合格者の声|「記述式が伸びない」悩みが解決された 白石 勝典さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
退職後の第2の人生にどう備えるかを考えていたときに、誰でも受験することが可能とのことで、通勤の往復3時間を利用して勉強しようと受験を決意した。ここから、通勤中は車内で音楽を聴いていた時間に法律講義を聴くこととなった。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
同じテキストを繰り返し読むだけでいいのか不安を覚え、問題集を解きまくっていたとき、YouTubeで豊村先生の講義を見た。ご自身の経験やユーモアをまじえた情熱のこもった姿を拝見し、本講座を受講したいと感じた。
合格体験記・学習上の工夫
いままで、いくつもの通信教育に挑戦したが、意思の弱さからほとんど達成することができなかった。退職を目前にして行政書士を目指して受験を試みたが、初回は採点すらしてもらえず、2回目もほど遠い結果だった。令和2年度は、合格に10点届かず、「自分には向いていないのではないか、でも諦めたくはない」と感じた。葛藤の中YouTubeを見ていると、相賀先生の「振り返りシート」の話が心に刺さった。教えにしたがい試験問題を肢別に分析し、「正解を導けた要因」「正解に至らなかった要因」など、細かく書き出した。解答の◯×を間違えたものや知っているのに間違えたものなど、安易なミスの多さに唖然とした。
そこで、豊村・相賀両先生に受講相談するなかで「確実に伸びている、今度こそは自分に合格が回ってくる。合格率が10%ならば、その中に自分も入ればいいんだ」と言い聞かせ、受講を決意した。
勉強していくなかで、次のようなことを続けた。
1) 一定の分野ごとにテキストと問題集を繰り返し、必要に応じて条文と判例もローテーションに組み込む。
2)勉強がマンネリ化した時期(6月頃から)には、1日の間に全ての科目の問題集、記述式、文章理解、六法、ニュース検定などを短時間ごとに組み合わせた。
3)一度解けた問題が次に解けない場合については、解けない問題だけを解く一方、数回おきに全問を解く。
4)試験当日は、開始の合図とともに全問を見渡し、「◯×」を右上につけていくことで、心を落ち着かせて解答間違いをしないようにした。
演習総合講義のご感想・ご利用方法
2月末にテキストが手元に届き、早速目を通した。テキストとセレクト問題集を組み合わせて交互に学習し、とにかく解きまくった。数回の受験の中で、法律の改正もあり、以前の記憶を修正するのに時間を要することもあった。
2周くらいした頃からは、総まくり択一1000肢や記述式、逐条ローラーインプットも勉強のローテーションに組み入れた。
最初の頃は、動画を見ながらテキストも確認していたが、徐々に環境に合わせて、テキストのみを読んだり、就寝前には動画のみを見たり、通勤時の車内では録音した音だけを聴いたりなど、とにかく繰り返すことに努めた。
7~8月になると、各科目のテキストを20ページ、問題集は20問、記述式や文章理解は各2~3問と、勉強の予定表を作成し、基本的にはこの計画に基づいて学習を進め、10月からは過去問も含めて学習した。
そのなかで気づいたことは、何回も正解した問題でも、時間がたつと忘れているということだった。そこで軌道修正を余儀なくされ、分かっているはずの問題も含めてひたすらに解きまくることにした。
11月は仕上げの時期とし、基本事項を中心に確実なものとすることに努めた。
総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法
セレクト問題集から抜粋された問題は集中的に学習するのに非常に重宝した。通勤電車の車内で、適度な大きさのテキストでいつでも取り出して学習でき、昼休みの短時間でも時間を有効に活用できた。左右見開きで問題・解答を並べて確認できて、問題のどの表現が間違いなのか、どう書き換えたら正解になるのかなどを、確実に学習できた。「この文章は記述式の中にも取り入れられるのではないか」など、問題を解くだけに限らず、幅広く活用できた。何周も解いていくなかで、何度やっても解答できない問題や、正解したのに間違う問題などは付箋を付けて利用した。他資格を勉強することで、学習範囲が広くなったようで、結果的にはよかった。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
記述式はなかなか得意科目にできないことが、悩みの種だった。どうしても思い出せなかったり、分かっていても正確な言葉が出てこなかったり、なかなか力がつかず、最適な学習方法はないかと常に考えていた。この講座は、そんな悩みを解決してくれた。
解答欄には関係する条文が書かれており、解答の根拠を網羅的に理解できることに対し素晴らしいと感動した。その後、六法を見て、該当箇所に印をつけ、六法を学習するときに何度となく確認ができた。とにかく、記述式は解答を書き出し、頭の中だけでなく手に覚えさせるような気持ちで取り組んだ。全問解くうちに、答えの導き出し方を理解できたようだ。繰り返すのみかな。
逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法
六法に印をつけて勉強していたが、やはり文字が小さいことから、詳細の確認が少し億劫に感じていた。特に法律によってはとても小さい文字があり、学習の阻害要因となっていた。そんな中で、逐条ローラーインプットのテキストは特に重要な条文だけを抜粋してあり、講義の中で詳しく条文の読み方や内容の理解の仕方、条文間の関連性などを教えていただき、より条文が身近に感じられるようになった。特に2021年度は、民法の改正後の条文ということで、個人的には過去の知識を再編成するという複雑な作業もあるなかで、短時間で作業を完成させる上で非常に利用価値が大きかった。
文章理解対策講座のご感想・ご利用方法
文章理解は比較的得意な分野で、だいたい2~3問は正解していた。特に要旨内容把握型は一番得意な分野で、長文読解には自信があった。一方並べ替えは、同じような文章があると最後まで迷うことが多く、正解を導けないこともあった。空欄補充は比較的容易に見つけ出すことができたが、長文になると時間を要することもあった。
講義で文章理解問題の解き方を学習したなかで、キーワードをいかに特定できるかがやはり最初の一歩だということに気づかされた。いきなり文章を読んで、感覚で解答を導くのには限度があることを教えられた。普段から読書量を一定量確保することも、文章理解度を高める上で必要なことだろうと感じた。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模擬試験は、今回は他社のものも含めて9回受験した。会社ごとに内容・視点が異なり、重要視される分野が違うことにも初めて気づかされた。各模試を比較すると、アガルートの模試での得点が思いのほか低かったことにショックを受け、期間をおいて数回解くことで、知識の定着が図られたと感じる。文章理解も他社の模試では2~3問正解できたのに、アガルートの模試では1問だけだった。ただ、五肢択一式と多肢選択式は最高得点に近かったことから、本試験に向けて安心することができた。
講師へのメッセージ
アドバイスのお陰で合格できました、ありがとうございました。