合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

勤務先で行政書士の関連業務に携わっており、資格取得を決意しました。元々大学においても法律関係の学部に所属しており、法律についてもっと深く学びたいと思ったこともきっかけの一つです。

また、以前から豊村先生のサンプル講義を視聴させていただいており、本格的な受講と受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1年目は他の予備校の通信講座を使用していましたが、講義は時間が無く受講していませんでした。

2年目になり、周りの合格者や行政書士の先輩方にアドバイスをいただき、豊村先生のサンプル講義を視聴し、とても分かりやすく迷わず受講を決意致しました。

合格体験記・学習上の工夫

2年目の学習は、4月頃から本格的に始めました。学習上意識した工夫としては、3点ほどあります。

1点目は講義を聞き、基本的な定義や条文(特に民法)の本質を理解するようにしたことです。

2点目は講義から問題演習への期間を空けずにとにかく反復を繰り返したことです。

3点目はメンタル面でのお話になりますが、とにかく合格を意識してポジティブになること(特に直前期)です。

豊村先生が講義で仰っていた「ジグザグ学習法」を意識し、知識がブレなく定着するまで意識したことや、記述では条文を覚え込む際に、試験をする側であればどこを聞きたいか、どのように解答すればよいかを徹底的に意識することで、本番でも比較的綺麗な解答を書くことができました。

また法律は文章がかたく、イメージしにくいケースが多々ありましたが、豊村先生が具体例やケーススタディのように分かりやすくお話してくださったことで、条文のみからは見えてこない本質の部分まで理解できました。

本試験前の3か月間はとても精神的にきつい時間が続きましたが、今まで自分が努力してきたことや、自分はなぜ資格を取りたいのかという原点に立ち返ることで、おのずと自分が今すべきことが見えてきました。

アガルートを通じ行政書士試験を受けたことによって自分を見つめ直すことができ、ウィークポイントを克服してくださった先生方にはとても感謝しております。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

自分が受験したのは2回目であったこともあり、テキストの内容はとても理解しやすかったです。試験で狙われやすい要点については、判例が細かく解説されており時系列に沿った理解を深めることができました。

特に苦手であった憲法に関していえば、他校では記載されていない細かい知識や判例なども網羅されており、テキストに沿った学習をすすめることによって本試験には自信をもって臨めました。

利用方法としては講義の1コマが終わるたびに途中で出てきた条文と六法の紐づけや、問題集への関連付け作業をメインに行いました。基本部分はもちろん、本試験で勝負となるBランクの知識についても細かい説明と解説があり、一度受験している自分にとってはとても使いやすい構成内容でした。

さらに演習総合講義を受講してよかったと思った点は、受験生にとって誰もが不安である一般知識に対する対策が、文章理解も含め充実していた点があります。

1回目の受験の際もYouTubeを通じ、豊村先生の政経社講義を聞いていましたが、今回の受講によって一定以上の自信を持って本試験に臨めたことが合格に大きくつながったと思っています。

本試験で問われやすいポイントや他の受験生と差がつくポイント、その他一般知識等全てにおいて合格までのロードマップを敷いてくださっている内容であり、とても満足しているとともに感謝しております。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢の問題集は知識が定着しているかを確認するために使用していました。

5肢択一の問題集では確認できなかった細かい知識や、特に違う角度から問われている問題、知識の定着が甘かった箇所についても再確認できた点については、とても有効だったと思っています。

また条文知識の量が最も必要とされる民法や、序盤で落とせない行政法各論、憲法の判例及び結論を確認するにはとても使いやすいと感じました。

私の場合、総まくり択一1000肢は学習が進んできた終盤から使用したこともあり、今までの学習がきちんと定着しアウトプットできる状態かどうかを確認することもできましたし、本試験で要求される肢の正誤を判断するスピードを養うといった意味では難易度的にも使用しやすかったイメージがあります。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

1年目の受験時は圧倒的に記述の対策が不足しており、点数を取ることができませんでした。

というのも、どこが聞かれやすいポイントなのかという点や重要な論点についての情報が極めて不足しており、学習を進める上で漠然としたまま試験に臨んでしまったことが原因でした。その意味では今回の記述対策講座は全てが重要論点であり、本試験時でもある程度的を絞ることができました。

受講していて特によかった点は、解説の分かりやすさでした。民法に関しては条文知識が重要となるなか、解説では記述に必要なポイントが細分化されており、特に本試験で完答を目指す上では書き方やアウトプットのイメージを大幅に養うことができましたし、重要論点ばかりの学習ができたことによって択一の精度も上がり、学習における相乗効果を感じました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

自分の学習において、本書は学習が進んできた7月頃から使用を本格化していきました。ただし、民法については条文数が多く、択一でも条文知識が多く問われるため、最初から使用をしていました。

1回目の受験時には市販のケータイ六法を使用していましたが、本書は条文の細かい箇所まで記載があり、知識をより深めることができました。演習カリキュラムにおいては条文の解説講義もついており、活字からのみでは足りない具体的でより細かいインプットをすることができました。

またテキスト講義との併用もしやすく、学習における紐づけや同線をしっかりと作ることができましたし、特に本試験の難化傾向が続く民法については細かい改正点まで網羅されており、択一に対する自信をつけられました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

私が演習総合カリキュラムを受講して一番魅力に感じた講座の一つがこの文章理解対策講座です。自分も含め、受験生の大多数は一般知識に対する対策が手薄となる状況において、本講座では本試験に近い内容での対策がとられており、毎日少しずつでも継続していくことによって絶対に落とさないという自信がつきました。

行政書士試験対策において文章理解に関する一般教材は自分にとってかなり貴重でしたし、文章理解の対策ができているということ自体が、一般知識の足切りに対する不安を払拭する上で重要なポイントになりました。本試験の文章理解を解く上ではいくつかのテクニックがあり、解説の学習をすすめていく内に解答にたどりつくまでのスピードを大幅に養うことができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験については本試験前の最後に使用しました。模擬試験の内容は、今まで学習してきた重要論点や本試験でよく出題される箇所(民法では改正点)が中心に出題されており、テキストや問題集の総まとめができる内容でした。

択一の問題では受験生が間違えそうな論点や混同しやすいポイントなどが多く見られ、理解を一層深められました。

また、模擬試験の解説講義を使用したことによって普段のテキストや問題集の解説講義では聞けない本試験の取り組み方や戦略などをイメージできたので、本試験の直前に使用することをおすすめしたいです。

他校の模擬試験をいくつか使用させていただきましたが、アガルートの模擬試験が一番本試験に近い難易度で、具体的なイメージを持てました。

講師へのメッセージ

豊村先生をはじめアガルート講師の皆様、本当にありがとうございました。合格までの道のりは孤独であり常に自分との戦いでしたが、講義での分かりやすい解説や精神面でのケアなどを通じ、自分は一人ではないという気持ちで合格までたどり着くことができました。

通学ではなく通信での受講でしたので画面のみを通じてではありましたが、辛かった時や諦めそうになった時に先生方の明るい性格に励まされ、ここまで来ることができました。

アガルートを通じて身につけた精神的な強さや知識を自分の仕事に活かし、皆様に貢献するという形で恩返しができるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

本当にありがとうございました。インタビューでお会いできることを心から楽しみにしております。