合格者の声|商法は頻出される部分だけ絞り込んでくれ、必要最低限の知識を学習できた 松浦 康太さん
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目次
受講されていたカリキュラム
行政書士試験を目指した理由・契機
2年前自営業を始めたのですが、コロナの影響もあり、売上が思うように伸びず、生きていくためには何か抜本的な解決策が必要だと考えていました。そんな時、お客さまの任意後見人を引き受けることになり、後見人制度を調べていくうち、行政書士という仕事に興味を持ちました。考えたら即行動派の私は、すぐ友人の司法書士と行政書士に連絡を取り、仕事内容を教えてもらいに行きました。
そこで教えてもらった内容が、行政書士とはまさに私が目指していた「困った人の役に立ち、やりがいを感じることのできる仕事」であると確信したため、即、行政書士の受験を決意しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
いざ受験は決意しましたが、決意した時期が4月中旬であり、試験まで約7か月ほどしかなく決意と同時に焦り始めました。そこで行政書士試験についてインターネットで調べると、法律初学者は独学での短期間合格は難しいと言う厳しい現実が書いてありました。そしてあまり迷っている暇もない状況だったため、すぐに通信予備校を検索しました。
私が求めていた受講料の安さ、合格率の高さ、さらには金銭的余裕がない私にとってモチベーションを上げるためにある合格特典のお祝い金制度に目を惹かれ、吸い寄せられるようにアガルートに即決をしました。
合格体験記・学習上の工夫
法律初学者の私が短期一発合格を目指すため、意識したことは2つでした。
1つ目はとにかく効率を追うことを意識しました。エビングハウスの忘却曲線に基づく復習のタイミング、暗記の方法など効率の良い勉強方法だけでなく、食事のタイミングや睡眠時間などもYouTubeで研究し、生活習慣を見直したり、試験が終わるまで常に試行錯誤を繰り返しました。
2つ目は時間管理でした。スマホアプリで試験本番まであと何日、1日の学習時間の記録、本日の成果を確認、合格基準まで必要な学習時間目安の600時間まであと何時間など目視化をしていました。日々の1時間、1時間を積み上げていくことが楽しみとなりモチベーションの維持に必要不可欠なものでした。
〈学習時間について〉
学習開始から1か月は1日4時間計画で勉強しました。20年ぶりの勉強であり、始めのうちはしんどいと思っていましたが1か月が経とうとした頃には、勉強が習慣化し学ぶことの楽しさを実感するようになってきていました。しかしそれと同時に、試験範囲の広さと学習の進捗度に不安を覚えるようにもなってきていました。
効率を追うことを意識していたため、その頃からだんだんと勉強時間を苦痛と思うより、勉強をしていないぼーっと過ごしている時間の方が苦痛で不安を感じるのではないかと考えるようになりました。
勉強開始から2か月、3か月と経つうちに日々の勉強時間も1日5時間、6時間と増えていくようになり、気がつけば最終的に試験1か月前には平均7~8時間勉強することが習慣になっていました。自営業なので仕事の量は自分で調節できることもあり、(幸い?)忙しくはなかったため、仕事が気分転換の状態でした。
入門総合講義のご感想・ご利用方法
豊村先生は人柄もよく、ハキハキと喋るタイプで授業の内容もとても分かりやすく説明してくれています。「全然難しく考えなくていいですよ。簡単です。」という先生の言葉が勉強に対する苦手意識をなくしてくれたと思います。
勉強の進め方は先生の教え通り、インプットとアウトプットのジグザグ方式でやりました。理解してから進むのではなく、曖昧な理解であっても、とにかく回転することを意識しました。1回転目は講義を聴き、2回転目からは自分のペースでテキストを読み込んでいく作業でした。時間をかけても分からない、理解できない所は講義を聴きました。回転を重ねる毎に「これって、こういう意味だったのか!」という気づきがどんどん増えていき、どんどん理解が深まっていく感覚でした。
日々の科目別勉強時間は、民法行政法は毎日最低でも1時間は学習するようにし、知識の定着を心掛けました。その他の科目は月曜憲法、火曜一般知識、水曜商法のように毎日違う科目を学習するようにしていました。試験本番までの総学習時間は約1100時間程度でした。
速習カリキュラムでは商法の講義は頻出される部分だけ絞り込んでくれており、試験まで時間に余裕のない人に必要な最低限の知識を学習することができるコースだったので、私にピッタリだと思いました。
短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法
講義映像はついていなかったのですが、短答過去問集の問題ごとの解説が丁寧に書いてあったので、1人でなんとか取り組むことができました。
1回転目に1問1問、「問題文のどこの部分が×なのか」を分析し、蛍光ペンで線を引き、テキストの対応しているページを書き込む作業をしました。パッと考えても分からない問題はスルーしていましたが、かなり根気のいる作業でした。2回転、3回転するうちに分からなかった問題も分かるようになり、テキストの対応ページとリンクさせていたので、回転する毎にスピードは上がって行きました。
1回で内容が理解でき、記憶することなど不可能であると自覚し「なぜ、この前やったばかりの問題を忘れてしまっているのだろう。」などと一喜一憂する暇があれば、量をこなすことの大事さを感じました。
記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法
記述対策はテキストが3回転終わって、9月頃から始めたのですが、もう少し早めに取り掛かってもよかったかなと思いました。記述を書けるようなるには基礎知識が必要ですが、記述問題を考えたり、解説を読んでいるうちに基礎知識の理解が深まっていき、これが点の知識が線で繋がっていくということなのかと感覚的に分かり、飛躍的に理解が深まった気がしました。
過去問を解くことは傾向を知る上で必要であるとは思いますが、半年ほどの勉強で記述問題がスラスラ解けるようにはならないと判断し、記述の過去問講座は繰り返し学習することはありませんでした。同じ問題はほぼ出ないということもあり、記述対策の問題集を1冊購入し、丸暗記してしまうような学習方法を取りました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
全ての科目と記述対策を一通り終わらせてすぐ初めての模擬試験を9月上旬に受けました。まだまだ学習が足りていないことは自覚していたものの、試験時間の足りなさに愕然としました。
自宅受験だったので一応全て解き終わるまでを計ってみると3時間40分もかかっていました。点数は記述抜きで140点ほどだったのでそこそこでしたが、問題を解くスピードが圧倒的に足りないことを実感しました。
それからは短答式過去問題集を解く時でもスピードを意識し、模擬試験はアガルート1回、他校を4回受け、点数がどうだったかよりも制限時間内に終わらせるペース配分やどこから解いていくかの実験をする感覚で受けました。
講師へのメッセージ
豊村先生本当にありがとうございました。先生には行政書士試験対策の知識を教えていただいただけでなく、勉強することの楽しさも教えていただきました。国家試験合格という大きな結果を得たことにより、「努力すれば何でもできるんだ」という自信もつきました。
豊村先生に教わったことを胸に、これからダブル・トリプルライセンスを目指し、宅建、土地家屋調査士の学習を進めていきたいと思います。