合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

勤務社労士として企業の人事部門に勤めています。キャリアアップを検討する中で、今後、契約書の確認業務や商法・会社法に基づく多様な業務を身につけようと考え、まずは行政書士資格にチャレンジすることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

資格試験の試験科目は内容が堅苦しいため、講師との相性が非常に重要だと考えています。

私には終始まじめな講師より、合間にポップな説明をしてくれるような講師が合うため、まずは各校の講師の体験授業を受講して比較した結果、豊村講師が最適と判断しました。

その後、合格実績や教材を確認して最終的に受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

合格までの時間を最短にして、実務を学ぶステップへいかに早く移行するかにこだわったため、「試験当日に180点あればいい」という、当然といえば当然のことを強く意識していました。

受験を決意した時期が7月で、試験まで残り時間が多くはなかったため、最も大事にしたのは取捨選択です。

まず、残り4か月少々の期間で商法・会社法に手を出すことは効率が悪いため、アガルートの教材が届いたその日に、マークシートに記入する答案番号を決めました。

これは商法・会社法に使う時間を、他の問題の精度向上に充てることを目的とした割り切りでしたが、本試験では結果的に3問正解しており、運も味方にできたと感じます。

次に、商法・会社法以外の法令科目を、理解度にかかわらず倍速で次々受講しました。学習開始が大幅に出遅れていたため、理解の進捗は無視して講座を流し続けました。

一通り法令科目の受講が終わった後、法令科目の過去問や予想問題を大量に解きました。法令科目の問題演習と並行して、一般知識のうち、個人情報保護法等、決まって出題される法律系科目を受講しました。

出題されるか分からない政経社に使う時間は無かったため、触れませんでした。文章理解も感覚的に解けそうだったため、触れていません。

10月半ばから各校の模試を解きました。書店で入手できる模試は全て購入し、申込みが必要なタイプの模試も間に合うものは全て受けました。

初回の点数は一切気にせず、本試験までの1か月足らず程の時間で、手持ちの模試ですべて合格点を取れる状態に仕上げることだけを考えました。

模試には指導校の全てが詰まっており、その模試を解ける安心感が対本試験において最も心強いものでした。時間が無いと焦る日々でしたが、ふたを開ければ本試験は200点を超えており、満足のいく結果でした。

最後に学習時間についてです。仕事が忙しく残業漬けの日々でしたので、仕事終わりの学習はできませんでした。

また、小さな子どもが2人いるため、土日は遊びに行きたいとなれば、平日の朝しか可処分時間がありませんでした。

そこで、7月から11月まで、毎朝4時から7時の3時間と、会社の昼休憩のうち45分を学習に充てました。昼も夜も学習を進めたいという焦りがありましたが、今思えば、平日の朝と昼休みだけ学習して、後は一切しないという方針は、メリハリがあって良かったように感じます。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

速習カリキュラムしか受けていないので多くは語れませんが、最高のコスパ講義だったと思います。得点すべきところを厚く、そうでないところはほどほどに、メリハリの効いたよい内容でした。

講座選びをしている段階では、合格に必要な内容もある程度切り捨てて時短を図るイメージの速習カリキュラムに若干の恐れがありましたが、終わってみればあれで十分だったという感想です。

基本的な利用方法として、まず倍速で一通り受講、その後、問題演習を通して理解できないと感じたところを受講していました。日常で徒歩の場面があれば音声受講し、夜に寝付けないなら子守歌代わりにしました。基本的には朝学習をしていましたが、上記のとおり、隙間時間があればとりあえず音声を聞いていました。

スマホで講義を持ち運べる感覚で、どこにいても暇をしませんでした。入門講座らしくわかりやすい説明と、豊村講師の陽気なキャラクターがあいまって、多少学習が面倒くさいと思う日でも、必ず数時間は学習しようと思うことができました。

また、テキストについては項目ごとの重要度をアルファベットで表示してあり、重要度がよく分かったので、学習の詰めの段階で項目別で優先順位をつける際には迷いませんでした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

各校の複数の模試を比較して、個人的にはアガルートの模試が最も難度が高いように感じましたが、本試験当日もお守り代わりに持ち込んだほど信頼していました。

講師へのメッセージ

終始倍速で受講したため、豊村講師のYouTubeを見ると違和感で笑ってしまいそうになります。

講座自体が楽しかったので、本当は通常速度でじっくり理解しながら学習したかったのですが、本試験は待ってくれないので、仕方なしでした。一度も会ったことはないですし、私が一方的に存じ上げているだけの状態ですが、非常に感謝しております。