受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

現在はシステムエンジニアをしておりますが、定年退職を3年後にひかえ、定年後の生活に不安をおぼえました。昔読んだ漫画で法律(特に民法)の知識を使って窮地を乗り越えるといった話があり、法律を学びこれをセカンドキャリアに活かそうとおもい行政書士をめざしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

平日昼は勤務中であるため、休日や早朝夜間に勉強をするにあたってオンデマンド型の講義ができる予備校を検討し、サンプル講義を聞いてこれならとおもったのと、2023年の試験をターゲットとして1年半以上前から勉強開始できるのがアガルートでしたので私の要望に一番マッチしておりました。

合格体験記・学習上の工夫

私の場合、アウトプット重視で勉強をすすめました。アガルートのアウトプット教材は過去問集のみで、それを学習1週目でメモだらけにしてしまい2周目をまわせなくなってしまったので、市販の「肢別過去問集」と相賀先生のインプット講義動画の組み合わせで2周目以降をまわし、それを6週ほどして基礎知識の定着をはかりました。

(講義動画は1周するにもかなり時間がかかるため、2周目以降は理解があやしい部分のみ倍速で聞くようにしました)

このような状態で2023年夏を迎え、模試を受けようとおもいましたが、アガルートの模試は1つのみであったため、これも市販の模試本を使って合計4回模試を受けました。1回目は7月に受けたのですが、記述と文章理解が全く解けなかったので(この時点ではまったく勉強していなかったので当たり前ですが)8月から記述と文章理解に力を入れるように勉強をすすめました。

このような状態で直前期を迎え2回めの模試を受けたところ、1回目よりも点数はあがりましたが合格点には届きませんでした。そこで市販の記述問題集と5択の過去問集を追加購入して勉強をすすめ、10月にアガルートの模試を受けたところぎりぎりで合格点に達することができ、それ以降はひたすら知識があやしいところを暗記するようにしました。

総合講義のご感想・ご利用方法

私は相賀先生のクラスを選択しました。テキストを最初に見たときは分厚くて覚えられるかとても不安だったのですが、相賀先生のメリハリのある講義のおかげで「ここは暗記しなければいけない」といったポイントをおさえることができました。私は(先にも書きましたが)1週目でアガルートの過去問集をメモだらけにしてしまい、過去問集を周回できなくなってしまった関係で市販の「肢別過去問集」を2周目以降のアウトプット教材のメインとして勉強をしました。相賀先生の講義は1回が約10分と短めで設定されていて、理解があやしいところを何度も繰り返し聞くことができるので、大変重宝しました。逆に十分理解できて過去問もすんなり解けるようになったところや、相賀先生が「ここはサクッと」と言われていたところは3週目以降はとばしたり、スキマ時間を利用したり、とにかく限りある時間を有効に使用することができました。相賀先生は行政書士業務も日々こなされているようで、現場の生の声を聞いているような感じで、興味を持って講義を聞くことができました。あと、相賀先生の講義は「民法を分厚く構成している」とのことで、そのおかげか今回の試験は民法が満点でした。とても感謝しております。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私が使い方を間違えてしまったのか、1週目でアガルートの過去問集をメモだらけにして2周目以降をまわせなくなってしまったので、2周目以降は市販の肢別過去問集をメインのアウトプット教材として使用しました。解説講座は1週目はすべて聞きましたが、2周目以降は間違った問題のみの解説を聞く形で勉強しました。林先生の講義も相賀先生同様メリハリがあり「これは2度とやらなくてもいい」とアドバイスがあったところは✗印をして、肢別本で間違えた問題をアガルートの過去問集で確認して✗印がついていたら無視するといったようにメリハリある勉強ができました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私の場合、行政書士初学者で択一対策でかなり時間がかかってしまい、記述対策は直前期の直前に初めたような感じで、この講義はあまり活用することができませんでした。申し訳ありません。記述問題を解こうとしても、択一の知識が定着していないとまったくといっていいほど問題が解けなかったため、とにかく相賀先生の講義の中で「これは記述でもでるかも」と言われていた箇所や行政事件訴訟法の訴訟選択のようなテッパンな問題(?)は落とさないように、市販の記述対策本にも出ているような問題は丸暗記する方法で勉強したところ、そこそこ模試の記述も解けるようになっていました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

私は2023年の夏まで相賀先生の総合講義と肢別過去問集でどちらかというとアウトプット重視で勉強をしていたため本講義はほとんど受講することができませんでした。(後回しにしてしまって結局時間がなくて受講できませんでした)

結果としてインプットは相賀先生の総合講義で手一杯な感じになってしまいました。勉強を開始した当初は、初学者ということもあり2022年の7月から勉強を開始したのですが、総合講義1周ではまったくといっていいほど知識が定着しておらず、2周しても全然だめだったので、3週目からは肢別本を解いてから間違った箇所の講義を何度も(ときには倍速で)聞くという勉強をしました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

こちらの講義には大変お世話になりました。相賀先生の総合講義にも文書理解はあったのですが、その講義だけでは文書理解の過去問を解けるようにはならず、田島先生の「小手先のテクニックに走らず文章理解から逃げない」といったアドバイスのおかげで文章問題に正面から取り組む姿勢ができたように思えました。アウトプットとしては、直前期からですが市販の5択問題集の文章理解過去問もあわせて勉強しました。田島先生の講義を何度か聞いたところ、過去問が解けるようになり本試験でも文章理解は満点でした。感謝しております。ありがとうございました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

こちらの講義も結果として受講することができませんでした。理由は先にも書きましたが、相賀先生の総合講義をまわして基礎的な知識を定着させることを主眼として、相賀先生の総合講義と肢別過去問の周回に重きをおいて勉強したところ、本講座まで手がつけられませんでした。申し訳ありません。今になって他の方の体験記を拝見していると大変ためになる講義のようで、少々後悔しております。ただ、民法に関しては、相賀先生の総合講義が私には一番相性がよかったように思えます。そのおかげか本試験では民法満点でした。ありがとうございました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試に関しては、アガルートは1問のみであったため、この1回の模試をどのタイミングで使うか悩みましたが、結局市販の模試本を購入してアガルートの模試は10月の本当の直前で使いました。私は市販も模試本(3回分)とアガルートの模試(1回分)の計4回を

1回目: 7月下旬

2回目: 8月下旬

3回目: 9月下旬

4回目: 10月下旬

というように使用しました。1回目は122点(記述0点)と散々な結果でしたが、回を追うごとに点数はあがっていき(記述はざっくりな配点ですが)アガルートの模試ではぎりぎり合格できるかくらいの点数で、本試験では186点と模試の結果のとおりギリギリで合格することができました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

今回の試験は民法に救われた気がします。(民法で満点とれていなかったら不合格だったとおもいます) それも相賀先生の民法の講義動画のおかげです。感謝しております。ありがとうございました。