合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

私は日本で生活する外国人に深く関わる事業を行なっており、その事業をさらに強化させるため行政書士という資格が必要だと思い、この試験に挑戦しました。法律に関しては過去に学んだことはなかったものの、業務をするために必要な資格なので、必ず1回で合格しようとする気持ちは誰よりも強かったと思います。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

知人からの紹介で、豊村先生が良いと勧められアガルートに決めました。
過去に法律を学んだことがない人でも、豊村先生の講義は分かりやすいと聞いたことが決め手となりました。とにかくスピード感を持って勉強をスタートさせたかったので、他校を比較する間も無くアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私が学習を進めていくにあたって重視したことは「スケジュール管理」と「スキマ時間学習」です。
まず、「スケジュール管理」についてですが、いつまでに何を終わらせて、いつまでにこの科目を理解するのかをハッキリとさせました。
講義テキストが届いたのが12月中旬でしたので、まずは主要科目である行政法の講義視聴を1月末までに終わらせよう、といった具合に頭の中でスケジュールを管理していました。
大まかなスケジュールがあると、自分の学習状況を振り返った時に進捗具合を確認できますし、なんとなく心の中にもゆとりを持てるかと思います。
もう一つは「スキマ時間学習」です。
この試験を目指される方の多くは社会人で平日はまとまった学習時間が取れない方がほとんどだと思います。私のその中の一人でした。ただ、出勤中の電車の中で理解が浅い部分の講義を見たり、休憩後の10分に過去問を10問解く、など想像していたよりもスキマ時間を活用することで学習時間を確保することができました。
行政書士試験は覚えることが多くあり、勉強期間も長期化しやすいと思いますので、スケジュールを予め立てつつ、スキマ時間を活用して少しでも多くの時間を法律学習に触れることができれば、合格はグッと近づきます。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

感想としては「分かりやすい!」の一言につきます。
私は過去に法律を学習したことは全くありませんし、寧ろ人生の中で法律を学習するなんてことは思ってもいませんでした。
そんな私でも法律を理解できるようになったのは、アガルートの図を使ったテキストやそれを元にさらに噛み砕いて伝えてくれる豊村先生の講義のおかげだと思います。
入門総合講義の中で最も理解が深まったと思ったのは、入門講義を一通り視聴した後の逐条ローラーインプット講座という条文ベースで学習を進めていく講座です。今まで点と点でバラバラになっていた知識が、条文を細かく分析していくことで頭の中で線で繋げることができ、記述対策にもなりました。また、条文ごとにランク付けをしてもらえるので、深く落とし込んで理解する条文とそうでない条文を判別でき、効率の良い学習ができたと思います。
講義は音声のみでも視聴ができるので、耳がタコになるくらい豊村先生の講義を視聴しました。日常生活の中の1分でも多くの時間を法律学習に充てるには、この音声視聴がとても役に立ちました。場所・時間を問わず学習することができるので、スキマ時間の活用にぴったりです。
とにかく1日24時間の中でいかに法律に触れていられるかを意識しながら生活していたので、気付いた頃には頭の中に知識が定着していました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験は過去問学習がとても大事と言われているように、アガルートの過去問対策もとても分かりやすかったです。
一心不乱に過去問を繰り返すのではなく、過去問と講義による解説を繰り返し視聴することで論点の整理と過去問の傾向を掴むことができました。
また、過去問ごとに重要度のランク付けがされているので、問題を解く優先順位をつけやすかったです。
この論点はもう出ない、この問題は二度と目にすることはないなどと解説講義で教えてもらえるので、過去問の選別にも役に立ちました。
過去問学習に関しては、この講座に加えて市販の肢別問題集にも取り組みました。過去問のように選択肢として出題される場合は、消去法で回答できる時もありますが、肢別問題集だとそうはいきません。1問1問正確な理解を持って取り組む必要があるので、この二つを並行してやることでより実力が付くのではないかと思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

とても細かい部分まで落とし込んだ解説があり、記述の解き方だけでなく基礎的な法律思考力も向上させることができた良い講義でした。
私は記述という部分に対して、法律の知識不足だけでなく文章力についても不安がありました。
ただ、講義の中では問題文をしっかりと理解することから、問われている論点、回答すべき論点など、記述に関して必要なスキルが身に付くよう細かな解説がありました。
そのおかげで記述に対する苦手意識は少しづつ薄れていき、最終的には模試でも平均して30点以上は取ることができるようになりました。
また、記述の学習は条文・判例知識の細かい部分を理解していく必要があるので、記述学習を進めていくと択一の回答率も上がるという相乗効果がありました。
知識の定着としても記述学習はしっかりと進めていく必要があると感じています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

「とにかくこれはやった方がいい!」と心底思います。内容としては条文ベースで細かく学んでいくもので、気力と体力は必要な講義です。
入門講義を一通り受講し、過去問もある程度は回答できるようになった後にこの講義を受講すると、目から鱗です。今までふわふわとしていた条文知識・判例知識がガチッと固まり、確固たる自信が生まれます。条文学習というと嫌悪されがちですが、行政書士試験の中で最も重要な学習は「条文」であり、この条文を制することさえできれば、本試験は合格したようなものです。
この講義を受講してからは、六法を何度も捲り、本試験の直前には六法の何ページのどの辺りのあの条文があるというのがイメージできるほど頭に六法を詰め込みました。そんな条文学習の重要性に気付かせてくれたのが逐条ローラーインプット講義であり、田島先生です。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解に苦手意識がある人は必ず受講した方が良い講座です。私は学生時代から国語という科目自体に苦手意識があり、読書もまともにしてこなかった人間です。ですので、文章理解は本当に恐怖でしかありませんでした。ましてや、文章理解は足切りのある一般知識科目の中にあり、3問中2問もしくは全問正解する必要があると聞いた時は、自分には合格は無理かもしれないと思ったほどです。
しかし、そんな私を変えてくれたのが文章理解対策講座であり、偉大なる田島先生です。文章理解を解くテクニックやポイントはもちろん解説してもらえますが、その小手先のテクニックに留まらず、文章理解の本質についても学ぶことができます。この本質を掴んだ上で、何度もトレーニングをしていくとどんな問題でもある程度は回答できるようになりました。
実際、本試験では文章理解は全問正解することができ、田島先生には感謝しても感謝しきれません。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

他資格の問題の中から行政書士試験にも出題されそうな論点の問題がまとまっているため、
一通り過去問に取り組んだ後のトレーニングとして最適でした。
過去問を何周もしていると回答を覚えてしまっていて、なんとなく演習になっていないような不安感を覚えます。そんな時にこの講座を活用することで、自身の知識が正確なものなのか再確認する良いきっかけとなります。
この問題集の周目は自分の実力を確認するため、消去法も含めて取り組みました。その後2周目以降は、消去法は使用せずに一つ一つの選択肢の論点や問われている条文など判断できるように演習することを意識しました。他資格の問題なので過去問や市販の問題集よりも難易度が高いものも一部含まれますが、自分の実力試しにはぴったりの講座です。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試は1回のみで、9月に自宅で実施しました。初めての模試だったので当時の自分の到達度を確認する良い機会でした。(9月時点では未だ合格点に届かず、160点ほどでした)
初めての模試で合格点に届かず、当時は模試でこんなにも難しければ本試験はどうなるんだろうととても不安になりました。
しかし、今振り返ってみれば、模試はあくまでも自分の現在地を確認するツールでしかないと思います。
模試を受けることで、自分の知識レベルを確認でき、理解を深める科目や論点を見つめ直すことができます。

本試験まで他校の模試を2回受けましたが、どちらも結果に一喜一憂することなく、あくまでも模試であることを意識して、今後の学習に役に立てました。

講師へのメッセージ

昨年は先生が夢に出てくるほど、先生の講義をひたすら視聴し続けました。
豊村先生、1年間本当にありがとうございました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

田島先生、1年間本当にありがとうございました。
田島先生が逐条ローラーインプットの中で、「独立しても日本なら食っていける」というお話は大きな刺激になり、勉強中何度も聞きました。私も独立当初は同じ境遇だったのでとても共感しました。行政書士として今後新しい事業を始めていく上で、田島先生の言葉は忘れません。
ただ、田島先生の講義の中で最も印象に残ったのは、京浜東北線のヒエラルキーです!