合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

測量会社に勤務しております。行政書士業務は農地転用が中心で、私は土地家屋調査士の登記申請補助業務を担当していたため、実際に行政書士補助業務はやっておりませんでしたが、常に身近に感じていました。
行政書士を目指して農地転用などをやってみたいと思ったのがきっかけでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2回目の受験が不合格に終わり、3回目の受験を目指して、アガルートか他行の通信講座を検討していたのですが、金銭面と消化不良を恐れて他校を選んで一年間勉強しました。
結果は162点で、不合格でした。記述問題ができないと合格は難しいと痛感し、今度こそは悔いを残さずに絶対合格するという気持ちで、アガルートの中上級総合カリキュラム(フル)を申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

2月から学習をスタートし、平日2時間~3時間、休日5時間以上を目安に民放からジグザグ方式で学習していきました。車での通勤時や、仕事中の車移動では音声データを聴きながら移動し、昼休憩も講義を聴いたりと、すきま時間を作りながら学習しました。
7月からは他校の模擬試験パックを購入して、会場で受験しました。最初は200点近い点数でしたが、それ以降は右肩下がりの点数で、合格点は最初の1回のみでした。苦手なところを克服して次を受験しても新たな欠点が出てきてしまい、やってもやっても結果に結びつかないと落ち込んでばかりでした。月に1回開催される
AWESOMEコンサルティングで豊村先生に質問したところ、「それで良いんですよ!モグラたたきのように次から次へと出てくる欠点を潰していくのが模擬試験です」と言っていただき、これで良いのだと心が軽くなりました。
また直前期には過去の本試験問題にも触れると良いと教えていただき、週に1回、5回分の本試験問題を解きました。平均して180点前後獲得することができたので、あきらめずに取り組めば合格できるかもしれないと少し希望が湧きました。
今年の本試験では、残念ながら万全の精神状態では望めませんでした。しかし模擬試験を通じて、解く順番を、文章理解、記述問題、あとは問1から順番に解くという自分の型を決めており、あきらめずに解くことができました。結果は択一156点で記述待ちの状態でしたが、合計192点で合格することができました。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

最初に届いた教材の多さにびっくりしました。消化不良を恐れていたので、講義は最初から2倍速で聴き、単元の区切りで過去問に取り組んで解説講義を聴くというジグザグ方式で5月までに1周しました。豊村先生がおっしゃっていたテキストに出てきた条文を六法で引いてマークしたり、過去問の問題番号を書き込んだりした「リンクをはる」という作業は時間がかかりました。でも、すぐに該当箇所を探しやすく復習がしやすかったです。2周目以降は理解できなかった過去問をテキストに戻って講義を2.5倍速で聴くという方法で進めていくことができました。
民法と行政法はテキストも過去問も多めで取り組めるか不安でしたが、過去問を5周するという目標を立てて学習することができました。憲法もいままでは暗記科目かと思っていましたが、総合講義を聴いて、判例を理解することの大切さを痛感し、追加で「START UP判例」解説講座を購入し、憲法の様々な判例についての解説講義がとてもわかりやすく、今まで多肢選択問題が苦手でしたが、苦手意識が無くなりました。余裕があれば民法や行政法の「START UP判例」解説講座を購入したかったのですが、消化不良になると思い断念したのが心残りです。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座は7月頃から利用しました。1日50問解くことを目標に、取り組みました。講義も1問ずつ解説されていて、理解しやすかったです。解説は残念ながら1周しか聴く時間がありませんでしたが、テキストが小さくて持ち歩きがしやすかったので、仕事の昼休み時間などのすきま時間に大変役立ちました。
1問1答形式の教材を購入していなかったので、この総まくり択一1000肢攻略講座が唯一の1問1答ができる教材でした。五肢択一では組み合わせだけで解けてしまう問題もありますが、総まくり択一1000肢攻略講座は正誤を確実に把握しなければならないので、力がついたと感じました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

過去の受験では、記述問題で理解できていた問題は20点満点を獲得できましたが、理解していなかった問題は全て0点で、部分点を獲得できませんでした。
その反省を活かし、5月頃から記述対策を始めました。講義のなかでは、まず最初にその問いが何を言っているのかわかるようになることと、その次にキーワードが思い浮かぶかということ、最後は40字程度にまとめるという流れを聴いて、該当箇所条文にチェックをしていきました。
直前期にはキーワードがきちんと思い浮かぶまで何度も繰り返しました。おかげで本試験では3問ともキーワードが書け、的外れな解答を避けることができ、36点を獲得できたのは総まくり記述80問攻略講座のおかげでした。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーインプット講座は学習を始めた頃は消化不良になるのを恐れて、利用するのをやめようと思っておりました。ですが、条文の大切さを学習が進むにつれて痛感し、7月で遅めではありますが、講義を聴き始めました。
聴き始めてしばらく経ったときに、レジュメの存在に気付かず自分でノートを作成してしまったことに気づいてしまいました。無駄な時間だったのではと焦りましたが、よく考えたら、田島講師が簡潔にまとめてくださったレジュメでしたので、記憶に残りやすかったです。重要な条文を噛み砕いて解説してくださって、受講して良かったと思っております。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

過去の受験では文章理解を3問とも正解することができており、苦手としていなかったので、この講座は必要ないかと考えておりました。しかし、模擬試験を受ける中で、文章理解問題を落とすこともあり、侮ってはいけないという危機意識が生まれ、1周ではありますが、講義を聴くことにしました。
講義内容は、テクニックに基づいた正答の出し方であり、いかに今まで自分が直感に頼って解答していたのだと気づかされるものでした。本試験では緊張もあって時間をかけすぎてしまったのですが、なんとか3問とも正解できました。受講して本当に良かったと思っております。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模擬試験は届いてからすぐに取り組みました。一般知識は私にとっては難しい問題ばかりでした。合計約150点でした。
解説がわかりやすかったです。ただ、模擬試験の活用方法として豊村先生が模擬試験の復習に時間をかけすぎないことだとおっしゃってくださいました。それまでは他校の模擬試験を受験したときに復習に時間をかけておりましたので、復習もほどほどにして他の問題演習に進むことができました。
また本試験で結果が出せれば良いということ、そこへピークを持っていくことの大切さを教えていただき、模擬試験の点数に必要以上に一喜一憂する必要はないとの教えは非常に有難かったです。

講師へのメッセージ

アガルートを受講するまでは、正直複数回受験があり、今度こそ淡々と勉強していれば合格できるだろうと思っておりましたが、模擬試験の結果が思うようなものでなく、想像以上に苦しい一年でした。
しかし、先生方からあきらめずに取り組むことの大切さを教えていただき、本試験に臨むことができたからこそ合格できたと実感しております。本当にありがとうございました。