成果ではありますが、少し寂しかったです。ただし、この【間違えたところや本当にわからないところ】というのはしぶといもので、中々付箋がとれませんでした。そんなときには自分なりに噛み砕いて理解する必要があるかもしれません。実際の事例を調べて、あてはめてみると納得できることも多かったです。

過去問や模試で間違いやすいところには、付箋を貼るとともにその過去問の番号や選択肢、ページ数などを書いておき、逆に過去問集や模試には講義テキストのページ数を書いておくと、復習がスムーズに行えます。最初は面倒と思うかもしれませんが、コツコツ続けていくと復習のし易さに将来の自分が楽をできます。直前期に焦るよりも余裕を持ってコツコツとやるのがオススメです。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最初から最後まで活用させていただきました。総合講義プラスαの知識を得たように感じました。

また、持ち運びしやすい大きさの過去問集なので、職場や出かける際にも持参してこまめに問題を解いていました。

特に、民法と行政法は、まとまった勉強時間以外に、平日の昼休みに30分間、過去問を毎日解いていました。【間違えたところ、わからないところに付箋を貼る→家に帰って復習→翌日の昼休みに付箋の箇所+新しい過去問→また付箋を貼る又は剥がす】を繰り返していました。家に帰って復習の際には、林講師の講義動画を視聴し、それでも理解が難しい場合には総合講義に戻るようにしていました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述だけではなく択一式の知識の確認にもつながりました。択一を根拠と確信を持って解ける知識がなければキーワードは出てきませんし、事案の検討に行き着くことができません。記述が解けないということは、まだまだ知識が甘いのだと考え、総合講義に戻るようにしていました。あとは、40文字程度に収めるため等のテクニック的なお話も重要でした。

私は、8月頃から記述過去問に取り組み始め、一日一問を目安に解いていきました。その際には制限時間を10分と決めていました。記述過去問だけではなく、模試の問題も取り入れて、新しい問題にも取り組むように努めました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

民法の逐条ローラーの視聴は、時間の都合上断念しましたが、行政法の逐条ローラーはすべて視聴し、チェックペンとチェックシートで暗記もスムーズに行えました。田島講師の雑談も息抜きになり、おもしろかったです。本当は六法に直接書き込めれば良いのですが、六法の紙質とスペースではチェックペンがうまく活用できず、メモにも限界がありますので…。六法を振り返ったときには、田島講師がこんなこと言ってたなと思ったり、逐条ローラーの講座を視聴しているときには、豊村講師もこんなこと言ってたなと思ったら、復習と暗記にとても役立ちました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

おかげさまで本試験では3問中3問正解の満額回答でした。もともと、文章理解は公務員試験受験当時にも得意としており、あまり心配はしておりませんでした。しかし、随分と時が経っておりましたので、初心に帰ってひととおり視聴させていただきました。法律系科目と違って、暗記すればどうにかなる問題でもなく、考えれば考えるほど迷宮入りしてしまうものだと思いますので、「考え方」「解き方」を田島講師に学ぶ講座だと感じました。このほか、9月頃からスー過去を活用して毎日1問は文章理解に触れるようにし、10分の制限時間を設けて問題に取り組んでいました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義ではあまり触れられていないものにも、接することができました。解説において丁寧に説明してくださるので、そのまま講義テキストに書き込みを入れていました。また、通常の過去問のみを解いていて、問題を暗記してしまう場合があるので、こちらの択一式対策の問題を解くことで更なる知識の構築に資するものと思い、過去問を回していく際には取り入れていきました。ただし、知識が定着していない時期から特には難しいので、過去問3周目くらいから解き始めたように思います。あくまでも知識の補充として活用しており、全問正解することを目標とはしていなかったため、付箋の貼り付け等は行いませんでした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他の予備校の模試と併せて8月からのペースメーカーとして活用しました。2週間に1回程度の頻度で模試を受けており、アガルートの模試は、10月に解きました。ひとつひとつの科目にかける時間を制限して、何から解くのが良いのか、何に時間をかけるのかを意識していました。問題も作り込まれており、解説も丁寧だったと思います。法律科目ももちろん重要ですが、一般知識の新しい問題を解けることがよかったです。模試の話からは逸れますが、その年に出題されるであろう時事問題等を厳選した一般知識の問題集を作っていただけるとなお嬉しかったなあと思います。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

アーカイブ配信を視聴していました。テキスト1周目が終わり、少し落ち着いた7月頃から視聴を始めました。時期としては遅いと思いますが、復習も兼ねて民法と行政法をひととおり勉強することができました。知識の定着に大いに役立ちました。さらには憲法もひととり復習することができてとてもよかったです。ゼミの一回の配信が4時間(1時間×4回)なので、まとめて見ようと思うとなかなか時間がとれませんでしたが、土日祝日等仕事がない時に地道に視聴していきました。実際に参加するゼミ生としては、仕事の都合上参加は困難だったと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村講師には大変お世話になりました。お会いすることはできませんが、行政書士を志し、豊村講師に出会えたこと、そして一回の受験で合格できたことを幸運に思うとともに、感謝申し上げます。ありがとうございました。