合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

・社労士試験とダブルライセンスとする為。
・先生と呼ばれる難関資格を取り、自信を付ける為。
・今後、私の希望進路を実現する為。
私は独立開業する予定は無く、企業で行政書士と今目指している社労士を活用したいと考えております。よって社労士を取得した暁には、転職をする予定です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

合格実績と出題カバー率の高さに魅力を感じた為。そして、相賀先生と豊村先生で非常に迷いましたが、才色兼備の相賀先生に魅力を感じました。また、一般知識や文章理解、逐条ローラー等豊富な対策が出来る事に惹かれました。

合格体験記・学習上の工夫

先ずは講義を聴き、テキストを繰り返しました。講義は最初から2倍速です。時短を実現し、徹底的に効率性を求めました。そしてノートは作らない、マーカーは黒シャーペンのみで、目で見て覚えるやり方をしました。これまで約50個の資格を取得しましたが、簿記検定と調剤薬局事務検定のレセプト作成以外は全てこの方法でした。社労士もこの方法で行います。
そして、復習と進行を同時並行で取り組みました。過去問は講義を集中して聴いても、いきなりは当然解けません。よって解答を先に読んで、選択肢の全てを、テキストを伴侶に取り組みました。
そして苦労した事は、一般知識と記述です。一般知識は何が出題されるか分からない事、記述はもし知らない論点が出題されたら、ほぼ0点になる可能性が有るからです。記述はゼロから自分で記述しなければならない為、勘や択一の様に問題文から自分の知識を思い出す事が全く通用しない為です。一般知識に関しては、一般知識強化講座と公務員の時事テキストを使用しました。
また、田島先生の時事テキストも読みました。記述は過去問だけでなく、民法と行政法のテキストを隅々迄読みました。また逐条テキストもボロボロになる迄使い込みました。最後にだめ押しで、ユーチューブで記述と一般知識の対策講座も拝見しました。こちらはアガルート以外の物です。
個人的には一般知識は行政書士の業務に必要だからではなく、受験生を落とす為だけに有る気がします。一般と書いてあるが、全く一般では無く、難しい問題ばかりですし、特に今年の郵便局の問題と森林に関する問題は出題意図が落とす為以外に全く思いつきません。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

初学者でも解りやすく、メリハリが有りました。最初は本当にこの合格率10%前後の先生と言われる8士業の一つである、行政書士に合格出来るかは不安でした。恥ずかしながら、令和3年に一度不合格になっている為余計に不安でした。
あのときの不合格は一般知識の足切りになり、自己採点の時点で分かりました。結果は分かっていても、不合格通知が来ると悔しく破り捨てた記憶が昨日の事の様に思い出します。正に悪夢でした。もはや悔しさを通り越して、不甲斐ない自分に殺意すら覚えました。正直法律の勉強は楽しいと思う事は、あまり無かったです。行政法と会社法なんか無味乾燥で、数多の判例は抽象的で捉えどころがなく、大変でした。
しかし、相賀先生の動画を見て、また、好きな音楽を聴き自分を鼓舞しました。やはり行政書士試験のクラスになると独学は厳しく、一般知識や記述の運の要素もある為、様々な対策講座が盛り込まれている入門総合講座は非常に魅力的でした。相賀先生の笑顔は今でも目に焼き付いています。相賀先生の魅力は淡々と話すのではなく、言葉の抑揚や表情が豊かで、それもまた惹かれました。
これからは社労士を目指し頑張ります。これからも応援宜しくお願い致します。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

正直あまり使用しておりませんでした。理由は解説を読めば分かるからです。どうしても理解出来ない部分のみ利用致しました。過去問は解説を読んでもそれだけでは全く足りず、テキストに戻る双方向が必要だと思いました。これは相賀先生もガイダンスで仰っておりました。とにかく過去問とテキストがボロボロになる迄やり込みました。何冊かは表紙が取れております。
やはり本当に合格したかったので、毎日取り組みました。2月から1日も休まず行いました。過去問は講義を聴いても、最初からは絶対に解けませんので、いきなり解答を読んでテキストに戻りました。何も見ない問題演習は模試で充分です。過去問はインプットも兼ね備えた教材です。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述は万が一自分が知らない論点が出たら、何も書けず0点になる可能性がある為、怖かったです。記述の問題文と解答をひたすら暗記しておりました。勿論なぜこの解答になっているかは、テキストと解説を読み込む事前提です。
過去問だけでは足りないと思い、ユーチューブの記述専用動画を拝見したり、他校の模試を利用して知識を蓄えました。また、問題演習だけでなく、テキストと逐条ローラーインプット講座のテキストの読み込みにも励みました。記述に関しては、やはり運の要素も有ります。もし知らない論点が出題されれば、0点の可能性がある為です。その為、テキストと過去問の解説も理解し暗記するべきだと考えます。そうして運の要素を限りなく無くす努力をします。
特に近年は採点が厳しい傾向が有るので、注意が必要です。私は模試と本番以外は、書かずに解答を見て覚えました。そうして書く労力と時間、シャーペンの節約をしました。今まで問題集の解答欄に書く練習をしたのは、簿記検定、調剤事務検定のレセプト練習、測量士補の計算問題位です。
まとめると、過去問だけでなく、解説の理解・暗記とテキスト、条文の読込みが大切だと考えます。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

やはり条文の知識は大切でした。択一で条文が問われる事は勿論の事、記述で条文知識が無いと太刀打ち出来ないからです。条文は日本語で記載されておりますが、難解で理解するのに労力と時間が掛かります。判例もそうですけど、よくこんなに難解に書いたなとある意味感心しました。特に判例はもう少し分かりやすく、端的に書けないものかとそこも驚きました。
その難解な文章を分かりやすく、且つ重要ランクを付けて解説して下さった田島先生や本講義の相賀先生には感謝しかないです。また、田島先生の時事テキストを読みましたが、何問か的中しまして、感動しました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

一般知識の足切りを回避するのに文章理解は重要な為、しっかり対策しました。
田島先生の解放テクニックに頼らず、「文章を読む事から逃げない」という言葉は印象的でした。そしてとにかく問題文を読みました。そして何が記載されており、何を伝えたいのかを吟味する練習をしました。
そして選択肢をいきなり見ると、その選択肢に惑わされる為、先ずは文章を読む事に専念しました。本試験は苦手な並び替え問題が出題され少し慌てましたが、今までの練習を思い出し、少し時間は掛かりましたが正当出来ました。当日は結果的に3問全て正解しました。また時間も約20分余りました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

行政書士試験は難関資格の為、他資格の問題も取り組まないと過去問だけでは足りないと考え利用しました。択一だけで考えると司法書士や司法試験と余り変わらない、寧ろ行政書士試験の方が難しい問題も珍しく無いと思いました。多種多様な問題に取り組む事で、なるべく見た事が無い問題を減らす事に繋がったのは良かったと思いました。
以前アガルートの講師でありました、柴田孝之先生が民法に関しては司法試験とほぼ難易度が変わらず、行政法に至っては行政書士の方が難しいと仰っておりました。
やはり試験名に行政と付くだけあって、行政法に関しては日本一難しいのが行政書士試験だと納得しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験に関してはアガルートの物は一度も利用しなかったです。理由は他校の模擬試験を利用する事により、その会社の出題の仕方や知識を勉強したかった為です。また、判例問題集においても、他校を利用しました。
模試は自宅で受けましたが、それでも緊張しました。また3時間頭を回転するのは疲れます。復習に関しては全ての問題において、二度と間違えない様に復習しました。やはり模試は講義を聴くより体力を浪費します。
結果的には何回か模擬試験を解きましたが、合格点を下回る事は無かったので安心しておりましたが、本試験は全ての問題が難しく感じました。

講師へのメッセージ

今回合格出来た事、努力出来た事はアガルートの皆様と家族の支援の賜物と私は理解しております。この試験は一言で表すと受験地獄です。試験が終わっても全く開放感と自信がなく落ちた可能性があると暗い気持ちでした。特に帰宅してからの自己採点は本当に地獄そのものでした。結果発表迄も非常に長く、前日はよく寝られなかったです。番号を見つけた時の開放感は何物にも代えがたい物でした。
よく試験に落ちても命は取られないから、リラックスしろという言葉が有りますが、勿論良かれと思っての言葉だと思いますが、私はそうではなかったです。ある格闘家が負けは死だと仰っていました。私も試験に落ちたら、死だと思いながら勉強しました。そちらの方が面白いとも思いました。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

最後にこれからは行政書士試験を目指される方にメッセージをお送りします。3点御座います。
・私は法律の勉強は最後迄、面白いと感じなかったです。では何故続けられたかと言うと、合格すると言う目標がある為です。勉強しなければ知識は付かない、よって当然問題が解けない→不合格になる。それを避ける為と思えば勉強を継続出来ます。また好きな音楽を聴くのも良いです。
・熱い情熱は不要です。常に冷静でいる必要が有ります。他の人が頑張る姿を見たりすると、やる気が出たり情熱的になりますが、基本雑念にしかならない為不要です。情熱は疲れるし冷めやすい。冷静さこそ不測の自体に対処する最善の感情だと思います。
・自分の年齢を気にするなと言う事です。転職市場では35歳限界説と言われますが、そんな物は今の時代とっくに払拭されております。40〜60代でも転職は可能です。特にこの試験は70代の方も合格されております。普通に考えて人生100年時代において、60代位迄は高齢者とは程遠いと思います。
自分の進路を実現する為、頑張って下さい。大丈夫、受かります