合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

仕事で外国人労働者ビザの申請に携わり、体系的に学ぼうと思ったのが契機です。
実際、試験では入管法が問われることはないと途中で気付いたのですが、法律の基礎的な考え方を学べて有意義だと思い試験勉強は続けました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

初年度は合格できるだけの知識量も足らず、教材面での情報不足も感じました。そのため、より網羅的に情報を提供してくれるスクールにしぼって探しました。たまたま、YouTubeライブの相談会に参加するタイミングがあい、チャットで相談したら豊村先生が真摯に回答してくださったため受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

初年度は、半年程度で勉強時間の確保が難しかったのですが、2年目ということでどれくらいの分量なのか分かっていたのがよかったです。全体像を最初につかむことは重要だと思います。このことから、簡単なスケジュールを頭に思い描いて勉強を進めることができました。
動機付けの点では初年度に比べ、幾分熱量も落ちていました。しかし、娘が8月に出産予定だったため9月以降の勉強時間確保が難しくなるのを見越して、そこまでには合格ラインに乗るように仕上げようと自分の中でハードルを高くしてモチベーションをあげました。予想したとおり、直前期は育児に入り勉強時間が減りましたが、模擬試験の点数がよかったので精神的には余裕ができました。
具体的な勉強方法は、最初に一区切り講義を聴いて、それと対になる問題を解くのを繰り返して、とにかく最後まで全体を1回通して終わらせました。その後はひたすら問題を解いてアウトプットを中心に行いました。アウトプットで間違えたものをテキストに戻ってインプットしなおす。これを3回繰り返したあとは、間違えた問題をつぶしていきました。
最も目を通したところは六法の次には問題の解説だと思います。また、直前期の暗記分量をできるだけ少なくすることを心掛け、理解に努めて模擬試験の前に暗記に時間をさくという流れでやっていきました。
1年目と2年目の大きな違いは六法です。1年目は六法を使わなかったのですが、2年目はきちんと購入して使用しました。その度に六法を確認するのは効果がありました。頭に条文が残っていると選択肢の違和感や、記述問題の糸に気づきやすくなるためです。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

中上級総合カリキュラム(フル)と(ライト)のどちらにしようか迷いましたが、仕事しながらの勉強ということもあり最終的には(ライト)の方を選択しました。一般知識の文章問題に不安があったら(フル)の方を選んでいたかもしれません。
内容は法令科目も一般知識についても必要な情報が網羅的に提供されていたので、これだけで足りるだろうかという不安もなく、安心して取り組むことができました。商法と一般知識は逆に量が多すぎると感じたので、覚えたり理解するところをランクが低い項目は目を通す頻度を下げて、メリハリをつけて学習していきました。
他資格の問題を解くのが中心だったのですが、難易度が高い問題も含まれており、それに取り組んでいると行政書士の過去問が解きやすく感じるようになりました。
ですが、結局のところ憲法、民法、商法は本番試験では難しく、確実な合格を目指すにはこれぐらいの水準が必要かもと感じました。特に民法は過去問だけだと対応できない水準の問題が去年も一昨年も出題されていると思います。私にとっては非常によいカリュキュラムでした。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

所々に難問が含まれていて、やりごたえがありました。しかし、他資格セレクト問題集の分量に押されて、こちらの講座の問題はそれほど多く繰り返しできませんでした。あくまで自分が弱いところのチェック、間違えたところの確認で使用しました。
しかし、こちらの問題集を解くペースが落ちるのが憲法のセクションで、当時はそれに気を留めていませんでしたが、本番試験で憲法が得点源にならずにミスが多発したのを考えるともっと力を注いでやるべきだった問題集でもありました。現在、行政書士試験の難易度が上がっているのを考えても、必要な問題集だと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

解説動画と問題集の解説をもっとも繰り返し見た問題集だったと思います。最初は答えを暗記していった方がよいのかと思いましたが、条文と照合して、解説動画を聴くことで理解を進めることに重点を置きました。この問題集で練習を積めば、本番も同じような思考で解けると思います。
冊子そのものはコンパクトな作りで持ち運びが気楽にできて使いやすかったです。電車などの移動時間や短い空き時間に目を通して活用していました。
実際、ペンを持って字を書くという練習は模擬試験以外ではせず、周辺条文の確認と問題集を見ることを繰り返しました。記述が1年目と2年目の受験生でもっとも点数差がつきやすいところなので2年目の方は力を注いだ方がよい問題集だと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、アガルート以外の他のスクールの模擬試験も受けました。どの模擬試験も合格点を切ることもなく、高得点がとれたため精神的には余裕が出ました。しかし、落としてはいけない問題なのに不正解だった問題だけに注意すればよかったのですが、できなかった問題全てが気になり、特に一般知識の復習に時間をかけたことは結果として反省した点でした。自分の弱点発見と、試験形式の場慣れと、本番のショミレーションとして活用するとよいと思います。
豊村先生が講義でも言っていましたが、それぞれのスクールで問題作成の傾向にクセがあるので複数のスクールの模擬試験を受けた方がいいと思います。アガルートの問題は標準的で解きやすい問題が多かったです。

講師へのメッセージ

今回、合格できたのは豊村先生の講義、アガルートの教材があってのことだと感謝しております。
ありがとうございました。