受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

法律家になりたいと思い、大学は法学部に進学しましたが、法律の難しさに挫折した経験があり、いつかリベンジして勉強したいと考え、行政書士試験に挑戦することを決意しました。また、会社でも実務で法律を扱うこともあるため、その知見を養いたいとも思い、今回挑戦するに至りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

今回の予備校の選択にあたり、以下の3点を重視していました。1点目は、オンライン講座であることです。私は会社員で学習ペースが一定に確保しにくいため、自分のペースで学習できるオンライン講座で受講したいと考えていたためです。2点目は、教材が網羅的に試験範囲をカバーしていることです。アガルートの教材は99.8%のカバー率を誇り、かつ表形式で整理されいるページが多く、分かりやすいと感じました。最後に、講師との相性が良かったことです。豊村講師の講義はとても分かりやすく、何故そうなるかという理由付けも教えてくださるため私にはぴったりの相性だと感じられたことが挙げられます。

合格体験記・学習上の工夫

行政書士試験は初受験でしたので、初めは豊村講師のスケジュール通りに勉強を進めようと思いました。しかし、働きながらの勉強でしたので徐々に遅れが出てしまい、まずはインプットに注力することにシフトしました。講義を視聴し、板書のみならず、理由付けやロジックをテキストに全て書き込み、情報の一元化を徹底しました。内容が分かるまで講義を何回も繰り返し視聴し、テキストを見れば全て思い出せる状態を作り出しました。やはりこの進め方だと時間がかかるため、講義は基本1.5倍速から2倍速で視聴していました。アウトプットに関しては、基礎講義で1科目のインプット完了後に、過去問を解いていきました。分からない問題については、解説およびテキスト確認、解説動画を視聴し、理解を進めると共に、基礎講座テキストに不足知識を追記し、情報の一元化を行いました。そして、過去問のテキストにもピンクのボールペンで追記を行い、赤シートで隠して後で再度解けるようにしました。試験日まではこれらでまとめた基礎講座テキストと過去問を復習する形で進めていきました。過去問で分からないものは付箋を付け、2回連続で正解できたら付箋を外し知識の定着を図りました。

総合講義のご感想・ご利用方法

法律という取っ付きにくい学問をいとも簡単に噛み砕いてストーリーに見立ててしまう豊村講師の講義はとても分かりやすかったです。まずは全体のイメージを付けてくださった上で具体例からストーリーを作ってご説明いただけたので、理解がスムーズでした。また、立法趣旨から、何故こういう結論になるのかという理由付けをして頂けたので、力技で覚えるのではなく、理解しながら覚えられるので、全体的な覚える量を軽減できたことは勉強の効率化に役立ちました。

他方、講義自体も短いチャプターに分割されており、集中力が持続するような工夫も有り難かったです。肯定的な表現に赤色、否定的な表現に青色の下線を引く形でテキストの色分けを行っていただいたり、定義には黄色のマーカー、重要箇所には赤色のマーカーですみ分けていただけたことも基礎講義のテキストを見直す際にとても復習しやすかったです。見るべき情報を探したりする時間が一番無駄だと思うので、大変助かりました。

勉強の方法としては、1科目を一通り講義を視聴し、途中内容で分からないところは何度も繰り返し視聴して理解できたら先に進むようにしていました。それが終わったら問題を解く形で進めました。学習の順番は、民法、行政法、憲法、一般知識の順番で、行政法に比重を掛けて取り組みました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答式過去問解説講座については、過去問で正解している問題についても全て解説を視聴しました。正解したとしても、法的思考プロセスや知識に誤りがないか確認しながら足元を固めていました。その上で間違った問題は、林先生の解説を聴き、正しい結論と理由付け、法的思考プロセスを書き起こし、理解を進めていきました。林先生のロジックはとても理解しやすく、難解な問題に初めて出会ったときにも肢を切るのに大変役に立ちました。また、講義の中で類似する肢が過去に問われていることを林先生が教えてくださったため、頻出の知識か否かを確認できました。過去問は問題ごとにランク付けされている点も非常に良かったです。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述過去問解説講座は、問題の事案の把握、論点知識の抽出、解法パターンを習得することにとても役立ちました。まず記述は正確な事案の把握と何を答えなければならないかを理解しなければ得点に繋がらないため、林先生の図解とご説明を基にそれに努めました。次に答えるべき内容に対して、論点知識を自身で抽出できなければならないため、解説の知識の抽出、基礎講義のテキストを中心に確認を行い、すぐに抽出できるよう整理を進めました。そして、問題がどのような解法パターンで記述すべきかを林先生の解説を聴き、全てのパターンを覚え、すぐにアウトプットできるように練習を行いました。特に、行政法で訴訟類型を全て検討し、消去法で適切な訴訟を選択する方法は有益でした。この方法で本年度試験の第44問は難なく記述することができました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

入門総合講義には民法のみが付属されていますが、他資格の問題でより知識が深まりました。民法は行政法に比べ過去問数が少ないため、この問題集で知識を補完することができました。また、同じ知識を答えとしていても、他資格の問題であるが故に、問題の聞かれ方や切り口が異なり、本試験で聞き方や切り口を変えられても対応できる力を養えたと思います。本試験では以前と同じ問題は出題されないことから、過去問以外の問題でも演習を行いたいと思っていたこと、実に厳選された良問が揃っており、知識に無駄がないことがこの教材の非常に良かった点でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は直前期の9月に本番と思って臨みましたが、得点は180点に届きませんでした。これが契機となり、追い込みに拍車が掛かりました。今思えば、このときに合格点に届いていたら安心してしまい、勉強ペースを緩めてしまっていたかも知れないので、結果的に合格点に届かなくて良かったです。模擬試験は、知識の定着の確認、苦手分野の抽出、解く順番と時間配分のシミュレーションにとても役に立ちました。豊村講師の丁寧な解説のおかげで直前期でも慌てずに着実に理解を進めることができました。点数に一喜一憂せず勉強を進めれば、これからまだ伸びるということでしたので、最後まで走り切ることができました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村講師、林講師最後までサポートいただきありがとうございました!これからもたくさんの受講生の支えになっていただければ幸いです。