合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

本業である住宅建築工事の受注が新型コロナ感染症等の影響で激減し、将来的に見ても工事業一本で生活していくことが困難であることが見込まれ、新たな事業を展開しなければならない必要性を強く感じ、自身の努力次第で無限の可能性が拡がる行政書士業に焦点を当てた。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

一年目はユーキャンの講座を受講したが、内容的に不安があり別の通信講座を検討した際、不合格なら返金のフォーサイトと合格なら返金のアガルートとの二択で迷ったが、絶対に合格してやるとの決意とYouTubeで拝見した豊村先生の講義を、自分も是非受けてみたいと感じたからです。

合格体験記・学習上の工夫

ユーキャンで臨んだ初学一年目は4月から学習を開始し7.5ヵ月で計1101時間をかけたが合格に届かなかった。

アガルートで臨んだ今回は2月から学習を開始し9.5ヵ月で計1246時間の量をこなした。

合格するには時間総量よりも内容と理解力、そして集中と回転の速さが重要であると考えた。

そして先ず、学習を再開する前に一年目の敗因を徹底的に分析し民法の攻略を最重要課題とする戦略を立てた。具体的な数字で言うと

(1)民法の択一と記述で50点以上取る事。

(2)民法の択一は9問中7問取る。

(3)民法の解答時間は25分以内。

以上の3つだ。

教科全体の習熟度としては、本試験までのスパンをみて、第一関門を5月末、第二関門を8月末に設定し学習を進めた。具体的には

(1)5月末までに全科目を2周し市販模試を一回解くこと。

(2)8月末には模試で合格ラインを突破する程度まで仕上げること。

(3)9月以降は模試で記述抜き180点超えをキープすること。

当初2月~3月の2ヵ月間で全体の復習を一度終え記憶の再起をし、4月の一ヶ月は民法強化月間として条文の成り立ちや関連性、派生まで踏み込んだ。これにより民法の全体像が掴め始め、俯瞰的に見られる感覚が芽生えてきたのは大きな成果であった。

模試に関しては、REC模試パック(7回)伊藤塾公開模試(2回)アガルート(1回)

市販模試(4回)の全14回解いたが、科目別及び分野別の分析をした成果が大きかった。

例えば行政法では(法理論・手続法・不服法・訴訟法・国賠法・地方自治・総合)、民法では(総則・物権・債権・親族相続)と、苦手分野の把握を早いうちに掴むことが重要であると思う。また、解く順番や時間配分、前日からの行動パターンの分析、昼食の献立による脳内活動の分析等も大切であると感じた。

その他、本試験の独特の緊張感に対する対策として、フードコート等での学習(人が大勢いる空間で問題を問く事)で集中力を養成する訓練も成果があった。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

正直、民法克服のためガッツリ基礎から固める必要があった自分にとっては、教材が届いた時点で「あぁ、やってもうた(汗)」と思いました。

が、しかし、コンセプトとしては早急に全体像を把握し問題を解くことに尽力すべき上級者向け講座である訳なのですから、部分的に弱点を把握出来ている受験生ならそれ相応の対応策をとり得る事を考慮したら、大変効率的に学習を進められる講座であったと思いました。視覚的に頭に入れ、イメージとして記憶し、重要論点は講義動画を視聴しながら書き込み、短時間でのインプットと問題を問いて記憶から抜けた部分の再インプットをひたすら繰り返すことしか記憶の定着には道がない事を思えば、これこそが最短ルート アガルートでした。自分は他のテキスト等も併せて活用させて頂きました。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

初学一年目の挑戦で、判例問題が弱いと実感し、何としても克服しなければと痛感していたので、大変お世話になりました。司法(裁判官)はどんな考えで判決を下し、或いはどのような感覚からどんな理由を導き出し、また、過去の判決を覆すに至るまでにどれだけ心の葛藤があったのか等、心理学的にも人間行動学的にも大変興味が沸くようになりました。試験対策として一番大きかったのは、どのような争訟が発生した場合、司法(裁判所)はどのような判断を下すことになるのかという感覚が何となく想像できる程度にまで世間の常識が身についた事ですね。あと、豊村先生の講義がとても面白く、学習していて楽しかったです。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

過去問BSは、民法3周{4月下旬(720分)・7月下旬(440分)・11月初旬(320分)}、商法3周{5月初旬(150分)・9月上旬(115分)・11月初旬(105分)}、行政法3周{5月下旬(850分)・7月下旬(450分)・11月初旬(420分)}、憲法2周{5月上旬(190分)・11月初旬(145分)}、基礎法学1周{5月上旬(75分)}、情報通信個人情報保護法1周{5月上旬(170分)}、政経社0周、多肢・記述0周。

厳選問題だったと思います。前年度に市販のLECウオーク問を使用して本試験形式の5肢択一形式の対策をしておりました。それに比べるとアガルートの冊子の方は解説が詳しく載っており、また、判例の解説も詳細でありましたので、一層理解を深める事が出来ました。 ただ、如何せんリベンジ組にとっては前年度に数周解いた経験から、やや新鮮さに欠ける印象は否めず、どちらかと言うと補助的な使い方ではあった感が拭えません。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

民法4周{6月後半(1205分)・9月上旬(930分)・10月上旬(915分)・10月下旬(725分)}、商法1周{10月中旬(155分)}、行政法4周{6月下旬(715分)・9月上旬(560分)・10月上旬(505分)・10月下旬(365分)}、憲法3周{9月上旬(350分)・10月上旬(300分)・10月下旬(245分)}、情報通信個人情報保護法1周{10月下旬(75分)}、政経社0周。 感想として、1周目は正直言って大変キツかったですが、周を重ねる毎に最もチカラがついた事は間違いありません。これ抜きにして合格はあり得なかったと、つくづく実感しております。特に司法試験と国家総合職の問題は行政法にせよ民法にせよ大変難しかったです。今回上級ライトコースであり、各問題の解説講義が無かった事は少々残念でした。解説を受けられていれば、理解までの時間が短縮され、周回数も増し初見問題への対応力も一層上がっていたのではないかと思います。因みに商法・憲法に関してはあまりにも難しいと感じた問いは2周目以降は解かずにスルーしてました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述対策は、正直取りかかるのが遅かったと実感しております。

初学一年目、最初に目にしたTACの「みんなが欲しかった!行政書士の40字記述式問題集」こんなの絶対無理ぃ~!!逆立ちしても書けなぃ~!!と、正直思いましたから。それ以来の拒絶反応。

今回も後手後手にまわり、結局手を付け始めたのは8月もお盆の手前8/10の夕刻、ひぐらしのなく頃に、ふっと気付いた時には何かに取り憑かれるように総まくり80問攻略講座の紙面を開いておりました。「為せば成る 為さねば成らぬ何事も」の心境で、何とか第一歩を踏み出した訳でございます。それから先はもう進むしかなく、最初は1日1問、そのうち2問ずつ3問ずつと読み進め、8月中にテキスト1周を終えました。その後、直前期に突入した事もあり、毎晩ベッドの中で寝る前に3問程度ずつ読み込む習慣を築き上げました。今思うと、記述対策は早く始めるに越した事はないとつくづく実感します。というのも、記述の解答例に触れると、それ以降の学習において条文並びにテキストの見方が激変するんですよね。このキーワード要注意とか、この条文のこの言い回しは要暗記とかが見えてくる。この事は、これから受験する方々に声を大にして伝えたい。

他資格試験過去問ベストセレクションと並び、これ抜きにして合格はありえない逸品でした。本当にありがとうございました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

実を言うと、合格年の模試(市販模試も入れて全14回戦)のうちで最も成績の悪かった回がアガルートの模試でした。仕上がり具合を確認する為、8月末に実施したのですが、記述抜きで146点しか取ることが出来ませんでした。

直前のLEC到達度確認模試第2回では記述抜き216点、直後のLEC第1回全国公開模試では記述抜き196点でしたが。

ですけど、解説講義を視聴しながら、ある意味この時期に課題と弱点ポイントが見つけられたのはラッキーだったなと超ポジティブに捉えてこの先の学習に活かす為に分析を施しました。 再度解く事はしなかったのですが、直前期を前にして良い刺激になりました。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

初学一年目からちょくちょくYouTubeで豊村先生の講義を目にし、また合格者系YouTuberさん達からの評判も耳にしており、一度この先生の講義を受講してみたいと思っておりました。一番の魅力は嫌みのないところでしょうか。こんな先生に中学高校時代出会っていたなら、決して好きでもなかった歴史や現代文、政治経済社会の授業がずっとずっと楽しく興味も湧いて、下手すると理数系ではなく文系の道に進んで公務員になってたのかもなと思いつつ、それならこの年齢になってまで国家試験何ぞ受けずとも行政書士になれたんじゃんと、人生の悪戯に心狂わせてる自分がいるのも事実です。ともあれ、今回リベンジに燃えた二年目受験生でしたが、学習が辛いなんてちっとも思いませんでした。逆に楽しかったです。

出来る事なら、この先も行政書士の実務講座などで豊村ゼミを開講して頂けませんでしょうか。2月からの9.5か月間ありがとうございました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生、自分出身が池袋(要町)なんすよ。今は宮城在住ですが、ちょくちょく地元の中学野球仲間なんかと神宮観戦とかブクロ飲みなんかもしてるんで、今度どっすか?山手通り沿いの、たちばな鮨なんて同級生っすよオレの。。。それと、先生の着てるTシャツどこ行ったら買えるんすか?なんかチャラいメッセージに見えるっすけど、元高校球児の硬派な令和5年度合格者でした。それでは失礼いたします。