合格インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

前年に宅建を勉強し、合格していました。勉強していた中で、

  • せっかく勉強するクセが出来ていたのでそれを翌年も有効活用したかった
  • 民法など行政書士にも密接に関連する知識を勉強していたので、それを生かしたかった

以上の理由で行政書士の勉強を開始しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士の勉強をやってみようと思った際にいくつかの講座の動画を視聴したりした中で豊村先生の動画に行きつきました。とにかく内容がわかりやすいのと視聴していて飽きないことが一番の決定打になりました。
行政書士の勉強は前年の宅建と比較して長丁場になることがわかっていたので、飽きずに続けられるという要素は重要でした。

合格体験記・学習上の工夫

  1. 前年の宅建は試験日の夜には自己採点で合格を確信していたので、即アガルートを申し込みました。試験の前年の11月から勉強開始できたことで1年前から始動できたことは心に余裕が生まれました。
  2. 事前に視聴していた豊村先生の勉強法のアドバイスにもありました、ジグザグ方式を意識して勉強しました。まずは2021年内に民法を終了させることを目標に入門講義の視聴と問題集を交互に勉強しました。
  3. 豊村ゼミを受講したことも自分の勉強の中ではとても大きかったです。まず、二週間ごとに開催されることはペースメーカーにぴったりでした。少人数でバンバン当てられるので予習は必須でした。しかし、予習していても答えられないこともあったので、その部分はあとで復習するのに大いに役立ちました。また、自分が当てられていない時でも当てられた気分で他の方の答えを聴いていました。ゼミの最後に文章理解の問題演習をしますが、あれも役立ちました。テキストで何問も解いたおかげで、本番の文章理解の問題は簡単に感じることが出来ました。
  4. 勉強する場所も工夫しました。一年間に渡る長丁場の勉強なので家族の理解も必要でした。勉強は子供が寝た22時以降に取り組み、土日はゼミ以外はほとんど勉強する時間が無かったので、平日の毎日2時間程度の勉強を集中して取り組みました。自宅マンションに自習スペースがあるので、そこで毎日勉強をしました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

入門総合講義(以下、講義)は勉強の幹となる部分でした。講義を視聴して過去問を解くという一つのサイクルを勉強の開始から試験直前まで何度も繰り返しました。他の人の視聴方法を見ると倍速で観る人もいるようですが、自分はあえて普通の速度で視聴しました。テキストに板書したりが頻繁にあるので、普通の速度で視聴しました。
商法と一般知識以外の分野は1度回転した後、気になるところを再度見直すなどをして知識の定着を図りました。特に試験が近づいてくるに従い、記述の対策が重要になると思ったので、講義の中で丸記マーク(記述対策上重要な部分)を再度テキストと講義をチェックして暗記するように繰り返しました。
商法は講義の最初に商法は捨てるのもアリと豊村先生が言っていたので、一旦は捨てたのですが豊村ゼミの中でまだ時間があるから捨てずにやったらと言われ取り組みました。が、一度捨てたのと商法・会社法が自分にはあまり合わないのか理解がイマイチと感じたので最低限の商法だけ学習し、会社法はあえて取り組みませんでした。
一般知識は自分で政治・経済・社会は不得意ではないと感じていたので、個人情報保護法を中心に視聴し学習しました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問は会社に持っていくなどをして、昼休みの際に問題を解いていました。問題と解答が見開きで見えないので答えが目に入ることを意識せずに解けたのが使いやすかったです。解説講義は民法に関しては全問視聴しましたが、行政法からは

  1. 間違えた問題
  2. 正解はしたが迷った肢がある問題
  3. 特に解説を確認したい問題

に絞って視聴するようにしました。理由は、行政法は単純に問題数が多く、全ての解説を視聴する時間的余裕が無かったからです。林講師の解説は「これはもう2度と出ません」などはっきり言ってくれるところが個人的には聴きやすかったです。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述過去問の過去問集は時間的に取り組みませんでした。択一だけで180点目指していたのと市販で買った記述対策本を中心に取り組みました。
記述は入門総合講義で丸記マークと言われた部分を中心に講義を見返すなどして理解と暗記を徹底しました。記述は何度ほかの予備校の模試などを受けても30点以上取れたことが無かった気がします。結果的に本番の行政書士試験でも記述部分は20点しか取れなかったので記述は最後まで足を引っ張ったことになりました。
記述の勉強は普段の講義を受講している時から並行して取り組むべきであったと反省しています。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

民法がカリキュラムで含まれていましたが、個人的に行政法と憲法も他資格の問題を解いてみたいと思ったのでAmazonで購入しました。民法は個人的に比較的得意な科目でもあったのでサクサク進められました。しかし、司法試験の問題や司法書士の問題など難易度の高い問題も散見され答えがわからなかったり、肢が切れない問題などは解説の講義を視聴するようにしました。
こちらの解説は林講師ではなく豊村先生が解説をしていたこともあってメリハリがきいてわかりやすかったです。個人的に購入した行政法や憲法は解説講義は購入しませんでした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は本当に直前の10月下旬に問題を解きました。解説の講義のボリュームがあまりにも長くて全ては視聴しませんでした。アガルートの模擬試験は230点程取れたので、間違えた問題や迷った問題を中心に解説講義を視聴しました。模擬試験の難易度は若干易しめに感じました。
模擬試験自体は他校で受講しアガルートも含めて合計7回か8回程受けました。各予備校でも解説講義の動画が配信されましたが、アガルートの解説講義が最も詳細に説明していたし充実していたと思います。本番環境には模擬試験を受けることによって慣れたと思います。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

とにかくペースメーカーとして活用しました。二週間に一度実施されるゼミに向けて予習と復習を欠かさずやりました。最初のほうは人数が多かったのですが最後のほうは自分を含めて4名でやっていたので順番がすぐに回ってくるので常に自分が答える番でなくても答えを準備して臨んでいました。答えられない時もあったので、そこはゼミが終わったら必ず復習をしていました。
結果的に民法と行政法と憲法はゼミが入門総合講義の復習を兼ねた感じとなっていたので、このゼミで完璧になった格好です。ゼミが全て終わった後は3科目に関しては過去問を中心とした問題演習をひたすらやっていた感じです。

講師へのメッセージ

豊村先生には本当に感謝しています。入門総合講義の動画を見た後にゼミを受けると、この動画の講師と直接授業を受けられることに少し興奮しました。
入門総合講義だと心に残っていなかったことでもゼミで直接授業を受けた際は重要な点も印象にバッチリ残りました。