合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

私は、新卒で製薬会社に営業職(MR)として就職しましたが、業界としてMR削減という流れがありました。もし仮に自分に会社の看板が無くなった時、何も残らないのではないか?という不安にかられました。そこで何か自分に肩書や手に職をつける事ができるものがないか探しているところ士業の国家資格が目に入りました。その中で、出会ったのが行政書士です。
行政に関わる許認可や書類作成等、業界に関わらず様々な業務がありますので、色んなビジネスと掛け合わせる事が出来る行政書士に魅力を感じ受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

決め手は、カリキュラムの充実度と豊村先生です。法律初学者の私には、基礎的な知識がなく、0から地道に積み上げていく事が必要でした。アガルートでは、行政書士試験の膨大な試験範囲を90%以上(入門総合カリキュラム)網羅していますし、定期的なオンラインコンサルティング(悩み相談等)がありますので、初学者でも安心して取り組む事が出来ると考えました。講師の豊村先生は分かりやすく具体例や噛み砕いた説明をしてくださるので、初学者でもしっかり理解しながら学習を進める事が出来ると感じました。
また、動画講義特有の一方的な講義ではなく、要所要所で問いかけ等がある為、参加型の講義を体感することができ、長い勉強期間も楽しみながら受講できると思ったからです。一つ一つの知識に納得感を得ながら習得したい方には非常におすすめだと思います。

合格体験記・学習上の工夫

  1. スケジュール管理
  2. 知識を各科目1つテキストへ集約
  3. 隙間時間の耳学です。
  1. 私は、一人暮らしで家事・仕事をしながらの受験の為、可処分時間が限られておりました。その為、長期(6か月)中期(3か月)短期(1か月、一週間)といったようにそれぞれ目標を立て、課題をこなしていくスタイルを取りました。ここで意識していたことは、達成可能な範囲での目標立案とスケジュールよりも前倒しで課題を取り組む事です。人間ですのでだらけてしまう事や病気で寝込む事、仕事の残業等、様々な要因で計画通りにいかない事がほとんどです。自分が立てた目標を達成できないと自己嫌悪に陥りモチベーション低下に繋がる可能性もありますので、達成可能な範囲での目標立案をしておりました。
    また、計画はあくまでも計画で、余力があれば次の日の課題を取り組んで進捗に余裕を持たせておきました。
  2. 行政書士試験は膨大な知識が必要になりますし、教材量もかなり多いです。直前期になると出来るだけ短時間で効率的に知識を定着させなければいけません。その時に知識が散らばっていれば、探しだすのにも時間を取られますし効率が下がります。
    その為、私は各科目1つのテキストに知識の集約をしていました。過去問や模試で得た追加の知識は該当の箇所にメモとして追記しました。そうすると、復習の際には一度にまとめて周辺知識を整理する事ができますので、より深く理解する事が出来たと感じます。その取り組みを勉強開始時より継続しておりましたので、応用問題への対応力の向上に繋がったと感じます。
  3. 社会人の方は如何に隙間時間を活用出来るかが合格の鍵だと考えます。私は営業職で車移動の時間が多いのですが、音声講義を隙間時間に有効活用しておりました。耳学は机に向かって勉強を始めるよりもハードルは低いですし、隙間時間の活用に最適です。
    講義の耳学タイミングは講義を視聴した次の日です。流し聴きをする事で昨日の講義を頭の中で整理する事ができます。講義以外では、YouTubeでアップされている各科目の条文読み上げ動画がオススメです。法律に慣れる手段としても耳学は最適で、繰り返し聴くことで法律特有の言い回しを自然と習得できたと感じます。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

動画講義と教材の分量は非常に多く、最初は戸惑いました。正直どこから手をつけて良いのか?毎日どのぐらいの進捗をすれば計画通りに進めることができるのか?分かりませんでした。
その点、アガルートではYouTube等で豊村先生が学習の流れを教えて下さったので、どのぐらいのペースでカリキュラムを消化していけば良いのか全体像をつかむ事が出来たと感じます。私は、前倒しで取り組む事で心に余裕が生まれると感じる派でしたので、学習のスケジュールは個別に立て、仕事以外の空き時間は全てカリキュラムの消費に努めました。
1周目は全体像をつかむ事を目標に講義を視聴し、3か月程度で民法・行政法・憲法を終えました。ちなみに、過去問は動画を視聴した後すぐに取り組んでいく形で進めております。主要科目の動画講義・過去問を終えたら講義2周目に取り掛かり、1周目の骨組みに少しずつ肉をつけていくイメージで視聴しております。講義は非常に充実しておりますし、初学者でも理解が出来るよう噛み砕いた説明で楽しく学ぶ事が出来ました。
ただし、より一層知識の定着や深い理解をするには、テキストの読み込みが必要になると感じております。その為、科目ごとに骨組みができた後は読み込みも取り入れると落とし込みができ、自分の知識となると思います。読み込み部分で分からない所は改めて試聴しながら学習を進めると良いかもです。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

ご担当されていたのは、林先生でした。最初は一貫して豊村先生が担当いただいた方が知識整理の観点で混乱しないのでは?と不安要素でした。しかし、メイン講義と異なる先生が担当される事で、新たな視点から知識を吸収する事が出来ましたし、より知識の精度が上がったと感じております。
私の勉強の進め方は、一度は全部動画を視聴するという事です。もちろん解説を見なくても理解出来る問題はありますが、予備知識を入れるという意味では一度は視聴する事をおすすめします。過去問2周目になると、分からない問題のみもう一度解説動画を視聴すると良いと思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

本試験において、記述は民法2題と行政法一題の計3題です。点数は300満点中60点と配分が大きい為、疎かにできません。ほとんどは過去に出た5択問題の肢からの出題になると思いますが、勉強の可処分時間の点から効率よく勉強する事が必要だと考え受講を決断しました。
講義では、出題されそうな論点が記述形式で80題選出されて、記述問題対策として文章の構成方法や言い回し等を習得する事が出来ます。今までテキストで学んできた内容と同じものもありますが、横断的な知識の整理として非常に有効なものです。
勉強方法として、私は10回以上回す事を意識していました。同じ内容を繰り返す事で、この文章で何が問われているのかを瞬時に理解し、その解答を頭の中で構成する瞬発力がつくと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

知識の深さを高める点では非常に有用だと感じました。司法書士や国家総合職等の他資格の過去問ですので、行政書士試験で出題されておらず、テキストでは触れられていない内容も確認する事ができます。よって、応用力をあげる事ができますし、行政書士の本試験で問われる「見たことのない問題」に対する耐性がつくと思います。
私は、この問題集を8~10回取り組みました。その際、解説文を読み問われている条文等を確認し、六法へ蛍光ペンでマークをするようにしておりました。行政書士民法の過去10年分の問題数は90問程度と少ない為、アウトプットする機会が非常に少ないです。その為、日々の勉強に市販模試やこの問題集を積極的に取り組み、知識に深みを持たせる事が良いと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本試験と同程度の難易度で、力試しには非常に有用と感じました。冊子の大きさも本試験で用いられている冊子と同じですし、会場受験ではないですが本試験同様の緊張感を持ちながら実施する事が出来ると思います。
ちなみに、私は模擬試験を10月頃に実施しました。実施時期は皆さんの勉強の進捗度合いに応じて取り組むのが良いですが、おすすめは10月です。
本試験数か月前と言うと、緊張や不安で気持ちが不安定になりやすい時期でもあると思いますので、点数によりモチベーションが維持しにくいです。
逆に10月は直前期なので、模擬試験の結果がどうであれ「やり切るしかない‼︎」という気持ちになっています。その為、10月に実施する方がモチベーションの上下がしにくいと私は感じます。

講師へのメッセージ

豊村先生のおかげで一発合格をする事が出来ました。本当にありがとうございました。
リモート講義であっても豊村先生の熱量は強く感じましたし、自分のモチベーションの維持に繋がり、最後まで走り抜ける事が出来ました。大変お世話になりました。