合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

企業の会社員として勤める中で将来に不安を覚えており、漠然と30歳になるまでに独立して何らかの事業をやっていきたいと考えていました。

ただ現実はスキルもアイデアも資金もなかったので、何か独立開業ができる資格をと探したところ行政書士試験に出会い、目指すことに決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

法律の学習は全くの初めてでしたので、何らかの講座を受けようと決めていました。学習のスタート自体は5月と遅かったのですが、可処分時間はしっかりあったので、私が比較検討した予備校の中で講義時間が最も長かったアガルートに決めました。

また合格特典の全額返金制度も大きな要因です。自信家なため、最も長時間の講座を受講するのだから絶対に受かると思いましたし、実質タダで難関資格が手に入ると思いました。

合格体験記・学習上の工夫

法律の学習が初めてにもかかわらずスタートが5月10日頃からでした。本試験まで約半年間と時間はあまりありませんでしたが、その中でも可処分時間はしっかりとあったので、豊村先生の学習スケジュールを参考にしながら、自分なりにアレンジを加えて計画を立てて学習を進めました。

合格した今だからこそ何時間やったかではなく、内容が大事だと声を大にして言えますが、学習初期は明確な目標がないと意欲が湧いてこなかったので、一般的に合格までに必要な学習時間と言われている1000時間の学習を目標にしていました。そこから試験までの日数で割って、1日の学習目標を決めていました。

モチベーション維持のために学習サポートのアプリで毎日の学習時間の記録も取っていました。

学習後期には時間も大事だけれど、それ以上に内容が大事だと気づいていたので、試験までの可処分時間を考慮して、やるべきことを意識して学習計画を都度変更しながら臨機応変に対応していました。計画に縛られすぎないことも大事かと思います。結果的には当初の目標に大幅に届かない750時間の学習でしたが、内容を意識した学習計画を立てていくことに変更できたことが合格に繋がったと思います。

9月に受けた他の予備校の公開模試では点数が伸びず、合格にはほど遠かったですが、不安や焦りはありませんでした。豊村先生には直前期の10月から伸びると言われておりましたし、弱点も憲法の統治分野や行政法の地方自治法など学習計画で直前期に一気に暗記すると決めていた科目だったので、信じてやり切るのみでした。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

初学者の私でも非常に分かりやすい講義でした。どうしてもイメージしづらい法律用語や条文を具体的な例えを用いて講義してくださるので、1周目の際に悩んで立ち止まってしまうということはほぼありませんでした。

行政書士試験は膨大な量を学習しないといけないので、最初の1周目で迷わず前に進めるということは非常に大事だと思います。当然テキストも膨大な量がありますが、あますことなく解説していただけるので、やり切った時には相当な自信に繋がります。

講義自体は豊村先生に合わせてアンダーラインやマーカーを引いていく形です。1周目では手を動かしながらの学習となるので講義に没入でき、復習として2周目に入ったときにはどこがポイントなのか非常に分かりやすく、かなり効果的だと感じました。

当然テキストや書き込みだけでは思い出せない箇所も多々あるのですが、その際に講義を聞き返すことができるのがオンライン学習のメリットだと思います。アガルートの場合はチャプターがかなり細かく分かれているのでポイントを絞って視聴できました。また1.5倍速や2倍速にすることで時短もできました。

豊村先生は画面越しに伝わってくるほど元気ハツラツで自然とやる気も湧いてきました。服装や髪型も個性的で、堅苦しい思いをすることなくリラックスしながら楽しく講義に臨めました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

入門総合講義と同時並行で進めました。入門総合講義を切りのいいところまで進め、該当箇所の過去問に取り組み、また入門総合講義を進めるといった、豊村先生が推奨しているやり方で進めていきました。

過去問は最終的に5〜6周しましたが、本試験の結果を受け詰めが甘かったと反省しております。確実に覚えた問題は飛ばすなどの工夫が必要だったと思うのですが、周回を重ねる際にどうしても全問やらないと気が済まない性格だったので、無駄が多かったと思います。

その割には問題の成否にばかり捉われすぎで、一肢一肢の細かい理解が甘かったです。

林先生の講義は豊村先生の講義とは違った角度からの解説もあるので、多角的に捉えられて非常に良かったです。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

民法・行政法の2周目が終わった時点で学習を開始しました。2日に1問のペースで進めていきました。記述の問題は択一の問題よりも思考力が試されるので、学習していて非常に楽しかったです。また記述の問題に取り組むことにより、条文や判例の知識の正確性や理解度を問われるので、理解できているようで曖昧にしか理解できていないことにも気付かされました。

講義では問題の類型、問題文の検討、知識の抽出、解答の作成と順を追って解説していただけるので、本試験でも同様の手法で落ち着いて問題に取り組むことができました。記述問題は本試験において合格への最後の一押しでとても重要なファクターとなりますし、私は実際になりましたので、記述過去問解析講座も同様に非常に重要なものとなってきます。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

学習後期で大変役立ちました。

豊村先生や林先生の講義で何度も、都度条文を引けと教わってきましたが、中々自主的に引くことができずにいました。講義という形で田島先生と条文を追っていくので、条文の読み方や重要性が非常によく分かりました。テキストと豊村先生の講義で丁寧に説明を受けたことを、条文で理解するということが本試験攻略において非常に大事です。

講義では書き込みも行っていくので、自分で購入した六法よりも使用頻度が高く、テキスト・過去問・問題集に取り組む際に常に横に置いていました。

暗記ペンでのマーカー引きも行っていくので、条文素読の効果もかなり上がりました。条文が横書きというのも抵抗感がなくなって良かったです。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

2日に1問のペースで進めていました。文章理解には自信がありましたが、落としてしまうと足切りに引っかかる可能性もあるので、問題に真面目に取り組み、感覚を養いました。

文章理解が苦手な方でも、田島先生が小手先のテクニックではなく、文章を読み解く力を身につける方法を講義で解説してくれるので非常に良いと思います。文章理解は落とすわけにはいかない問題ですので、文章理解対策講座は得意・不得意にかかわらず重要な講座だと思います。

『択一式対策完成への問題』解析講座のご感想・ご利用方法

民法の入門総合講義、民法の過去問を各2周ずつ終えてから学習を開始しました。

2周してからでしたのでそれなりに自信を持って挑んだのですが、正答率は半分程度でまだまだ知識不足だと痛感させられました。民法は範囲の割に過去問の量が少ないのでどうしても知識に漏れができてしまいます。そこを補ってくれる講座ですので非常に重要なものだと感じました。

豊村先生の解説も一肢一肢丁寧なので、民法のレベルアップに非常に役立ちました。私の場合は学習を2周終えてからでしたので、この講座によって一気に民法の全体像が掴めました。最終的には問題集を5周しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

学習に遅れが出ていたので、利用できたのが10月末でした。他の予備校で三度模試を受けた後だったので、四度目で本試験前最後の模試でした。あくまで体感ですが、難易度的には本試験と同等くらいと感じました。

解説講義も変わらず丁寧で、他の予備校の模試解説講義よりも非常に分かりやすかったです。ただしその分、1問に掛ける解説時間も長いので、もっと早めの利用をしておけば良かったと反省しました。

どうしても通信なので会場受験ができないところは残念ですが、豊村先生も推奨しているように、他流試合と思って各予備校の会場模試を受けることで補完することも大事だと思いました。

講師へのメッセージ

豊村先生、林先生、田島先生、直接的な講座は取っておりませんがYouTubeなどでお世話になった相賀先生、皆様のおかげで一度で合格を掴み取ることができました。

ありがとうございました。