受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

私が行政書士試験を目指した理由は、自分が大学で勉強した法律の知識を活かして、資格の獲得をしようと考えたからです。そして、その中でも、行政書士試験は他の法律系試験に比べ、比較的挑戦しやすいと感じたために受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーの講座を選んだ理由は、何よりもまず、合格率の高さです。また、問題集などが付属しており、講座のみで合格に必要な要素を全て網羅している点も魅力に感じました。その上で決め手となったのが、他の予備校と比較して、比較的安価で合格特典が存在したからです。合格特典がモチベーションを高く保ってくれると考えたこともあり、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

合格を目指すにあたって、受験まで半年を切っていたこともあり、しっかりと計画を立てて学習を進めていく必要があると考え、ガイダンスでの一年間の学習スケジュールを基に、テキスト学習を4ヶ月で完了し、残りの期間で、過去問や模擬試験などの問題に取り組むという方針を立て、そこから更に、今週はここからこの範囲までをやる、というように細かいスパンに分けて学習を進めました。このやり方でなんとか、講義の一通りの受講、テキストを振り返り、問題集をこなし終えることができました。

また、その中で、私の場合、大学時代に民法と憲法に関しては一通り学習していた一方で、行政法については、不十分な点も多く、商法に至ってはほとんど学んだことのない状態でした。そのため、この2科目、特に試験で比重の大きな行政法に力を入れました。

その他に、試験を受けるにあたっての大きな懸念点として記述問題がありました。これに関しては、講義で記述の出題予想を取り上げて貰えていたので、そのページをテキストの表紙に書いて、そこを繰り返し見返して暗記しました。このやり方だと、一々テキストをめくっていく必要があるため、見ていく途中に目についた、忘れていた箇所や気になった箇所を見返すことができ、これが基礎固めにもなった考えています。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義は、全てを合算すると、大変ボリュームがあるものの、一つ一つは短めに作られており、説明も具体例を用いるなど、わかりやすかったです。また、テキストも細かく区分けされており、それぞれに出題頻度が設定され、記述出題予想などの講義内の補完も併せて、重点的にどこに取り組むべきかが振り返りやすい構成になっていました。加えて、講義において関連する項目が出てきた時には、すでに学習した範囲の時にはその範囲を振り返るように、未学習の内容の場合にはどこでもう一度出てくるのでその際に確認するように、ということを逐次説明してくれるので、相互のつながりが理解しやすかったです。

私は、より先に学習を始めた人に追いくため、また、同時に通常の速度では少しゆっくりだと感じたため、基本的に講義を1.5倍速で受講していましたが、先ほど述べたように丁寧でわかりやすいため、基本的にはその速度でも学習に支障は一切ありませんでした。一度では理解できない箇所もありましたが、そこは繰り返し聞くことで疑問を解決してから次に進みました。

そうして、既に自信のあった文章理解以外の一通り講義を受け終わった後には、テキストをもう一度見返し、頻出箇所を中心に全範囲の振り返りを行いましたが、この際、テキストだけでは理解できなかった箇所については講義を聞き直すことで、内容の定着を目指しました。なお、特に範囲が広く、記述が存在する民法と行政法では記述の出題予想の箇所を見返すついでにその関連箇所もチェックすることでより何度も反復学習を行いました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は講義を一通り聞き終えた後、振り返りを行うのと同時並行で短答過去問題集に取り組み始めました。具体的には問題を解き、わからなかった箇所や間違っていた箇所は解説とテキストで、それでもわからなかった場合は解説動画や講義を見て解決し、そしてある程度の分量を解き終えたら再び定着しているかをやり直して確認する、と言うやり方でした。この際、問題集には出題頻度が示されていたため、低いものはある程度妥協し、高いものの定着を優先しました。また、択一式の問題を解くにあたって意識したこととして、間違いの選択肢のどこが間違えているのかと言う点を確認する、ということがあります。特に選択肢のうちの一つが紛らわしいパターンが多いのでそこの区別をしっかりつけられるようにしました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述問題は私が最も力を入れたところでした。短答問題集と同時に記述過去問題集を解き始めたのですが、最初に解答した時、私はほとんど何も書けなかったからです。

その理由は2つあり、一つは記述できるほどに充分に内容理解をしきれていなかったという点で、もう一つは文章をどのようにまとめれば良いのかがわからなかったと言う点です。

前者に関しては解説を読み内容を理解し、加えて講義で学んだ出題予想の箇所を繰り返し見直し暗記することで対処しました。後者は問題集の解説部分にどのようにすればまとめられるかが過程を含めて細かく書かれており、それを参考にして覚えた部分をアウトプットできるよう要点を整理しました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

択一式対策問題集については、私は短答過去問集と同時並行で行いました。解き方についても、問題を解き、その後解説を確認しなお疑問があれば解説動画の視聴や講義の再確認を行うというように同様のやり方で行いました。これらの問題は、他試験のものであっても、行政書士の試験で出てくるものに類似したものがピックアップされており、短答問題集の方でも取り組んだ、他の選択肢がなぜ間違っているのか、という学習方法も行うことができました。民法の過去問題集の問題数は行政法のものよりも量が少なかったのですが、この問題集はそれを埋めるのに充分なボリュームがあったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

私は模擬試験を講義を聞き終え、問題集を解いた後に取り組みましたが、正直にいうと、きっちりと時間を測って解く、その後にどのくらいの点数を取れたか確認する、ということをしませんでした。本番にどのようにして出題されるのか、ということを確認するためにも、最初から最後まで一気に解くことはしましたが、途中でトイレに行ったりするなど他の問題集を解くときと同じように挑みました。ただし、模擬試験の問題は講師の先生方が考えた、本番で出題されそうなものを選んだものであるので、振り返りについては他の問題集よりも力を入れて取り組みました。特に記述問題については、テキストの出題予想の箇所と併せて繰り返し確認しました。