受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在会社員をしていますが、将来的に土地家屋調査士での開業を目指しており、その際に農地転用申請等が行える行政書士とのダブルライセンスを持つことで、幅広いニーズに対応できると考え、行政書士試験合格を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2022年度の土地家屋調査士試験を受験した際、アガルートアカデミーの講座を受講して、一発合格をすることができました。その際、アガルートアカデミーのカリキュラムが充実していたため、行政書士試験受験も、アガルートアカデミーで受講しようと考えました。また類似資格の合格特典で割引があったことも、きっかけの一つになっています。

合格体験記・学習上の工夫

前年度の土地家屋調査士試験の結果を待ってからの申し込みとなったため、2月からの受講となり、ほかの受験生からは少し遅れを感じながらのスタートとなりました。よって、ますは受験までに約1000時間を確保することを目安として、土地家屋調査士学習時の帰宅後2時間の習慣に加えて、早起きして出勤前の1時間を学習時間にあてることにしました。

私の法律関係の学習経験は土地家屋調査士の不動産登記法と民法しかなく、それが少しは役に立つと期待していましたが、行政書士試験の方が幅広く深いため、ほぼ学習しなおしとなりました。初学者にとっては六法を読むことすらハードルが高かったのですが、豊村講師の仰る学習四天王(テキスト・六法・過去問・問題集)をリンクしながら学習することを忠実に実践することで、段々と自分の知識として築き上げることができました。

行政書士試験の学習は長期の学習になり、範囲もとても広いことに加え、SNSのほかの学習者の情報などから、「今の学習内容で十分かどうか」、「ほかの人はもっと手広く深くやっているように見える」など、不安になりました。しかし、初学者としてはあれこれ考えても仕方がないので、まずは謙虚に豊村講師の言う事だけを信じ、アガルートのテキスト・問題集のみで学習を進め、そして必要だと思ったときに、他の模試や問題集を追加することで十分合格できました。

また試験においては、点数にして6割を取らないといけませんが、逆に4割は間違えてもいいことを念頭に、深追いせずにとれるところをしっかりとるように進めることで、見直し時間の確保等、余裕をもって挑むことができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

まず初学者にとっては、学習方法(学習四天王など)をしっかりと説明してから講義に入っていくところは、とても役にたちました。その後の講義でも、それをベースに、リマインドを交えた解説を入れていくことで、学習方法自体がしっかり身についたことが、学習を進めていく上での基礎となったとおもいます。

講義は長丁場でしたが、学習者の興味を引く楽しくて勢いのある動画講義に加え、チョイチョイYoutubeに引き込むあたりも、長期学習のマンネリ化を防ぐことができてよかったです。内容についても、過去問を中心にどのように知識を入れていくかなどのコツが伝わり、また商法や会社法、一般知識などの幅広い学習範囲の中で、どこに力を入れていくべきかなどの戦略的な解説もあり、少ない学習時間の中で、効率的な進め方ができたと感じます。

またインターネットで動画やテキストを見ることができる点は、生活のいろいろな場面で隙間時間を有効活用でき、おかげで旅行や帰省しても学習を進めることができ、学習できない不安感を解消することができました。動画に加え、しっかりした紙のテキストがある点もメリットで、やはり学習したことを書き入れて、付箋を貼ったりすることで、すぐに見たいところに到着でき、視覚的に把握しやすかったです。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義の中で、過去問学習の重要さを説明していましたので、一度一通り解いて動画を視聴した後で、確実にわかるレベルまで繰り返し解いていきました。講義では、その過去問の重要性や、再出の可能性などの交えて、丁寧に解説頂いていましたので、過去問を繰り返し解く上でもメリハリがつき、極度な深追いが防げる意味で、効率のよい学習ができたと感じています。

過去問を解く上では、全体を3回程度回して解き、その後は自分のウィークポイントや何度も間違える問題を重点的に解いていき、確実に解けるまでやりこみました。解く上では、応用されることも考え、なぜそうなるのかを理解することに努めました。そこでは四天王をリンクして整理してきたことが非常に役に立ったと思います

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式については、短答式の知識がしっかり身についてさえいれば、それを文章にするだけと考えていましたので、そこまで根を詰めて学習はしませんでした。まずは過去問を自分で解いてみて、間違えたポイントを、四天王を使って確認して、理解することが、記述式のみならず、短答過去問を含めた、総合的な理解を深めることに役に立ったと思います。講義の方は、文章にするためのコツを、いろいろなパターンに当てはめて解けるような形で解説していただき、文章に起こす力を養うことができたと思います。実際の試験では、単語を度忘れして焦りましたが、他の短答式などを見直しながら、粘り強く考えることで、何とか合格点を勝ち取れたと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

『択一式対策完成への問題』解説講座については、民法の問題を幅広く網をかけて解答スキルを上げてくれることはもちろんですが、過去問だけをやっていて、不足があるのではという不安感を解消してくれる位置づけだと思います。心理的には、司法書士や公務員試験などの問題集を買ってしまいたいと思うのですが、講師陣が厳選してまとめてくれているものがあることで、見事にその衝動を抑えてくれました。

基本的には過去問と合わせて繰り返し解きながら、最終局面では自分のウィークポイント及び何度か間違えた設問を重点的に四天王に戻って学習することを繰り返し、より民法の理解を深めることに役だったと感じています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模擬試験は1回分しかないので、本当の直前期まで取っておいて、10月後半に解いてみて、最終的な自分の実力確認と、ウィークポイントの把握に使いました。それまでは9月ころからLECの模擬試験にも応募して、試験の雰囲気に慣れるとともに、問題を解く戦略を実践しておりました。その集大成として、アガルートの模擬試験を最後に解きましたが、他の模擬試験に比べると、奇抜な問題は少なく、実際の模擬試験の延長にあるような問題が設定されており、実戦に近いような形で解くことができたと思います。また自分で添削から採点をすることによって、より戦略的な考え方ができるようになったと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

法律系の資格初学者で、少し出遅れてのスタートでしたが、豊村先生の言う事を完全に信じておおよそ10か月学習を進めてきました。私の性格上、「これだけやれば大丈夫」と言ってもらえるのは、非常にあっており、おかげ様でわき目もふらずに効率的に学習を進められたと思います。

最終的には、これだけやってダメならもう才能なしなので、来年は受けないと自分で思うところまでやり切りました。おかげ様で合格を勝ち取ることができ、感謝しています。