合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

私は2019年に宅地建物取引士試験に合格し、それまでとは全く異なる業種である不動産会社に転職し今に至ります。2020年にFP2級、賃貸不動産経営管理士、2021年にアガルートで管理業務主任者、そしてステップアップチャレンジとして2022年に行政書士試験を受験しました。もちろん、将来的には独立を視野に入れております。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2021年にアガルートで管理業務主任者試験の勉強をしながら、試験範囲の知識の理解が深まり合格が見えて来た辺りから、次は行政書士試験にチャレンジしようと決めていました。
アガルートのサイトで講師の豊村先生を知り、YouTubeの動画を見てこの先生について行けば合格できるのではないかと思い、受講を決意しました。

合格体験記・学習上の工夫

まずは民法の入門総合講義の視聴からでした。前月まで工藤美香先生の講義動画を数か月見ていたので、豊村先生の講義が余りにも工藤美香先生と雰囲気が違うので最初は戸惑いましたが、トーク力と言いますかどんどん引き込まれていく魅力的な講義で、内容もとてもわかりやすかったです。問題文に代理人が出てきたらそれは「どら息子」かとすぐに思うぐらい講義内容が印象的で、とても覚えやすかったです。
学習の序盤で豊村ワールドに引き込まれてしまったので、特に苦もなく一般知識に至るまで入門総合講義の視聴を楽しむことができました。それと「過去問は読み物だ」との教えも新鮮で、最初はわかないでよいから読んでいこうと教えて頂いたので、ストレスなく過去問を進める事ができました。私は問題のページに答えもミニ解説も書き込んでしまうやり方でしたので、問題を解く練習には過去問は使いませんでした。過去問は知識として覚えるイメージで学習を進めていました。
林先生の過去問講座では「この問題は二度と出ませんので、見ないで下さい」と言い切ってしまうのがとてもカッコ良く、本当に一切見ないで学習を進めましが、本当に出てなかったと思います。
田島先生の逐条ローラーインプット講座は私には、散らばっていた知識のピースをつなぎ合わせるような、重要な講義になったと思います。語呂合わせも、雑談も秀逸でした。
ニュース検定講義、文書理解対策講座で基本を学べたお陰で、一般知識でも点数を加算する事ができた事も、勝因の一つと言えると思います。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

やはり1番の長所はわかりやすくゆっくりと解説していただけるところではないでしょうか?入門総合講義はとても長丁場ではあると思いますが、豊村先生のトーク力と説得力と世界観と言いましょうか、視聴者を飽きさせない魅力、人を引き込む能力が凄い方だなと思いました。
行政法に関しては、行政法自体が内容的には面白みに欠けるというのが私の印象ですが、それも豊村先生の手にかかりますと「ここ大事だよ」「ここ出るよ」と受験生が反応してしまうワードで引き込まれてしまい、いつの間にか終わっているぐらいの印象でした。
憲法もまともに読んだ事もなかったような素人でしたので、とても興味を持って学習する事ができました。「憲法13条に幸福追求権というのがあってね」、などと思わず会食の席などでつまらない話をしてしまうほど、覚えると人に話したくなるような感覚が不思議でした。
会社法に関しては、自分も趣味で株取引をしているので「少しはわかるかな?」と思っていましたが、最後まで強い学習意欲を持つようになる事もなく、本番でも正解1問と不甲斐ない結果となってしまいました。一般知識の学習はとても面白く、とてもためになりました。
昔習った事もびっくりするぐらい忘れていて、新たに一般常識を学習できた事にとても喜びを感じました。そのお陰もあり、本番では点数を稼ぐ事ができました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

林先生の「ここは大事なのでしっかりやりましょう」という感じの時と、二度と見ないで下さいという時のギャップが印象的でした。あそこまでハッキリと「もう出ないのでやらなくていいです」と言っていただけるのは非常に心強く、覚えるべき範囲を限定していただけた事は、確実に得点アップに繋がったのではないかと思っています。
もちろん解説自体もとても丁寧でわかりやすく、六法の条文を引きながら学習していくので、過去問の林先生の解説と条文と二重に学習する事ができて、基礎学力のアップに繋がったのではないかと思いました。
また、試験問題を研究する側の立場として、試験問題作る側への提言みたいなものも、大変心がこもっていて、見ていてとても頼もしく思いました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

今までの資格試験において初めての記述問題だったので、どんなものなのか得体も知れず、恐る恐る学習を始めたのを記憶しております。進めていくうちに、過去にはこういう問題が出て、このように解答を導き出していくのかと感心しながら学習を進めていた印象です。過去問の中にはその時点での知識でも8割方記入できそうな問題から、全く一文字も書く事ができないぐらい、知識の及ばない問題もありました。
私は先生方が「記述で出るかも」と教えてくれた箇所をノートに書き写し、「同じようなのが出たらなんとかかじりつくぞ!」という思いで、ノートに繰り返し書き込んでいましたが、本番では親問題文を読み飛ばしてしまうぐらい緊張してしまい、思うような結果を出すことはできませんでした。私の記述点は文字通りかじりついてもぎ取った部分点の結晶だと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

田島先生の逐条ローラーインプット講義は、初めは車や電車での移動中に、音声だけで聴いている「聴く学習スタイル」でお世話になっていました。正直、集中して聴き入るようなシチュエーションではありませんでしたが、記憶のどこかに刷り込まれるのではないかという希望的観測から、このようなやり方を実践していました。
初めて動画と逐条ローラーインプット講座のテキストを見ながら学習をしたのが、8月のお盆の時期でした。
動画の方が先生の魅力が十分に発揮されていて、この勉強がどれだけ大事かとか、行政書士試験を合格するというのはどういう事なのか、品川駅前のパチンコ店の話とか、条文学習の合間に入る雑談もとても秀逸で、不動産屋のともちゃんとか登場人物を覚えてくると雑談も2倍楽しめて、とても有意義な時間を過ごす事ができました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解対策講座では、行政書士試験では文章理解で3問を取れないと合格が遠のいていくとても大事なものだと言うアナウンスがありましたので、とても緊張して取り組んだ記憶があります。簡単な読み解ける問題と、何を言っているのかさっぱりわからない問題とのギャップが激しく、古文みたいな文章が出てきたら落ちるなと思いながら、ストップウォッチを見ながら一生懸命文章を読んでいたのを思い出します。
本番では冷静にパニックになっているような不思議なゾーンに陥り、残り時間が無くなり一般知識14問を20分で駆け抜けましたが、少ない時間で11問正解する事ができたのは、文章理解対策講座での訓練のおかげだと思っています。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

こちらは他資格の民法の問題演習となっており、今までと雰囲気がちがう問題が出てきたので、実際に試験問題を解いている時のような新鮮な気持ちで学習する事ができました。こういう問題が出るかもしれないよとか、こう言う問題の出し方もあるかもしれないよと教えていただいている感じが、とても印象に残っています。
こちらの講座を視聴したのは直前期となりましたが、今まで色々勉強してきたから殆ど問題が解けるのではないかと思いましたが、実際にやってみると75%ぐらいしか解く事ができず、やはり民法は奥が深いなとブツブツ言いながら学習していたのを思い出しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

こちらは二つある模擬試験のうち、一つは9月に、一つは10月に時計で時間を計りながら実践形式でいどみましたが、いずれの模擬試験に於いても合格点に及ぶことはなく、結果を見て不安しかありませんでした。
そこからは再び過去問と、逐条ローラーインプットの学習に戻り、11月に入り行った市販の模擬試験で初めて合格点を取る事ができました。これから始めて学習する方に伝えたいのは、先生方が言っていたように、初学者は試験日当日の午前中まで伸び続けるということです。それと直前期の過ごし方で合否が決まるとも言っていたので、最後の3か月は仕事をしながらで大変でしたが、1か月100時間は必ず学習時間を確保する強い気持ちを持って、学習していました。

講師へのメッセージ

田島先生の条文学習で知識が固まって伸びたと言うお話や、豊村先生の初学者は試験日の午前中まで伸び続けるという言葉を信じてついて行った結果、無事に合格する事ができました。
林先生のラジオ愛、真理子の部屋にも心を救われました。 本当にありがとうございました!