受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

福祉施設で仕事をしており、その時に利用者の方の成年後見人が行政書士の方であったことが、行政書士という仕事を知るきっかけとなりました。法律を学ぶことで利用者の方の権利擁護へも繋がるのではないかと言う思いがきっかけで目指そうと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

最初は独学でやってみようと思いましたが、やってみてすぐに独学では難しいと判断しました。ユーチューブの体験講義を聞いてみて自分にあった講師の先生を探していたところ、アガルートの豊村先生に辿り着きました。

合格体験記・学習上の工夫

勉強法に関しては、とにかく豊村先生の仰っていた学習法を意識して行なっていました。「講義を聞く→過去問を解く→講義を聞く→過去問を解く」の繰り返しを行なっていました。できるだけ早く全科目1周目を終わらせることを優先し、理解不十分なところがあっても、1周目が終わるまでは、前に進むこと(講義を聞き終わること)を重視しました。全部理解してから、次の講義に進もうとすると進行に遅れが出るため、かえって春ごろにプレッシャーになることが予想されたからです。

具体的には、講義が1テーマ終わるごとに、該当範囲の過去問を解きました。5肢択一の過去問は問題ごとに正解不正解のチェックをすると同時に、より重要視したのは選択肢ごとに判断できたのかどうかです。不正解の選択肢をチェックして後でわかるようにしておくのはもちろんですが、選択肢ごとに正解できた場合でも、正解の根拠まで理解できた選択肢なのか、それとも理解・記憶は曖昧だけど、たまたま正解したものなのかを分けて、たまたま正解できた選択肢には×を入れて後で見た時にわかるようにしておきました。そして、テキストの該当箇所にマーカーを引き、過去問で問われた論点だと言うことをわかるようにしておき、どのように問われたのか書き込んでおきました。最初の1回目は時間がかかりますが、これが重要だと思います。

法令科目は4月上旬に講義を聞き終え、その後は、過去問を繰り返し(科目によりますが民法・行政法・憲法は10回以上)定着をはかりました。理解記憶がある程度固まってきたのは9月ごろだったと思います。

模試も初学であったため、アガルートの模試1回と他社の模試2回計3回に抑えました。数が多くなるとその分復習も大変になり、暗記のために使う時間が削られると考えたためです。

「手を広げず、過去問テキストを中心に同じ教材を何度も繰り返す」これが合格への近道であったと感じています。

総合講義のご感想・ご利用方法

豊村先生の講義は、YouTubeで拝見した時から、話のテンポ、豊富な板書でわかりやすく、眠たくならない講義だと思っていました。2022年の12月末から講座を受け始めたのですが、ガイダンスで豊村先生が仰っていた順番で民法→行政法→憲法→商法→一般常識の順で講義を受け始めました。できればゴールデンウィークごろを目指して、講義を聞き終えようと言うことも意識して計画実行しました。民法と行政法は分量も多く終わったのは3月上旬ごろだったと記憶していますが、「まだ2科目しか終わっていないのか」と言う気持ちでした。しかし、行政法の最終講義の終わりに豊村先生が「民法・行政法は行政書士試験における圧倒的ツートップの最重要科目です。これを終えたみなさんは合格という壁のてっぺんに手を引っ掛けてることができている状態です。まだ科目は残っていますが、後もう少しの踏ん張りで壁を乗り越えるところまで来ています。頑張ってください!」と言ってくださり勇気が湧きました。

いただいた勇気を糧に、その後もゴールデンウィークの終了を目指して講義過去問の繰り返しを行いました。

ゴールデンウィークが過ぎた頃の終了だったと思いますが、先生から教えられた計画どおりに終了できたことで、その後の繰り返す時間が取れたことは大きかったと思います。主要科目だけでなく、商法・会社法を繰り返す時間が取れたことは試験の後になってわかったことです。今年の本試験は行政法と憲法が難しく、点数が模試の時ほど伸びまでんでした。特に憲法は得意な方だと思っていましたが、本試験では1点しか取れませんでした。しかし、不得意な商法・会社法で4点取れました。これは、商法・会社法を捨てずに、勉強する時間が確保できたからだと思います。

豊村先生の計画どおりに学習をしていけば、合格に近づけること間違いなしです。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義の聴講に時間がかかったので、短答過去問の講座は全て視聴することはできまでんでした。しかし、間違えた問題や、解説をみても理解できない問題、自信のない問題があった時に解説を聞くようにしました。

林先生の解説動画を見ることで、難解な民法の事例も図解を使ってわかりやすく解説してくださり理解・記憶の定着に繋がりました。また、問題の中でも「この選択肢は、重要でないし、もう出題されないので復習不要」「この4つの選択肢を中心に復習してください」「この選択肢は勉強が進んだ秋頃に理解できれば大丈夫」などプロ目線で分析した知識を教えてくださりとても良かったです。ある程度勉強が進んでくると、過去問を解く時間がないときは、動画を流しっぱなしで問題をイメージしながら解説を聞くだけでも記憶に残ると思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式過去問解説講座は、択一の勉強がなかなか終わらなくて、全ての講義を聞くことはできませんでした。しかし、記述式過去問題集の林先生による解説が素晴らしく重宝し、3〜4回は繰り返し読んだと思います。

何が素晴らしかったかというと、問題に対する解答と知識のポイントが書かれているだけでなく、その解答に至るまでの思考過程が詳細に書かれていたことです。字数を合わせるためにどの文言を削り最終的な答案になるのかまで書かれている問題集は他にないのではないでしょうか。

解説を読むことで、問題文のどのワードに注目しそのワードからどの論点にたどり着き、解答にはどのキーワードを書くべきかがわかりやすく書かれていました。その思考過程を繰り返し読むことで、択一で理解できなかた全体の繋がりも理解することができ、択一の力も伸びていったと思います。また、本番でも44点記述で撮ることができたので大きかったと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

択一式対策完成への問題の解説動画を全部見る時間は確保することができませんでした。しかし、問題集の方は使用しました。豊村先生も仰ってましたが、民法に関しては、過去問だけでは問題数(演習量)が不足するので、問題集を解くことは必須だと思います。

使用時期は、総合講義の民法の動画1テーマ終わるごとに過去問集と併用して解いていました。過去問では問われていないテーマもあり、テキスト知識の定着になりました。人によっては、余裕のある時期にやるという方法もあると思いますが、学習範囲が多いことに比較して過去問数が少ない民法に関しては過去問と同時並行で行うやり方がテキストの理解に役立ったと、振り返ってみて思うところです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、夏ごろに送られてきて、お盆に挑戦しました。やる時期を悩みましたが、秋に入ると他社の模試も始まるので、現在の自分の知識の定着度合いを確認するためにも早めに受けました。結果は想定した点数にはー20点くらい届かず、悔しい思いをしました。しかし、今の自分の実力を知ることができ、悔しい思いをその後のバネにできたことはよかったと後々気づくことになります。解説動画を見ながら模試の復習を行い曖昧な知識を確認しテキストをチェックしました。

模試の後は、再び過去問を繰り返し定着をはかりました。秋に受けたた他社の模試(2回)では2回とも択一のみで180を超える結果が出たので、夏に早めに模試を受けて悔しい思いをしもう一度、奮起したことがよかったと思います。

まだ実力がついてないから、と模試を夏に受けないでいたらいつまで経っても実力はつかなかったかも知れません。早めに自分の現時点での実力を知ること、合格までにどのくらい差があるのか知ることが大切だと思います。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

豊村ゼミは民法・行政法・憲法のテキストを使用して、豊村先生がテキストの重要箇所を質問し、生配信の受講生の方が質問に答えていくという形式で進められていました。私は生配信の受講ではなく、後日配信される授業を聞く形での受講でした。

最初の受講では、先生の質問に対し該当箇所のテキストを見ながら答えを探していくやり方で受講していましたが、2回目以降はテキストは見ずに、家事などをしながら耳で受講し、先生の質問に自分で答えを口に出すというやり方をしていました。答えられなかったり、間違えた問いに対してはテキストを開いて確認するようにしていました。

豊村ゼミは2回目以降はテキストを見ずに、先生の質問に対して「思い出そう(想起しよう)として、答えていく形で活用することが力がつくやり方なのだろうと思いました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生の講義は情熱的で、わかりやすかったです。1回目で合格できたのは、先生の授業と最初に合格までの勉強スケジュール、勉強法方を教えてくださったことが大きかったです。ありがとうございました。