合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

前職が日本に住む外国人に対するサービスを提供する会社で、日本企業で働く外国人の受け入れサービスの構築・営業を行なっていた際に行政書士の方々を知りました。今後またそのような業界で外国人サポート業務を行なっていきたいと考え、受験の挑戦を始めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受験初年度は、よくわからずインターネットで安価で評判も良かった他校でトライしましたが、残念ながらテキストをほぼそのまま読むスタイルでは全く頭に入らず、2022年の受験を決めた際には、せっかく学ぶのであれば根本から講義でしっかり教えてくれる予備校を探していました。講義時間数がしっかりあることから興味を持ち、豊村先生のサンプル講義を聴いて、即決しました。

合格体験記・学習上の工夫

3度目の受験でしたが、前2回の受験では勉強時間の確保はできておらず、2022年は、うーーーっすら民法・行政法の知識が残っているレベルで2月から勉強をスタートしました。今年は退職しており勉強する時間がありましたが、時間があることによる中弛みの時期もしっかりありました。私の場合、合格に辿り着いた一番の要因は9月以降の直前期です。
まず、2月からは示されているように民法・行政法・憲法・商法の講義を聴きまくりました。取り組む時間がしっかり取れたので、この講義をきくプロセスは問題なく取り組めましたが、過去問とのジグザグを意識したものの過去問の正答率は低く、一巡した後の5・6月は進みが悪かったです。パックに入っていたということで、4月5月に逐条ローラーインプット講座を受講しました。
おそらく豊村先生の講義と過去問を一巡しただけの自分のレベルの知識の定着であれば、これはその時期にやらなくても良かったと思います。講義と過去問2巡3巡した方が知識の定着に有益だったと思います。記述の対策には、他校の問題集を買いました。しかし使い始めたのが7月でした。こちらも4月くらいに一度やれば良かったと反省しています。直前期ですが、記述が書けないところからのテキスト・講義への復習はフワッと理解した気になっている箇所の記憶の定着に効果的でした。10・11月は基本に立ち返って行政法・民法(ちょっと憲法)にとことん絞りました。
模試も7月くらいから、1か月ごとに受けて間違えたところを復習していけば良かったのですが、私はあわてて9・10月他校の直前のものを自宅で受け、一度も合格点に届きませんでした(150-170くらい)。間違えた箇所がとても良い勉強になったのと模試で合格点届かなかった人も本番合格点を超えてくる人がいるという先生の言葉を信じて、最後2週間は流す勉強ではなく、全集中で行政法・民法のテキストに絞って暗記したことでなんとか合格することができたと思います。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

一言で言えば、大満足でした。
他の通信講座で受講経験が若干あり、初学にならないので入門ではないのではないのかと受講前に思いましたが、講義の内容の知識の深さが私が受けた他の予備校さんと全く違い、1からとても勉強になりました。とてもわかりやすかったです。また、本試験で出題される傾向をしっかりとらえて内容の強弱があり、効率的に学ぶことができたと思います。
受講者に考えさせながら説明してくれる豊村先生の講義は自分でテキストを読むと難しくて頭に全く入らないのに豊村ワールドに引き込まれ、ライブであるかのような講義内容でした。また豊村先生の受講者に寄り添ってくれる講義スタンスもとても心地よく他の予備校の先生にある威圧感のようなものがなく、「次はどんな内容なんだろう」といつも前向きに取り組めました。
テキストも個人的に他校のすでにカラーリングがされているものよりも自分で色分けをして塗っていく方がポイントがわかりやすくて良かったです。また、他校では商法のテキストがとても分厚かったことを覚えていますが、アガルートの商法はスッキリしていて実際の出題数から見ても適正で効率的な学習ができていると思いました。
最後の最後はこの講義テキストに全てが集約されていたので、暗記しながら復習し続けるほど活用させていただきました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問題集の解説でよくわからないところに関してのみ聴くようなスタンスで全科目受講しました。間違えてばかりだったため優先順位がないと永遠に進まないような状況だったので、過去問に関してどれが頻出問題で、引き続き出題の可能性があるとか、もうこの手の問題は出ない、触れる必要もないなどと教えてもらえるところはとても助かりました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問がままならないのに(選択問題すら間違えているのに)記述問題が解ける訳が無いという苦手意識が強すぎてしまい、取り組みが遅くなりました。よく豊村先生が「過去問に時間がない人は解かなくていいんですよ。」とおっしゃっていたのを思い出すと、この記述過去問解説講座の問題集も解こうとする意識を最初から取り除けばよかったと反省しています。
記述は同じ問題が出題されないものの、記述の解答の構成と字数のまとめ方は何度もやればやるほど的を得てくるものだと思いました。また、講義内での丸記マークも最後の最後に必死に覚えました。私は、本試験でマークシートが良くなかったので、高得点ではありませんが、記述で26点取れたことで合格できたといっても過言ではありません。ありがとうございました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

実は、この講座の最適な活用方法がわからず、総合講義が一巡したので、別の切り口で民法・行政法を学ぼうと比較的基本的な知識がままならないうちに受講しました。この時点で全然条文慣れもしていなかったので、講義を受けながら条文に常に触れられた点はとても良かったです。
今振り返ってみると自分的にはもっと総合講義の民法・行政法が身についた状態で受講すれば記述問題などにもリンクさせて上手く学べたのではないかと思っています。なので、せっかく一度全ての講義を聴いたものの、試験直前には時間がなく線を引いたところや詳しく解説してもらったところに目を通すことができなかったのは残念です。この講義は試験直前に絶対使えると思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

元々、この手の問題は得意であったことと過去2回行政書士試験を受けており、その2年ともに高得点を取れていた自分に心配はないと考えており、こちらへの取り組みは完全に後回しにしていました。
ところが、模試を受け始めてみると文章理解での失点が続いてしまいました。よくよく考えてみると、過去の受験時には、しっかりと勉強をしないで臨んだ本番だったため法令科目の知識がないために悩むこともなく、一般知識のセクションに取り組む時間が余分にあり、焦ることなく文章理解問題を解いていたのだと気がつきました。
一般知識セクションの足切りにも響くと考え、10月後半に取り組みました。直前でしたが、文章整序問題の思い込みに引っかかることがわかったので、その対策と直前でちゃんと取り組んだから大丈夫だと言い聞かせて臨むことができました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

『択一式対策完成への問題』解説講座は、入門総合講義と短答過去問解説講座、逐条ローラーインプット講座、記述過去問解説講座を受けてから、取り組みました。
この問題集では、他の試験での問題で、行政書士試験のレベルに合った問題を抽出してくれていて、ちょうど中弛みしてしまっていた時に、受講を始めて新鮮な気持ちで取り組めました。問題のレベルもちょうど良く、また行政書士試験ではないのに正解できると嬉しくなり、間違えると学びになりました。解説動画も必要な範囲をとてもていねいに解説してくれているので、わかりやすかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験の着手が遅れてしまい、10月にこちらの模擬試験を実施しました。
正直なところ着手が遅かったこともあり、時間と心に余裕がなく模試を本番と思って本試験と同じ時間帯でそういう心構えで受験できませんでした。開始したタイミングで進捗は違うものの、本番の日までを考えると、少なくとも模試1回は7月には受けるべきだったと反省しています。
模試をやってよかったことは、時間配分と自分の解きやすい順番を決められたことでした。短答過去問では、時間を気にせず、一問一問に向き合ってずっとやっていたこともあり、時間配分の目安と順番を決めておかないと解ける問題に時間を費やせないまま時間切れになって終わってしまうかもしれないということがわかりました。

講師へのメッセージ

ちょうど一年前の今頃は、豊村先生の講義サンプルを聴いて心躍った頃です。本当に即決でした。ただ闇雲に暗記するだけの気力でやるのではなく、今から学ぼうとすることを少しでも自分の糧となるような形で理解しながら勉強に取り組みたいと考えていた自分には、先生の講義はどストライクでした。
一方的にお話をお聴きする形で10か月ほどお世話になりましたが、先生の講義に関しては終始飽きることなく2倍速で聴きまくれました。
終始平穏であったわけではありませんが、楽しいと思える勉強時間からは自主性が生まれてどんどん前に進めました。 一年後の今、ここで感謝の意を述べることができて感激です。本当にありがとうございました。