合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

法学部出身であり、行政書士試験の法令科目には一日の長があったこと、また、昨年度の土地家屋調査士試験に合格し、その中で得た民法の知識や勉強の習慣を活かしたいと考えていたところ、行政書士の資格を持っていれば将来的に役に立つことがあろうと思い受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

調査士試験の際にアガルートを利用し、無事に一回で合格できました。
教材の分かりやすさ、価格の安さを含め、信頼があったこと、また調査士試験合格の験担ぎの意味も込めて、他校の利用は全く頭になく、アガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

試験勉強は、テキストを読み、過去問を解く、ひたすらそれの繰り返しで、少しずつ知識を定着させました。移動時間には講義を2倍速で聴き流し、知識の確認を行いました。
大学時代に各法律科目には多少触れたことがあり比較的スムーズに学習を進めることができました。特に憲法の人権分野に重きをおいて学習していたので、その部分の試験対策としては新しく覚えるというより思い起こす作業のような形でした。
記述式は点数が読めないので、択一で160点取る計算で、択一の勉強を中心に継続していました。基本的には択一の知識で、記述式は書けるものと考えていました。試験を振り返ってみても、試験終了後、記述は概ね7割くらいの点数は取れているかなという感覚でしたが蓋を開けてみると、6割に満たない点数で、その難しさを感じるとともに、試験対策の方向性は間違っていなかったかなと感じています。
個人的に模試の結果で一喜一憂しすぎる傾向にあるので、知識の定着具合を確認するためにアガルートのもの一回と他校のものを一回だけ解きました。いずれの得点も高すぎず低すぎずのちょうどいい点数だったので、勉強に対するモチベーションに大きな影響はなかったです。プライベートや仕事環境の変化が大きく、どうしても勉強時間が思ったように確保できなかったので、会社法・商法は捨てることになってしまいました。
結果、試験ではほぼ何も分からず、5問中1問しか正解できませんでした。また、一般常識についてもあまり時間をさけず、試験前は一般常識分野での足切りが一番の懸念要素でした。しかし、今回の試験は、一般常識がかなり易しかったようで、会社法でのマイナスを補填することができました。全体を通してみると、やはり商法・会社法をもう少し勉強していれば、全体としての底上げが図れたのかなと反省しています。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

まずは全科目の講義を1.5~2倍速で聴きながら、テキストにラインを引いたり、大事な内容を書き込む作業をしました。その後は、民法と行政法のテキストを中心におおよその内容が理解できるよう何回か通読しました。もちろん、過去問等を勉強していくなかで、よく分からないことが出てきたらその都度、テキストに戻って内容確認していました。
直接確かめたわけではないので推測にはなりますが、アガルートのテキストは他校のものに比べ、細かな内容まで網羅されているようで、少なくとも過去問等で出てくる論点はテキストを見れば理解でき、また、本試験においても、ほとんどの問題を見たときに「テキストに書いてあったな」と思いながら解いていました。
自ずとテキストは分厚めになりますが、その内容については項目ごとに重要度が細かくランク付けされているので、必ずしもテキストに書いてあること全てを同じレベルで覚える必要はなく、自分で取捨選択をしてもいいのだろうと思います。「必要最小限度の知識で試験に受かる!」と謳っている他校の講座もありますが、個人的にはやはり試験範囲全体が網羅されているテキストに触れて、細かな内容を問われても、何か見たことあるなあと思える状態にしておくのが合格に近づく秘訣かなと思います。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

全科目の基本講義を読み終えた後に短答過去問解説講座にとりかかりました。一問解いて、解説を聴きながら内容を確認。肢別に詳細に解説が書かれているので、概ねそこで理解はできましたが、講師が解説で補足していたこと、また、自分で逐一必要だと思うことを書き足していました。
それが全科目一通り終わったらあとはひたすら問題を解き続けて記憶の定着を図りました。おそらく、民法、行政法は4、5周程度、その他は2周程度繰り返したと思います。
テキストは、年度別ではなく、内容別に問題が並べられているので、一つ一つ理解を固めながら進めていけて良かったです。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

平成24年から直近の令和3年までの試験問題が掲載されていて、それに対する解答の書き方、配点の目安まで書いてあって非常に分かりやすいものだと感じます。
ただ、行政書士試験では、過去に出題された論点は再度出題されないと聴いたので、過去問はちゃんと考えて解いてみると言うよりも、流し読みをしながら、「この論点は出題されているんだな」とか、「このレベルの記述が求められるのか」といった確認という意味合いで使っていました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

行政法は講義を聴きながら一周学習しましたが、民法は時間の都合上、残念ながらほぼノータッチになってしまいました。条文ごとに重要度のランク付けがされて、抑えるべき条文とそうでないもののメリハリがしっかりつけられて、効率の良い学習の一助となりました。民法については過去問を解く際の六法代わりにいつもそばに置きながら、随時条文を確認するために使用していました。
試験結果として、勉強時間の割に択一民法の点数が伸びませんでした。やっぱり民法の勉強の基本は条文の理解にあったのかと後悔している部分があります。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

学生時代から国語に苦手意識はなかったので、あまり時間は割きませんでした。
テキストを一通り読み、書いてある問題を解きながら、試験で出題される問題の傾向を押さえるため使用しました。
本試験では無事に3問中3問正解することができました。私を含め、一般常識は試験対策が難しく、足切りが怖いという人は多くいると思いますが、文章理解で少なくても2問とれる自信がつけばかなり気が楽になるかなと感じます。
問題の性質上、一朝一夕で対策できるものではないかとは思いますが、問題の解き方等々記されているので、苦手意識を持つ方でも理解が進むだろうと思います。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験での民法の出題数が多くなく、また、法改正も行われているという状況から行政書士試験の生きた過去問というのは民法の試験範囲に対しては、どうしても問題数が不足してしまいます。
そこで、他試験の民法の過去問を解くことで、行政書士試験の過去問にはない論点に触れることができます。試験直前期まで解き続けていました。個人的には、司法書士試験や司法試験といった行政書士試験よりも難しいとされる試験の問題を解いた経験があるという自信を持てたというところが、このテキストの一番の価値だと思っています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

8月頃に問題用紙が送付されましたが、勉強が滞っている頃でしたので、せっかく解くなら、もう少し知識を定着させてからと思い、しばらく放置して、本試験1か月前にようやく解きました。結果、点数はそこそこで記述を含めて合格点には達する程度で本試験に向けて自信はついた一方、一般常識分野での点数が低く、足切りへの一抹の不安を同時に覚えました。問題のレベルや出題分野については丁度良かった印象です。
全ての問題が丁寧に解説されていたので、知識の定着度合いの確認と、理解が不足している部分の洗い出しに役立ちました

講師へのメッセージ

難解な法律を身近な話に置き換えて説明していただき、とても分かりやすかったです。おかげさまで合格できました。ありがとうございました。