合格者の声|民法から学ぶことで基礎をしっかり学ぶことができた 宮原 真弓さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
学生時代、法律を専攻していたこと、結婚前法律事務所の事務をしていたことから、結婚、子育てでひと段落したこと。後、定年等全く関係なく働ける仕事について改めて考え、行政書士は遺言や相続の仕事が行うことができ、また活躍の場が広いということを知り興味を持ちました。
独学で少し勉強を始め、その後の就職先が遺言や相続を扱う業態の仕事場で仕事を始めたことで、あらゆる業種の仕業の先生と仕事を行っていくうちに、自分自身の知識や業務のステップアップとしてだけでなく、今後上記の業務のうち行政書士でも行える業務についてはその一員として業務に関わりたいと考え行政書士の資格を取得したいと強く思うようになり目指すことを決めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
令和3年度、簡易的な行政書士試験の講座を受講し、知識が定着しない状態で本試験を迎えました。直前期に見たYouTubeの授業内容の相性から、アガルートと他校で迷いましたが、合格特典があるアガルートにすることにしました。自分の性格と照らし合わせて、確実に1年間合格を狙っていく気力を保って勉強することができると思ったためです。合格しなかったら返金しますという予備校はあります。でも、試験がダメだったけど、お金は返金されるからといって、気持ち的に嬉しい訳ではないので、合格して特典のあるアガルートは受験生には画期的だと思います。
また、ゼミやAWESOMEコンサルティングで意気込みのある受講生の実力をより引き上げてくれるシステムが用意されているところが気に入りました。
入門総合カリキュラムか中上級総合カリキュラムか申込時に相当迷いました。中上級総合カリキュラムにしたのは、可処分時間が結構取れると判断したからです。主に事務をしておりますが、仕事以外では子育てに一応ひと段落し、習い事の送り迎えと家事はありますが、夜の8時以降は時間が取れるので、腰を据えて取り組みたいと決意したためです。
合格体験記・学習上の工夫
いざ開始してみて、中上級総合講義と他資格セレクト問題集のジグザクと共に過去問もやった方が良いという状況でしたので、令和3年度から利用していたネットのものを行き帰りの通勤電車や家で隙間時間で解いていました。
中上級総合講義と他資格セレクト問題集の民法・行政法が終わるころゼミが始まりました。中上級総合講義の頭の整理としてゼミを取ることはあらかじめ決めていて、ぎりぎりまでライブクラスにするか通信にするか迷っていました。
結局、自分のペースでできる通信にして、それは私には正解であったと思います。ゼミは、アップされたら、一気に講義を受けることができるぐらい楽しかったです。豊村先生は全ての質問に答えていました。ニュース検定、文章理解は法令科目の合間に息抜きで、聴いていました。総合講義よりもリラックスした状態で受けることができ、受講して本当に良かったと思います。
ゼミに並行して、3月にアップされてからすぐ逐条ローラーインプット講座を聴きました。中上級総合講義とジャンプ演習で条文を引くことにちょっと苦戦していて、ついさぼりがちになってしまい、定着が甘いと思ったため、講義を聴いて進めた方が良いであろうと考え、AWESOMEコンサルティングではまだいいという時期に並行して敢えて始めました。
田島先生の合間の雑談、行政書士の開業の話等、息抜きになりつつ条文を豊村先生とはまた違った、講義の新鮮さがあり、中上級総合講義において弱かった条文の苦手意識はなくなったと思います。
その後、5月より総まくり記述80問攻略講座も1日3問ずつ1回目を取り組み始めました。本試験と同じ行政法1問、民法2問で毎日コツコツとまずは1周させることを徹底しました。これは、もちろんジャンプ(他資格セレクト問題集の通称)と過去問との併用です。
商法は、講義を主要な部分は3周し、それでも直前期怪しくなったので他校の先生の講義で頭の整理をし、さらに今年度の違う分野をやっていたのですべて聴きまして、当日2問は正解できました。AWESOMEコンサルティングも重要なプログラムの一部でした。
8月下旬にアガルートの模試を受けた時、択一140点でまだまだでした。本試験で、地雷さん(直前期に教えていただいた地雷さん振り返りなのでここで使わせていただきます。)が多めになっても対応するためには、模試の段階で記述は入れないで180点目指す勢いでやっていかないとな、と思いました。
9月のいよいよ直前期になり、四天王はほぼ完成しているものの、ジャンプの解答の精度がまだ甘いことにきづき、通し番号で解く方法に変更しました。法令科目全教科1番の日、2番の日、3番の日、4番の日…10番の日までパターンを1から10まで作り10日で1ターム、その間に記述を入れ、精度が上がってきた10月から書店の模試を毎週日曜日の13時から16時で近くのカフェで解き、本試験のシミュレーションを結局10回行いました。
他校9回、最初のアガルートも入れて計10回です。大体記述除いて160点台後半から170点台でした。
記述は問題により多少ばらつきがあり、当日どんな問題が出てもいいように総まくり記述80問攻略講座と共に条文を引いたときに、そういえばここの記述問題があったと思い出しては問題をたどって確認しました。
しかしアクシデントが起きました。直前期の最後に豊村先生の激励のメッセージの視聴をした2日後に、過去問でつぶしていない合格点が下がった年の過去問をやってしまい急に自身がなくなりスランプになりました。
そこからは、ジャンプはほどほどに過去問と合計10回やった模試で、基本を徹底し、条文はしっかり引き、総まくり記述80問攻略講座もしっかり聴かれた内容に対する2段階での解答方法を徹底させる勉強方法に変えました。
博打でしたが、最後に、「そこまでしなくても受かります。」的なことを最後に豊村先生が言っていたことを思い出し、それまでの勉強の貯金に自信を持つようにすることで自分を保ちました。諦めたら試合終了の安西先生、とても響く激励でした。
その最終直前期にゼミも再び息抜きで聴き、基本を再度徹底することで、直前のスランプにも耐え抜くことができたこと、メンテナンスは絶対に怠らなかったことが勝因であったと思います。
例の年の過去問を直前期で解いてしまったことは私にとって過去問のつぶし忘れがあったのだから、勉強の方法をもうそろそろちょっと変えて、基本に戻って基礎の確認をしなさいという思し召しだったような気がします。
おかげさまで本試験当日は、2回目の本試験だったので、今年は絶対に大丈夫と余裕を持てたのは、この1年で最大限のことをした自信があったからです。ありがとうございました。
中上級総合講義のご感想・ご利用方法
中上級総合講義と他資格セレクト問題集のジグザク学習はボリューム感がかなりありますが、1年目のインプットが十分でなかったことを認識していたので、楽しく取り組めました。チャプターは長いものから短いものまで様々ですが、講義が本当にわかりやすかったです。線を引く部分は多めですので、講義を6割理解で、まずは自分のオリジナルテキストを完成させ、ジャンプを解いて定着を図ることの繰り返しで、問題なく進めることができました。
他の予備校は憲法から受講させることが多いのに対しアガルートは民法からなので、民法をしっかりと学べたと思います。最終的にはテキストも、民法、行政法はバラバラにして、六法と一緒に日ごとに持ち歩いていました。
行政法も1年目は、内容を覚えて受けたという状態だったため、具体的に内容をしっかりと吸収しながら進めていくことができ、靄が晴れた感覚でした。民法、行政法、憲法、商法ときて、商法は1年目捨ててしまっておりましたので、基礎からしっかり取り組めました。
この年の中上級には過去問がなかったので、そこは共に過去問もやった方が良いという状況でしたので、令和3年度から利用していたネットのもので、行き帰りの通勤電車や家で隙間時間で解いていました。しかし、これの難点は書き込みができないことでした。
令和5年度の中上級総合講義は過去問も配布教材に入ったみたいですので、私のようなことはしなくてもいいのは良かったなと思います。
総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法
総まくり択一1000肢攻略講座は7月ごろやっていましたが、基本の幹の部分は過去問とジャンプだなと感じたため、1周して終わってしまいました。しかし、これもすべて教科ごとにバラバラにして六法と共にカバンに持ち歩きたまには見ていました。
一般知識と個人情報保護法については直前期に一気にまくって受講しましたので部分的に取り組むか、一気に1日で仕上げるか、全科目総まくり択一1000肢攻略講座をやっても直前期には時間はかからずすすめることはできたのではないかとは思います。テキストのサイズが小さいので、今日は荷物を多くしたくないという日には最適かと思います。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
1回目5月、2回目7月に流しでやっておき、これを直前期10月中旬から徹底的に行いました。5月は1日3問ずつ1回目を取り組み始めました。本試験と同じ行政法1問、民法2問で毎日コツコツとまずは1周させることを徹底しました。これは、もちろんジャンプと過去問との併用です。
直前期前7月には何の話かの把握、10月以降は覚えるのではなく、問題に対してキーワードを答えられるかを中心にディズニーシーで購入したのに使わないままになっていたハロウィーンメモ帳に書いて裏返して付箋のりで問題の下の余白スペースに貼り付けていました。キーワードOKなら文章構成は大体なんとかなると思います。その後、40字で短時間で内容をまとめる練習も徹底しました。
逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法
条文をどれだけ理解し、問題で使いこなせるか。そこまで行けなくても、あてはめて正誤判定できる域に持っていけるかが勝負です。この条文講座は時間がない人は本当の直前まで置いておくことを推奨されていましたが、私はむしろ最初にやった方が良いと思います。
なので、中上級総合講義と同じタイミングで、逐条ローラーインプット講座、ジャンプで行くと、同時並行で条文とテキストとの融合ができますが、3月頃の配信だと内容は基本の徹底なので人によってはちょっと遅く感じると思います。私は、3月の配信ですぐに受講し、条文をそこでやり、その後、条文の手抜きは減りました。
文章理解対策講座のご感想・ご利用方法
文章理解が得意な人はきっとこれをやらなくてもとれると思いますが、私は実は文章理解は不安でした。1年目の受験の時、1問間違えていたからです。また、AWESOMEコンサルティングでも文章理解が苦手な人は、コツコツやってくださいとのことでしたので、ゼミで間違えたりしたときは、次の日の通勤電車でこれを解いていました。
解説の問題でしっかりと田島先生が教えて下さったので、文章を読む上での根柢の基礎のトレーニングができたと思います。ここでの基本は、結局多肢選択や法令の空欄が抜かれている問題を解くうえでも基礎となりますので、もしかしたら、民法を始める前にやった方が良いかもしれませんね。
最終的にこの講座以外に、ゼミの使用テキストの文章理解の問題と模試を10回受けたので、30問の文章理解を直前期に解いたことになります。
模擬試験のご感想・ご利用方法
精度が上がってきた10月から書店の模試を毎週日曜日の13時から16時で近くのカフェで解き、本試験のシミュレーションを結局10回行いました。他校9回、その復習で最初のアガルートの模試も入れて計10回分の復習ができました。大体記述除いて160点台後半から170点台でした。
講師へのメッセージ
通信は自分との戦いで、やり抜くという覚悟を持って申し込み、1年間あきらめずしっかり取り組むことができたのは、AWESOMEコンサルティングで相談した際、件数が多くてもしっかり回答してくださったこと、頑張っているのは自分のみではなく、同じ講座で頑張っている人がこんなに多くいることが励みになったからです。
今の職場で行政書士登録いたします。今後、新しく勉強する分野ができてもこの1年の取り組みがあるので自信を持って新しい分野も学習し行政書士として活動していきます。ありがとうございました。
カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等
中上級総合カリキュラムか入門総合カリキュラムか迷う方いると思いますが、わたしは、入門総合カリキュラム(フル)、ゼミ、総まくり記述80問攻略講座がベストではないかと思います。可処分時間と覚悟がある方は負荷をかけて中上級総合カリキュラム(フル)もありかもしれません。