受講されていたカリキュラム

行政書士試験を目指した理由・契機

自分自身会社勤めで流れる日々が続いていました。ただ、新聞など読んでいると自分の会社もいつまであるかわらないという危機感に駆られて、何かしらの客観的な能力(資格等)を身につけなければならないと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

豊村先生のサンプル動画を聴きました。正直、衝撃的でした。内容は非常に濃いのにわかりやすく、親しみやすい表現などを使って講義されていたのがすごくよかったです。
また、逐条ローラーインプット講座があったのも大きかったです。いくらわかりやすいテキストでもテストは結局条文から出るので、1人で条文を勉強することは難しいので受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

3回目の受験で合格することができました。なので、勉強を始める前に2回の失敗原因を振り返りました。その中で判例、条文の知識が圧倒的に不足していました。その為、択一問題だけだと160点くらいとれていたのですが、記述問題が全くとれずに不合格という結果になっていました。記述3問をしっかりとした解答とするためには、判例・条文がしっかりと頭に入っていないとダメだと感じました。そこを完璧にカバーする講座を提供してくれるのがアガルートでした。
私自身の勉強法としては、会社員であり比較的に帰りも遅く、休日出勤も多い為、スキマ時間を有効につかっていました。ごはんを作る時間、歯を磨く時間、風呂に入る時間、お昼休みの食事時間など。そこを合算すれば2時間半くらいあります。そして、帰宅して最低1時間をするようにしておりました。
そして休日は6時間ほど勉強していました。勉強した内容は逐条ローラーインプット講座に注力しました。おそらく3周程は講義を聴いており、覚えられないところは何度も見直しました。そこもアガルートのよいところでチャプターが細かく分かれていたので、ピンポイントの分野を復習しやすかったです。7月くらいからは模試試験を変更して勉強に取り入れました。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

私が2回目の不合格を知ってから、ショックで立ち直れず勉強しない期間が1か月ほどありました。そのショックなく、すぐに取り掛かればよかったのですが、11月に終わってから約4か月は空白期間がありました。その為、結構勉強したことを忘れていたため、まずは思い出し作業が必要な状態でした。その状態で利用したのが図表まとめ講座でした。
最初テキストだけぱらぱらとみたときには、内容薄いなーと思ったのですが、実際にその講義を受けたらまさにその時の私の為にあるような内容で、とにかく細かいことではなくマクロな知識を教えてくれました。忘れたといっても、なにか少しのきっかけがあれば思い出すので、先に図表まとめ講座をしたことは自分の中で非常に正解だったのかなと思います。それからの次のステップの勉強するいい流れを最初に作ってもらいました。
また、図表で簡単にまとめて頂いていたので記憶に残りやすいものでした。学習が進むと、なかなか覚えられない分野が必ずあったのですが、そこが図表まとめで論点になっていれば、その箇所コピーして洗面所や部屋のいたるところに貼っていました。何気ないときに目が入る状態にしておき、映像として覚えるときに利用できたりもしました。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

先の文章に書きましたが、私の今までの失敗の原因の1つを解消してくれる講座でした。
有名判例はどこも解説はあるのですが、簡単な事件内容とその判決文が冷たく書いているだけなので全然頭に入らなかったです。そこを豊村先生が詳細な事件内容を教えてくれたので、判例が急に身近に感じて、判旨などが逆に興味がでてくるほどでした。当然ですが私自身の姿勢が違う為、理解度、記憶時間など今までに比べれば圧倒的にちがいました。

行政書士試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験の過去問は個人的には今まであまり解いていませんでした。今回の講座の中にも入っていましたが、最初はあまり解いていませんでした。ただ、学習を進めるうえで過去問の正答率で自分の今の実力の現状を測れると思い、途中から解くようになりました。3度ほどやりました。何度もやるうちに物足りなくなり、過去10年過去問を集めた参考書を購入してその参考書をかなり使うようになりました。
なので、それぐらいの過去問集ほしいなーとは思いますが、そこまでにしてしまうとかなりの厚みになり、最初参考書が届いたときに萎えてしまうような気もするので、結果今のままでちょうどよい気がします。足りなければ追加で自分で買うことができると思うので。

他資格試験過去問ベストセレクション講座のご感想・ご利用方法

始めにいいますが、正直この問題集はあまり使いませんでした。なので、もらった参考書で一番きれいだと思います。同じ範囲の分野をちがう角度で問われるケースがあるので、様々な角度からの問題でも解けるようにする訓練の為だと思うのですが、学習に余裕があればそこをしようと思っても、そこをするくらいなら基礎(過去問)を100%にできるようになることの方が優先なのかなと自分の中で考えがあったため、行政書士の過去問学習を中心に進めていきました。
時間に余裕ができたり、完璧な状態になったら解こうと思っていましたが、結局そんな状態になることはなく本番を迎えてしまったので、ほとんど使いませんでした。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述は私の中で永遠の課題でした。今までも記述問題ばかりの問題集を解いていましたが、解説動画まで見ることがなかったので、記述問題と答えをまるごと覚えるようにしていました。その為、違った聞き方をされるとまったくわからなくなってしまうという始末でした。
そこを見直す為、解くことも大事ですが、どの条文、どの判例のことを聞いている問題なのかを、講義動画で確認して本質を理解するようにしました。なので、直前期は何度も問題を解いておりました。最終的には5周程学習したと思います。この問題演習を繰り返したことがよかったように思います。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

私が今回の講座で一番お世話になった講座でした。田島先生の声を聴くと落ち着くようになるほど聴きました。アガルートを選択した理由でもあって、期待度も非常に高いものでした。
実際に受けてみて、条文とこんなにまじめに向き合って勉強したことがなく、ここから試験に出るのに今までなにを勉強していたのかと自分を責める程よかったです。条文なので、内容的にはつまらないのですが、田島先生がわかりやすくおもしろく講義をしてくれました。途中の雑談も好きで、本当に人柄が見えてそこも含めてこの講義が好きでした。ほとんどスキマ時間は田島先生と過ごしていました。昨年は妻より田島先生の声を聴いたと思います。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

私の大好きな田島先生がされていましたが、現代文の予備校講師という肩書もお持ちなのでアプローチがより緻密で論理的に解説して頂きました。
いままで試験を受けてきて文章理解の対策をしてきたことがなかったです。あまり間違えることがなかったという理由もあるのですが、「今までできた」は本番では通用しません。一般知識は文章理解を3問とることはマストなので、直前期にはなりましたが、対策講座を見るようにしました。結局、対策の甲斐あって本番はちゃんと3問とることができ、一般知識の高得点につながりました。どんな分野でも手を抜かずに対策するこが大事だなと感じました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

1回分の模擬試験がありましたが、内容的にはもちろん自分の実力を測る上で非常に参考になりました。
夏の時点でどれくらいとれるかで、ブレーキの踏み方が変わると思うのでよいと思います。

講師へのメッセージ

私が選択した講座は豊村先生、田島先生でした。両名、本当に素晴らしい先生でした。
合格した私の勝因はアガルートを選んだことだと思います。豊村先生が合格者へのメッセージで「私を忘れてください。もう会うことはありませんから。」と発言されたのは、非常に悲しくなる半面、豊村先生らしいなとも思いました。