合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

大学の自由科目で、学問としての行政法を履修していました。当初は公務員になりたいと思って学んでいましたが、次第に行政法そのものが面白くなりました。大学を卒業する時、好きな行政法をもっと勉強したいと思い、行政書士試験の受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

きっかけは令和3年度本試験の問題6です。YouTubeで公開されている動画「豊村慶太の憲法統治条文一気読み」にて、豊村先生が解説なさっていた内容そのままを問うものでした。私は独学していた夏に偶然その動画を拝見していました。受講生として豊村先生の授業を受ければ、私もきっと合格できると思い、本試験の帰り急いでアガルートに受講相談の予約をしました。

合格体験記・学習上の工夫

1回目は独学で挑んだものの力及ばず、2回目で合格しました。
潰瘍性大腸炎という持病があり、1回目の本試験を終えたあと体調をくずして退職しました。それからは通院で療養しながら、アガルートで約1年間勉強していました。通信講座の利点は、療養中でも自分のペースで学ぶことができる点です。通信の予備校は色々ありますが、アガルートの特色はAWESOMEコンサルティングという配信があることです。毎月、受講生の投げかけた質問に対して豊村先生が直接答えてくださいます。月に1回の頻度で各科目の勉強の仕方や問題演習する際の注意点等を教えていただき、私はその都度、軌道修正することができました。
私は通信で豊村ゼミを受講していました。3月のはじめにゼミの初回を受けましたが、ライブクラスのスピードについていくことができませんでした。そこで、ゼミの内容をQ&Aのかたちに文字化し、自分が読んでわかるようにしてから印刷していました。ゼミの内容を文字化したものは、短期間で広い範囲を何度も復習しなければならない直前期の勉強に役立ちました。いつも溌剌とされている豊村先生の明快なご指導のもと、私は最後まで前向きな気持ちで学習を続けることができました

入門総合講義のご感想・ご利用方法

大学の自由科目で民法、行政法、そして憲法を学んでいましたが、基礎を固めたいと思って入門総合講義を選びました。過去の合格体験記を拝見した際、入門総合講義を受けられていた方が多くいらっしゃったことも、このカリキュラムを申し込む動機になりました。
独学していた頃、私は民法が嫌いでした。しかし、無権代理人のことを「ドラ息子」とお呼びになる豊村先生のサンプル講義を拝見して、先生の授業なら民法を楽しく学ぶことができると確信しました。それと、大学で憲法を学んでいたときは、憲法の学習のやり方がよくわからず苦労しました。しかし、豊村先生の憲法の授業を受けたことで、「規範」「あてはめ」など、憲法の判例の書き方が決まっていることを知りました。それからは判例の読み方をつかむことができるようになって、憲法の勉強が自然と楽しくなりました。
予備校に入った以上、プロのおっしゃる勉強の仕方に従って勉強するように心がけていました。たとえば、豊村先生がAWESOMEコンサルティングでおっしゃっていた、ジグザグ方式で勉強することで、知識を定着することができました。さらに、このジグザグ方式には、テキストで学んだ内容が試験でどのように問われるのかがわかるという利点がありました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

よく、民法の問題を解くときは図を描くと良いと言われますが、実際に受験生が図の描き方について学ぶ機会はあまり多くありません。民法の短答過去問解説講座では、林先生が図を板書してくださるため、過去問を解きながら図の描き方も同時に学ぶことができます。林先生の講義を受けることによって、私は問題演習や模試で図をうまく描けるようになりました。
図を正確に描くことで場面を正確に読み取ることができるため、ケアレスミスの防止にもつながります。図を上手に描く力は、問題文が長いときや登場人物が多い場合、特に役立つと思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は林先生の講義で、その問題限りでなく、他の問題にも通用するような記述式の解き方を学びました。問題文を読むところから実際の答案用紙に記入するまでの流れを、順番に、かつ丁寧に教えてくださいます。
その一方で、市販されている記述の問題集のなかには、問題のあとに答えがいきなり掲載されているものがあります。解説が詳しく書かれてあっても、林先生が伝えてくださるような、解く過程については読み取ることができません。記述の練習量を増やすために市販の問題集を購入される方は、林先生の講義を受け終えてから取り組まれると良いと思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験では、法令科目で条文の知識を問うものが多いです。条文の知識が身についていれば、自信をもってすばやく答えを塗りつぶすことができます。逆に、身についていなければ、つい選択肢に惑わされてしまって余計な時間がかかってしまいます。他の問題のために時間をとっておくためにも、条文学習に力を入れることは重要であると思います。
私はカリキュラムの受講に時間をかけすぎてしまったため、正直に申し上げて、逐条ローラーインプット講座を一度も受講できませんでした。それゆえ、私は条文学習の精度が最後まであまかったと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験では、一般知識で6問以上正解しなければなりませんが、私は法令科目で思うように得点できなかった場合に備えて、一般知識の高得点を狙っていました。もし文章理解で難しい問題が出題されたとしても、必ず3問正解できるようにしたいという思いで受講していました。
田島先生に、文章中の対立構造などに注目して読むことを教えていただいてからは、なぜその選択肢が正解なのか、他の選択肢はどんなところがダメなのかを自分なりに言えるようになりました。この講座を受けたことで、根拠をもって答えを選択するための論理的な解き方が身につきました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

講義中、豊村先生が赤ペンやマーカーを使って問題文と解説に印を入れてくださるため、その問題のポイントをつかむことができます。これらの印があることで、各選択肢のポイントが一目でわかります。また、しばらくしてから復習した際、講義で学んだことを簡単に思い出すことができます。受講が進んでいくと、括弧で括ると良い部分や、スラッシュの入れ方といったコツをつかめるようになりました。
この講義を受けてから、模試でも印をつけながら解くようになりました。こうすることで、問題文を読んでいるとき、誤りの選択肢にすぐ気づくことができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試1回と、他校の模試6回を受けて、そのうち合格点を超えたのは2回です。私は大学受験でE判定に慣れていたため、厳しい評価であっても気になりませんでした。
会場受験を選び、毎回色々と実験していました。たとえば、試験の日はどんな服を着たらいいのか、試験前にはどんなものをどれくらい食べておけばいいのか、といったことです。どのようにすれば自分が3時間集中して問題を解くことができるのかを試していました。テキストに載っていない判例などが模試で出題されたときは、その問題の解説を切り取ってテキストの該当箇所の空きスペースに貼って直前期に備えました。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

カリキュラムだけで十分充実していると思いますが、豊村ゼミも併せて受講すると、理解がより一層深まると思います。自分だけでテキストの復習をしようとすると、どうしてもただの上書きになりがちですが、豊村ゼミの場合は違います。カリキュラムよりも更に濃密な講義で、合格するために必要な知識が身につくからです。
私はゼミの内容をWordで文字にして、あとで復習しやすいようにしていました。文字化して印刷すると、全部で10㎝くらいの厚さになりました。私はこれらをテキストの辞書代わりに使い、問題演習する際、六法と同様に必ずチェックしていました。豊村ゼミを受講したことで、民法、行政法、そして憲法を体系的に学ぶことができました。

講師へのメッセージ

一度、豊村先生の生講義を受けてみたかったです。
お世話になりました。ありがとうございました。