合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

会社員だった夫が結婚後に家業を継ぐことになり、継ぐためには夫の両親がそれぞれ取得している資格を私達が取得する必要がありました。そのため夫は夫の父が取得している資格を、私は夫の母が取得している行政書士を目指すことになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

今回5回目の受験だったのですが、妊娠出産が重なり、2回目受験後3回目を受験するまでに4年の間があいてしまっていました。その4年の間にも落ち着いたら再度挑戦したいという思いがあり、隙間時間にYouTubeで講義を見たりしていました。
その中で豊村先生の講義に出会い、今度受験する際はアガルートアカデミーを受講しようと決めていました。

合格体験記・学習上の工夫

3人目の子供が産まれて半年後頃、3回目の受験を意識し始めました。まだ夜中の授乳や、上の子供達のお世話もあり、仕事もできることは手伝っていたので勉強時間を充分に確保するのは難しいことは分かっていました。そのため、「2年かけて合格する!」という目標を立てて、2020年の受験を決意しました。4年のブランクがあるものの、2度受験経験があったのでどの講座を受講するか悩み、アガルートアカデミーにメールで受講相談をしました。ご丁寧な回答をいただき、入門総合カリキュラムを受講することに決めました。
予想通り、座って勉強する時間はほとんど取れなかったので、ワイヤレスイヤホンでひたすら講義を聴き続けました。家事しながらはもちろん、送迎の車内や、子供の寝かしつけの時も講義を聴いていました。1周聴き終わると、2周目からは1.5倍速で聴くようにしました。しかし明らかにアウトプットの時間が足りていませんでした。特に記述式は、聞かれていることは何となく分かるもののどのように文章にしていいのか分からず、2020年の試験結果は158点で不合格でした。
2021年は中上級総合カリキュラムを受講しました。前年の反省を踏まえて隙間時間に少しでもアウトプットの時間を取るように心がけました。2021年の本試験では、なかなかの手応えがありましたが、思った以上に記述式の点が伸びず8点足らずで不合格でした。
もしかしたら合格かもしれないと発表の日まで思っていたので、2022年の試験勉強に取り掛かるまでに心の整理が必要でしたが、「絶対に今回こそ合格する!」という強い思いで頭を切り替え、上級総合カリキュラムを申込みました。今回はかなりアウトプットに時間を割くようにしました。
前年合格まであと8点という所まではいけていたので、5月頃から市販の模擬試験をやり始め、試験までにアガルートの模擬試験を合わせて9回やりました。最後まであまり時間の取れない中での勉強でしたが、絶対に合格したいという強い思いがあったからこそ、今回合格することができたと思います。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

私は2020年に入門総合カリキュラム、2021年に中上級総合カリキュラムを受講しており、基本講座のテキストはある程度持っていました。
図表まとめ講座はすでに持っているテキストとは違い、たくさんの図表が載せられています。コンパクトにまとめられているだけあって、基本的なところがちゃんと理解できていないと、図表を見ただけでは「?」となってしまうような表もありました。そのため、豊村先生の講義を聴いて表に書き込んだり、自分が以前から使用していた基本テキストの内容と照らし合わせて、自分が分かりやすいようにマークや書き込みをすることで、見ただけで頭に入りやすい図表を完成させました。
覚えにくい所や、自分の苦手な所の図表をコピーしてトイレやキッチンなど、目の付くところに貼ったりすることにより、別の範囲や別の科目を勉強しているときでも忘れないようにすることができました。
私は学生時代から暗記科目が大の苦手だったので、文章を図式化させて覚える癖がありました。行政書士試験は範囲が広いうえに、図式化させて覚えたいけれど文章が難しくて図式化しにくいところがあったので、この図表まとめのテキストは私にはとてもよかったと思います。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験では毎年たくさんの判例が出題されるので、「START UP判例」解説講座は普通の講義では触れられないところまで解説してもらえて判例の理解にかなり役立ちました。講義もとても面白いので、勉強しているうちにどんどん色んな判例に興味が出てきて、勉強の息抜きとしても聴くことができました。
1つの判例の中で、似たような判例や似ているのに判決が違っている判例などを比較させてもらえたことが、理解の定着につながったと思います。古い言い回しの文も、分かりやすい文の方で解説していただきとても理解しやすかったです。

行政書士試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

自分で過去問の中から「この問題はもう出ないだろう」という判断をするのは難しく、あまり重要ではない問題にまで時間を使ってしまっていました。
行政書士試験過去問ベストセレクションは講師の方々が選んでくださった問題を解くことができるため、座って勉強する時間がなかなか取れない私にとって、とてもありがたかったです。
はじめは最初から全て解き、間違ってしまった問題に付箋を貼って、次に解く時は付箋が貼ってある問題だけ解いていきました。問題だけでなく、あやふやだった脚にも「?」をつけておくことで、もう一度解く時同じところで理解がとまっていないか確認することができました

他資格試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

2021年に受講していた中上級総合カリキュラムでも他資格試験過去問集があり、活用させてもらっていました。
今回の上級総合カリキュラムではベストセレクションとして問題が抜粋されていて、時間を有効に使うことができました。なかなか他資格の問題を見る機会がなかったのですが、資格によって問題の出し方に傾向があり、行政書士の試験の問題に慣れていると聞かれ方が違ったり、解答方法が違ったりで同じ分野の問題でも新鮮に感じることができました。また行政書士試験よりも難易度が高いと言われている資格の問題がスラっと解けたりすると、自信にもつながりました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

2021年の試験では記述式の点数が8点しか取れず、どうにかして、もう少し点数を取れるようにならないと合格は難しいと思っていました。
私は文章力がなく、話し言葉としては思い浮かぶものの、ちゃんとした法律用語を使って40文字程度の文章にすることが苦手でした。これはたくさんの問題を解いて慣れるしかないと思ったので、今回はこの講座を早い段階で解くようにしました。間違えた問題は、裏紙などに正解を何度も書きなぐり、法律用語や言い回しに慣れるようにしました。
そのお陰で、少しずつ40字程度の文章が書けるようになりました。本試験では26点とあまり点数が伸びなかったのですが、この講座を早めからやっていなければ、今回も不合格になっていたと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

今回はアガルートアカデミーの模擬試験のほかに8回分の模擬試験をやったのですが、アガルートアカデミーの模擬試験は9月中旬頃にやりました。子供達のお迎えの都合上、本試験と同じように3時間通して時間をとるというのが難しかったので、他の模擬試験もそうだったのですが、法令科目(記述式を除く)を2時間、一般知識等と記述式で1時間として時間を分けて2日がかりで解くようにしていました。
私はアガルートアカデミーの模擬試験では合格点に達せなかったのですが、落ち込むことはせずに、間違えた問題をちゃんと理解できるように復習し、本試験ではなくてラッキーだった!と思うようにしていたのが合格に繋がったのではないかと思います。

講師へのメッセージ

3年にわたり、ほぼ毎日のように豊村講師の講座を聴いていたので、勝手に親近感を感じております。勉強が思うように進められないことがあると、絶対に合格して豊村講師に合格の喜びを伝えたい!と合格者インタビューに自分と豊村講師が並んでいる絵を思い浮かべ、モチベーションをあげていました。
今回合格することができ、それが実現すると思うと本当に嬉しいです。ありがとうございました。