合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

前職は製薬会社でMRという仕事をしていました。最初は定年までに何か資格を取りたいという軽い気持ちで、一生働けそうとの理由で行政書士を選び他校の講座を選びました。
それから1週間後に会社が早期退職を募集したため、退職することを決意し、退職後も就職をせず、結果的に1年半合格だけを目指して勉強しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1年目に受講した講座は受講料が安い分ボリュームに欠け、また講師から条文が大事との言葉もあまりなかったため、当初は六法を買わずに受かってやろうとさえ思っていました。その後他校の動画を目にする度に条文の大切さに気づいたのは10月に入ってからでした。
当然の如く不合格になり、次はガッツリ勉強できる講座を探しサンプル動画で豊村先生の講義を視聴し、ラフな感じで親しみを感じながらも必ず合格に導いてくれそうに思い、また合格した時の全額返金にも惹かれアガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

最初に届いた教材の量を見て正直驚きましたが、これを全部やり終えた頃はどれだけの知識が身についているのだろうと自分の姿を想像したときは、むしろワクワクしました。全部やり遂げて絶対合格すると決めたので途中で萎えることはありませんでした。
とにかくまず1周しようと思い与えられた教材の順番通りに民法から勉強を進め、テキストと問題集のジグザグ演習をしました。2月下旬から始めて1周終わるまでに約5か月かかりました。2周目以降は主に他資格セレクト問題集のみを勉強しましたが、苦手な部分が浮き彫りになり、ジャンプで間違えた問題を繰り返し解くようになりました。
また1問1問丁寧に解説をしていただける豊村先生のおかげで暗記するのでなく、理解をしながら学ぶことで知識が定着していきました。講義の中で何度も豊村先生から条文の大切さをたたき込まれ、外出の時も常に条文を持つようになりました。アガルートの教材だけで十分な量があるので、たまに本屋に並んでいる色々な教材を見ることはありましたが、パラパラと見るだけで実際に購入したものは1冊もありませんでした。あまり手を広げすぎずアガルートの教材をやり遂げることが大切かと思います。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

他資格セレクト問題集は難関の司法試験や予備試験、司法書士や国家総合職など様々な試験を解くことで、行政書士の過去問だけではカバーできない幅広い範囲で学習できたので、他校の模試でどんな問題が出てもあたふたすることなく自信がつきました。他資格では特に国家総合職の問題の長さは印象的でした。
一般知識で取り上げられていたニュース検定は2月に準2級、6月に2級を受け合格しましたが、9月に受けている余裕はないと思うのでもし受験されようとする方は早めに受けられることをお勧めします。11月に一度受けた試験と問題集を再度見直すことで心に余裕が持てました。ニュース検定は1月までの時事ネタまでしかカバーできていないため、その後に起こったウクライナ問題等は、その都度追加でタイムリーに講義をして頂いたおかげで、最新の時事ネタについても得ることができました
毎月のAWESOMEコンサルティングは酒をのみながらリラックスして聴いていましたが、自分が今どの位置にいるのか、いつまでにどこまでやればよいかを確認でき、またいつも孤独に勉強しているため他の人も同じように頑張っていることを確認できる唯一の時間だったため励みになりました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

中上級総合カリキュラム(フル)には行政書士試験の過去問がついていなかったため、市販の過去問題集を購入しなかった私は、特に行政法に関してはこの講座を過去問の代わりに学習しました。1問1問すべて豊村先生が丁寧に解説されているのには驚きました。
全科目1周し、最初の1周目では間違えた問題、解答できたけど怪しかった問題にチェックをつけ、2周目以降はその問題のみを繰り返し解きました。過去問の深掘りをするには他資格セレクト問題集、最終的な知識のチェックをするのには総まくり択一1000肢攻略講座でと、これも持ち歩き隙間時間によく活用させていただきました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

前年の本試験では記述で4点しか取れなかったため、相当注力して勉強しました。8月以降から手をつけましたが、覚えるまで付箋をつけ何度も書きまくりました。最初は何を問われているのかわからない問題もありましたが、解いていくうちに何について答えればよいのか、キーワードは何か、40字前後で収めるにはどのように書けばよいかが身についていきました。
よく記述は択一式問題の延長といわれますが、記述の解答を暗記することで、択一式の問題で迷った時に解答が導かれることも多くありました。おかげで本試験の問題ではこの講座ほぼそのままの出題もあったおかげで、記述のみで40点を取ることができました。無事合格できたのはこの講座のおかげでもあったと大変感謝しています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

最初はただ条文を読むだけの講座かと思いましたが、田島先生が条文ひとつひとつを丁寧に解説され、すべて終わるのに約1か月かかり正直一番きつい講座でした。しかし最終的には1番役に立ったのではと思います。また書き込みしやすいようにどちらのページに余白があるか気を遣っていただき感謝致します。ここまで条文のみを深掘りする講座は他にはないでしょう。
この講座を学習した後は民法・行政法に関しては条文はこのテキストのみを使い、このテキストに書き込みを追加し、外出の時にも持ち歩くようになりました。
田島先生有り難うございました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

本試験でどんな問題が出るかわからないため、多くの文章に触れるためには大変役にたちました。また、あまりテクニックで解くのは好きではないのですが、本試験で限られた時間内に解くためには時短のテクニックも必要であり、その考えに沿って解くことも役に立ちました。
模試ではまず文章理解から始め、3問を15分以内に解き終わることを心掛けました。ついつい文章を読んで感銘したり、自分の意見と比較したりしたくなりますが、あくまで試験と割り切り答えを導く訓練をしました。実際の本試験は3問とも簡単だったため(簡単と感じることができたため)安心しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルート以外にも他校を含め10回の模試を受け、9月以降は週1回ペースで受けました。10月中旬を最後に他校の模試はないためアガルートの模試を最後に持って行き11月初旬に受けました。それまで一般知識でつまずくことはなかったのですが初めて正解数4問で足切りを経験し、改めて引き締まる思いで一般知識をもう一度整理してから本番に臨みました。
模試を受けることの意義は、解く順番や時間配分の確認、問題の重要度(ABCランク)の見極め、現地で受けることの緊張感を経験する等様々ですが、よく言われることですが本番では模試でやらなかったことはやらない方がよいと改めて感じました。私は模試ではマークミスや塗り忘れのチェックのみを行い、二択で迷った問題以外は答えを変えることは殆どしませんでしたが、本試験で残り10分あったため答案用紙に清書した記述をもう一度見直し、わざわざ書き直してしまったため、書き直す前の解答が正解だったとわかった時は大変ショックを受け合格発表の日まで引きずっていました。合格してよかったですが不合格だったら笑い話にはなりませんでした。

講師へのメッセージ

本番直前のファイナルメッセージで、豊村先生が「地雷さんは必ずいるからその時はあせらず軽くあしらいましょう」との言葉で緊張がかなりほぐれました(実際には民法では地雷さんだらけになりましたが…)。豊村先生は常々「僕の顔を来年も見たくないでしょう」とおっしゃっていましたが、これからもYouTube等で拝見させて頂くつもりです。
他校の講師でこのような服装、髪の色で講義をされている先生は見たことがありません。講義を受けながらこれはいつ頃収録されたのかなとか考えながら見るのも楽しみの一つでした。合格できたのは豊村先生のおかげと大変感謝しています。
画面上でのみ、しかも2倍速でしか拝見しませんでしたが、インタビューで本物の通常速の豊村先生にお会いできることを楽しみにしております。有り難うございました。