合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

定年退職してからもできる仕事として何か資格を取得したかったので、司法書士、社労士、行政書士を検討し、そのなかで今までのキャリアを活かせ、試験の難易度から行政書士が妥当と判断し、3回目でようやく取得できました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

第一は、豊村先生の講義は以前からYouTube等で視聴しており、分かり易く肌感覚として自分に合っているように感じていたこと。第二は、合格者返金制度が何より魅力的で励みになると思い、最終的に他校との二択から社に決めました。

合格体験記・学習上の工夫

過去の成績からの反省

  • 令和元年…記述抜き140点+記述34点=174点
    「第三者のためにする契約」は全く書けなかったため、残る2問で40点取れる訳もなくあきらめており、記述の採点が甘い印象。
  • 令和2年…都合で受験できず
  • 令和3年…記述抜き150点+記述12点=162点
    記述は3問ともまあまあ書けたつもりであったが、結果は12点しかなく採点がかなり厳しい印象。
    以上の反省点として、記述の採点は年によってかなり差があり、記述抜きで180点を目標とし、記述もそれなりに書けるように努力することとしました。
  • 令和4年…記述抜き176点+記述14点=190点
    記述は、問44は早合点し「差止め訴訟」と書きダメ、問45は「信義則」が出てこずダメ、問46で何とか14点、といった感じでした。

勉強時間とノルマ達成の両方を重視

平日5時間、休日12時間は絶対に机に向かうこととしたが、それ以上にその日のノルマ達成に重きを置いた。隙間時間は暗記物を覚えるようにしました。

学習四天王を中心に

テキスト、条文、過去問、問題集(模試)をひたすら繰り返す。ジャンプは各科目10~12周、更に行政法はウォーク問を6周。

10月頃から一般知識の足切りが怖くなる

模試7回中2回の足切りがあり足切り恐怖症となり、10月から文章理解と個人情報保護に注力。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

講義内容について

各科目とも分かり易いと思いましたが、特に民法と憲法は、今までの知識があやふやであったことや、誤解していた点がかなりありました。
豊村先生の講義は分かり易く、特に板書や図解での説明が記憶に残り助かりました。あとは「出国の自由は22条1項じゃなく2項」など何度も繰り返され、今でも記憶に残っています。また、「準用」もただ暗記するのではなく、理由を考えると忘れないなど参考になりました。

テキスト、ジャンプ(他資格セレクト問題集の通称)の利用方法

各科目、15日で終わるように1日のノルマを決め、テキスト⇒ジャンプとジグザグに講義動画を見ていきましたが、最初の1周は57日間掛かりました。その後は30日位で回せるようになり、途中から「読み物」にした結果、だいたい15日程度で回せるようになりました。

ジャンプについて

過去に肢別過去問集や他校テキストをやっていましたが、民法と憲法については問題の絶対数が足りず、ジャンプをやることによりかなりの自信がつきました。ただし、行政法については豊村先生のご指摘の通り、他校テキストも6周やることにより、17/19取ることができました。

「START UP判例」解説講座について

「START UP判例」解説講座は憲法と行政法を購入し、2周しか読めませんでしたがとても参考になり、判例の理解が進みました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座は3周程回しました。
但し、1周目で正答であった問は2周目では解かず間違った問だけとし、3周目も間違った問だけとした結果、意外と早く終了することができました。講義動画も間違ったところだけ倍速で見るようにし、必要最小限の時間で消化できるように心掛けました。肢別過去問集と同じく一問一答方式で小型で軽いので、寝る前などにベッドに横になって見るような感じでした。始めたのは5月頃からで、3か月くらいで3周終わり、後は3回とも間違った問を試験直前にもう一度復習していました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座は2.5周ほど回しました。ノートに書いてみるようにし、一言一句解答例と同じでなくても、概ね趣旨が書けていれば良いという感覚で覚えるようにしました。ただし、決まった欠くことのできないフレーズは覚えるように努めました。問13はかなり難しく、このような判例からの出題が出たら「お手あげ」だなあと思っていました。
記述式は採点基準が年度によって異なり合格者数の調整に利用されているみたいなので、広く浅くまんべんなく対応し、部分点をとれるよう、テキストでの「マル記」マークも含めて学習するようにしていました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

他校のものを使用していたため、逐条ローラーインプット講座のテキスト自体は使用しませんでした。しかし、講義動画を視聴し、各条文の正しい理解や隠れた意味合い等を理解するようにしました。
民法は条文数も多く、全条文を読んで理解し覚えるのは不可能ですが、やはりポイントとなる条文はあり、それらを中心に理解するようにしました。
行政法は条文からの出題が多く、条文数もそれほど多くないので常に条文を意識して、理解しにくい条文については逐条ローラーインプット講座にて理解を深めるように利用しました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

10月頃から一般知識での足切りが怖くなり、文章理解3問全問正解を目指し、文章理解対策講座に力点を置きました。田島講師の「逃げない!!」という言葉に尽きると思いました。
6月頃から毎日3題ずつ時間を測って解いていきました。内容合致は2周、要旨把握も2周、空欄補充は4周、文章製序は3周回しました。4周程度なら間を開けてやればそれほど記憶に残っているものではなく、良い練習になりました。田島講師の講義動画は大変参考になり、苦手意識がなくなりました。但し、本試験では時間的に焦ってしまい問59を間違ってしまいました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については、他校の6回+アガルートの1回=計7回実施して、アガルートが171点と最低の点数で一番難しかったと思います。
記述抜き146点+記述自己採点25点=171点、特に一般知識は3/14と足切りでボロボロで、とにかく難しかったです。私は9月6日に実施しかなり落ち込みましたが、まだ時間があるので再度エンジンに火が付くきっかけとなりました。(あまり難しすぎると人によってはマイナスの場合があるかもしれません)

講師へのメッセージ

豊村先生を信じ、おっしゃる通り勉強してきて良かったと思っています。特に前2回の受験と違って民法と憲法の理解がかなり深まりました。合格者インタビューでお会いするのを楽しみにしています。