合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

今までの仕事とは何か違う仕事で生きていくためには何かしらの資格が必要だろうと思い、わりと安易な気持ちで行政書士試験合格を目指しました。高卒の法学未経験での挑戦には不安もありましたが、なんとか頑張ってやってこられました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

学習1年目は独学で勉強していたのですが、これまで独学での学習経験があまり無い私にとってやはり限界を感じる部分があり、YouTubeで無料で見られるアガルート講師陣の講義動画を見てとても分かりやすく理解できたためです。

合格体験記・学習上の工夫

僕がこれまで行ってきた学習方法は以下のようになります。まず講義動画を見てその範囲の他資格セレクト問題集を解き、問題集の解説動画を見てできれば間違えたところや気になるところを条文やテキストでチェックするという流れを、一通りやります。これが1周目です。

2週目は1.5倍速ぐらいの速さで講義を受けて、前回間違えた所だけを他資格セレクト問題集で解きます。テキスト、条文も見直し理解が浅い部分は過去問も解きます。

憲法の人権は判例学習だと思うのですが、その判決のポイントとなる部分を重点的に覚えることが大事かと思います。

憲法で言うと総論は条文学習です。前文と1〜7条までの読み込みは大事かと思います。

人権は判例学習です。得意な所はいいとしても、苦手な判例や複雑な判例は何度もテキストのマーカー部分を読んで自分の中に落とし込む作業が大変でした。

統治は条文学習です。総論の条文学習と合わせて行うと効率がいいように感じます。

行政法の行政手続法、行政代執行法、行政不服審査法、行政事件訴訟の条文は特に大事で、本試験までに6〜7回はそれぞれ通して読み込んだと思います。

あとは過去問も大切です。地方自治法は長と議会の関係や直接請求、住民訴訟など重要な論点がたくさんあるので、効率よくポイントを押さえて取り組むといいと思います。

民法は本当に苦労しました。何度も講義動画を見て、他資格セレクト問題集を解いて、条文を読んで、過去問を解いての繰り返しだったかなと思います。

民法の条文読み込みは記述対策にもなるので、いつか「やっておいてよかったな」と思える日が来るはずです。

商法、会社法は、商法はテキスト全体を思い出した時に軽く見ておく、会社法は設立を重点的に、余裕があればその先もやっておこうかなという感じでした。

試験1〜2か月前は勉強に集中できたので、講義動画はあまり見ず、テキスト・条文学習・問題集・過去問・模試・過去3年分の本試験問題の解き直しを重点的に学習しておりました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

豊村講師の講義はとても分かりやすく、講義の進め方、話し方、語り口調も親しみやすく、法学初心者の私にとっても理解しやすかったです。

テキストも豊村講師と一緒に線を引いたり書き加えたりマーカーを塗ったりしていくことで、より頭に入りやすいのかなとも思いましたが、できれば既に講師が書き加えたテキストもあれば効率よく学べたのかも知れません。

オンラインでいつでもどこでも学習できたのはよかったです。倍速再生で見聞きできるのもありがたい機能でした。

何度も心が折れそうになり、でもそれでもできるまでやるんだと自分に言い聞かせながらやってきましたし、時間はかかりましたがなんとか合格することができました。

法学初心者の僕が行政書士試験という国家資格に合格できたのも、演習総合講義のお陰でありとても感謝しています。

これからの人生で壁にぶち当たることもあるとは思いますが、そんな時には演習総合講義のテキストや問題集を見返して、自分はこんなに勉強してこられたんだ、自信を持てと、自分を鼓舞する教材としてこれからも利用していこうと思います。どうもありがとうございました。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

実は今回総まくり択一1000肢攻略講座は利用しておりませんが、去年までは利用していたので、その範囲でお答えします。

1000肢攻略講座の内容は、今年出るであろうとある程度予測して作られた内容だと思うので、それはそれでよいと思います。ただ僕は、今回はそれよりも優先して学習したい内容があったため、結局総まくり択一1000肢攻略講座をやる時間はありませんでした。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

とりあえず1回は普通に解いて講義動画も見て、ポイントにマーカーで線を引きました。2回目以降は日々の学習の中で理解できている部分は除き、1日10問ぐらいの目安でなるべく回数を解くようにしました。

時間がない時もあるので、いちいち記述せず頭に浮かんだ文章と答えが合っているのか確認して、間違えていた所や思い出せなかった所は解説や条文、テキストの判例で確認しました。条文や判例になるべく近い答えを書けるかどうかがキモだと思うので、なるべく早く適切な文章を組み立てられる様に意識して取り組んでいました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試に時間をかけすぎると効率がよくないと思ったので、ペースメーカーとして取り組ませていただきました。これまでの学習で培って来た学力がどういったものなのか、自分が苦手とする部分はどこかを分析する上で重要な判断材料であり、じっくり復習をするという使い方は余りしなかったように思います。

ですので、講義動画はあまり見ず、どこで点数が取れていてどこで取れていないのかをある程度抽象的に捉えて、苦手としている部分を徹底的に学習して弱点を克服し、また次の模試へといったかたちで学習しました。

講師へのメッセージ

今まで大変お世話になりました。豊村講師のことは一生忘れないと思います。

学習を始める前の自分と今の自分では比べ物にならないくらい世の中の見え方が変わったように感じます。これからもお身体を大切に、元気に講師活動に励んでいただければと思います。