合格者の声|文字だけでなく図や絵を使った講義で、独学で曖昧だった箇所が解消された! 橋口 和史さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
現在会計事務所に勤務しており、周りに税理士はいますが、それ以外の資格を持っている人がいませんでした。相続や各種許可申請が日常的に発生している職場環境なので、自分の業務範囲を拡大したいと思って行政書士を目指しました。また、5年ほど前に宅建を取得しましたが、民法を学ぶことが自分のキャリアアップにつながると思っていることも目指した理由になります。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
行政書士の受験は令和4年が2回目になります。初めは令和元年に受験をしましたが、その時は独学で受験をしました。独学なので、分かったつもりになっている部分が多く、細かい知識を問われたときに対応できなかったので、160点くらいで不合格となってしまいました。次に受けるときは通信講座をと考えていた時に、アガルートは試験のカバー率が高いこと、SNSなどでも受講している人が多い印象があったので受講をしようと決めました。
合格体験記・学習上の工夫
勉強するにあたっては、毎日少しでも机に向かうこととして、まったくテキストや問題集を開くことがない日を作らないようにしていました。また、初めて受験したときはほとんど六法を使うことをしなかったので、今回は「六法をとにかく読む、覚えること」を意識しました。通勤の時も六法を持っていたので、大きなカバンで通勤していましたが、「せっかく持ってきているから」と読む習慣がついたことが合格につながったと思います。豊村先生の講義でも六法のここに線を引けばよいということを分かりやすく教えて頂けました。
また、先生の講義は図や絵を書くことが多いですが、文字だけでは曖昧だったことが明確に理解できたように感じます。そのことで、前回の独学では分かったつもりで終わらせていたことの理解が深まりました。
試験範囲は民法と行政法が大半なので、まずはそこから取り掛かりました。民法と行政法は中上級総合講義テキストと他資格セレクト問題集と過去問をやりこむことを意識しました。また、前回は憲法が苦手でしたが判例を意識して勉強することで、今回は直前の模試や市販の模試などでも憲法はほぼ落とさずに対応できたので試験の時でもリズムが掴めたと思います。逆に会社法は深入りせず、割り切って対応しました。
記述については、民法と行政法の講義で「丸記マーク」と言われたところと総まくり記述80問攻略講座で対応しました。本試験では記述は28点と思ったような点数には届きませんでしたが、「○○権に基づく~」ということを意識してほしいという指導を試験の最後に思い出して記述の3問目を書くことができました。マークシートが160点、記述28点の合計186点で合格しているので、このことを思い出せなかったら不合格だったと思います。そういった意味でもアガルートを受講したので、今年合格できたと思っています。
中上級総合講義のご感想・ご利用方法
試験範囲は民法と行政法が中心なので、まずは民法と行政法の総合講義を一通り聴くことから始めました。一通り聞いた後に「他資格セレクト問題集を解く⇒他資格セレクト問題集の解説を聴く⇒分からなければ中上級総合講義に戻って確認する」というサイクルをひたすら回していました。
行政法に関しては、豊村先生から過去問も解いておくこと、という指導があったので、過去問も解きましたが、他資格セレクト問題集のほうが難易度が高いと感じたので、過去問の復習にはそこまで時間をかけることはしませんでした。
憲法は講義の中で判例について詳しく説明を頂いたので、そこを意識して覚えることで実力がついたと感じています。本試験や模試を通しても憲法は安定的に得点を計算できる科目になりました。
商法と会社法については、そこまで深入りすることなく対応しました。一般知識は個人情報のところで得点を稼ぐことと指導があったので、個人情報の部分を中心に対応しました。講義の中で指摘のあった六法の該当箇所にはチェックを入れ暗記して対応しました。
文章理解は解き方のテクニックを総合講義の中で教えて頂いたので、そのことを意識して問題を解いていきました。本試験でも初めに文章理解に着手して落ち着けたので良かったです。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
とにかくひたすら問題を回して対応しました。また、中上級総合講義テキストに加えて六法を意識して読みました。記述はなかなか対応ができずに最後まで困りましたが、一日5問ずつといったノルマを自信に課して対応することで徐々に力がついたような気がしています。
本試験では記述に関しては思うような点数には至りませんでしたが、「○○権に基づく~」という覚え方をしてほしいという先生の言葉を試験の最後に思い出して、記述の3問目を解答することができました。186点での合格なので、この言葉がなければおそらく今回も不合格だったと思います。
文章理解対策講座のご感想・ご利用方法
初めて受験した時(令和元年)は独学だったので、正直行き当たりばったりの解き方で対応していました。運任せのような感じで問題を解いていたので、模試を通じても点数は安定せず一般知識は常に足切りを意識せざるを得ない状態でした。
文章理解対策講座では解き方のテクニックを教えて頂いたことで、始めはなんとなくでしたが文章理解問題のやり方が分かったような感じがして、徐々に対応することができました。
本試験では文章理解対策問題を試験開始と同時に解くことで気持ちが落ち着いた状態で対応できたので、全問正解とはいきませんでしたが、一般知識で足切りを回避することができました。文章理解はテクニックを学ばずにひたすら問題を解いても点数につながらないことを、講座を通じて痛感しました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模擬試験は試験の直前にいつも通っているカフェのワーキングスペースで本試験をイメージして解きました。模試の点数を意識することももちろんですが、個人的には時間配分を一番に意識して模試に取り組みました。点数は市販の模試を含めて、合格のボーダーラインぎりぎりを行ったり来たりの状態でしたが、時間配分を体感できたことが一番の収穫だったと思います。
直前期(試験の2週間前ごろ)からは択一問題は模試の復習のみに注力して、自分の弱点の洗い出しと知識の整理に努めて最後の点数の積み上げができればという気持ちで過ごしました。各種模試で洗い出した弱点は大体同じような部分のところだったので、弱点を「見える化」して自分の焦りを軽減する効果が大きかったと思います。
講師へのメッセージ
無事今年合格することができました。
通信での受講でしたが、毎日コツコツと続けることができたのも、先生の分かりやすい講義のおかげだと思います。今後は行政書士として自身の業務の幅を広げることができるようにまた一から改めて頑張ります。本当にありがとうございました。