合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

退職後は趣味の登山を本格的に始めようとしていた矢先、ひざを痛めて、山登りを諦めることになりました。そんな折、次男が不動産関係に就職したのをきっかけに宅建資格を取ってみたのですが、久々の受験勉強が面白くなり、民法の学習を続けようと、当試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ネット上で、行政書士試験の対策講座を比較したブログを見つけました。そこで太鼓判を押されていたのがアガルートの豊村講師だったからです。 

合格体験記・学習上の工夫

6回受けた模試の結果が 不安定であったにもかかわらず、本試験196点で合格できた理由を考えると、一般知識問題で44点を取るという幸運があったことにつきます。

モスクワ五輪、コロナ定額給付金、日本学術会議、ふるさと納税は身近な問題でしたし、豊村講師の指導通り文章理解を重視しニュース検定や個人情報関連条文を直前期に読むことができたので、文章理解で3問正解することができました。 

一方、記述問題が地雷となり、60点中30点は取れたと思っていたものが8点しか取れていませんでした。記述の問題集を繰り返し解いていたので、これはショックでした(本試験後、遅ればせながら貴社ホームページで「就寝前と起床後に諳んじて合格」との体験記を読み、刷り込み不足を反省しています)。

一般知識で8割近くを確保できたことが合格につながりました。最終盤の9月に入ってからの豊村講師の指摘があったからこその合格だと思います。豊村先生、ありがとうございました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

①カラー・色刷り・紙質・紙色・大きさ・ページ数・字の大きさはよかったです。

②内容は分かりやすく丁寧で、索引がしっかりついているので使い勝手が大変よかったと思います。

③民法では条文の解説等の後に示されている「要件・効果」の視覚化を、より充実させていただきたいと思います。追い込み時の最終確認のためにきっと役立ちます。

④テキストの読み込みでは、民法を11月~3月末までに2回。6月末までに300ページまで。

行政法は12月~3月末までに2回。6月末までに320ページまで。憲法・基礎法学は4月~6月までに2回。一般知識は4月~6月までに個人情報系を1回、8月末から9月上旬で全編を1回。

10月に入って個人情報系と財政あたりを1回。商法・会社法は4月~6月に2回。8月末~10月末までは特に商法、会社法の設立・機関を2回は読みました。

⑤7月以降、民法、行政法、憲法のテキスト読み込みが薄れるという問題が生じました。当時は「なーに、民法・行政法の逐条学習と、憲法判例を繰り返し読めば何とかなる」とたかをくくっていましたが、これは大間違いでした。8月末以降から続く模試で、テキストの記憶の穴が次々とでてきて、その復習に何時間も取られるという事態が続きました。

⑥そこで、9月以降の豊村講師による「ヤマ当てフェス」に関連するテキスト範囲は最低限おさえることにしました。8割はカバーできたと思っていましたが、しかし、結局はできておらず、本試験の記述が8点に終わってしまいました。

⑦テキストにはすべてが詰まっているとは言いませんが、テキストには合格のための全てが詰まっていると、今さらながら思います。試験直前までテキストと「リンク」ですね。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

①民法81問は2020年10月末から2021年6月中旬までに12回から18回。

②行政法186問は2020年12月から2021年5月末までに10回から12回。思い出したように8月から10月にかけて1回か2回。

③憲法66問は4月上旬から8月上旬までに12回で打ち止め。

④一般知識92問は4/10~11/4までに1回から8回。

⑤商法・会社法45問は4/1~9/10までに8~16回となっています。 

⑥個人情報系と商法・会社法は過去問だけでは不十分なので、アガルート独自のまたは推薦の問題集がほしいと感じています。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

①逐条民法は8月に入ってから10月末までに3回、家族法は9月下旬に1回、10月後半に1回、「消えるシート」を使いながら読了しました。

②逐条行政法は8月から10月中旬にかけて3回、こちらも「消えるシート」を使いながら読み込みました。

③テキストの余白がメモにちょうどよく、復習もスムーズに進めることができました。田島講師のおっしゃった「条文を読みだして、行政書士試験に合格した」こと、「テキストを辞書にすること。条文を読みこなして、テキストに戻ること」の話を春のうちに聞いていたならば、もっとテキストの読み込みに力を入れることができたのになあ、などと泣き言を言っても始まりませんが、講義の中では、この言葉が印象に残っています。雑談もホッコリさせてもらいました。田島先生、ありがとうございました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

①5月中旬から始め6月下旬に1回解きました。

②これまでの人生では、文章理解にハウツーがあるなどとは思ってもみずに、文章がわからなければ、書き手の書き方が悪いから、読み手の読み方が悪いからなどと片付けて、力づくで読み飛ばしてきたわけです。対比、因果、反復、前後の関係を意識することが大切だと、今さらながら思わせていただける講座でした。 

②整序問題が苦手だったので、豊村講師推薦の分厚い公務員試験問題集の問題を十数題解き、整序問題の解法を知ったことは大きな安心となりました。

③本試験では整序問題が出題されなかったので、緊張せずに文章理解の3問を正解することができました。

『択一式対策完成への問題』解析講座のご感想・ご利用方法

5月初頭から6月末にかけて2、3回解きました。このころ行政書士試験の過去問の民法は10回は解いていたので、行政書士の過去問よりも、歯ごたえのある問題集だと思いながら解いていました。

そのまま10回、20回と進めることができればよかったのですが、問題が重たい(難しいものが時々混ざっている)のと、「商法・会社法」「総まくり記述80問」へシフトしたので、それきりとなりました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

6回受けた模試の結果がそれぞれ170点、188点、176点、186点、162点、224点でした。

 この結果から、大まかには理解しているが、突っ込まれるともろい分野がそこら中にあることがわかりましたので、とにかく、大量得点につながる記述(「総まくり記述80問』)や足切り待ったなしの一般知識(「ニュース検定』や「公務員試験集』)への対策、判例対策のための『憲法判例50!』、そして「直前ヤマ当てフェス」には何とか食らいつこうと決意しました。

アガルート模試を加えると、模試6回のうち半分は180点越えになるので、アガルートの模試は「五分五分で本試験に望めるな」というメンタルコントロールに大いに役立ってくれました。

講師へのメッセージ

体験記の部分などでも述べましたが、直前期の「ニュース検定」「行政機関個人情報保護法の条文通読」などによって、一般知識で8割近くを確保できたことが合格につながりました。最終盤の9月に入ってからの豊村講師の指摘があったからこその合格だと思います。豊村先生、ありがとうございました。