合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

行政書士資格を取得して将来は開業しようと思い、令和2年度試験を独学で受験してみましたが、結果は不合格でした。

合格発表の日の悔しさをバネにして絶対に令和3年度は合格すると決め、ただちに令和2年度の問題を振り返り何が弱いのかを徹底的に見直しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

当初は、フォーサイトという別の予備校を受講していましたが、徐々に担当講師の相性が悪いと感じ始めました。
また、大切な一般知識の文章理解の講座が無なく、各自でやってくれとのカリキュラムに失望しました。

令和3年7月に行政書士と試験科目が重複する司法書士試験を受けようと思いました。
そこで、アガルートの2022年合格目標 入門総合講義/入門総合カリキュラムを受講し、行政書士講座も併願でできないかと考えていたところ、2021 速習カリキュラム(司法書士試験受験生向け)があるのを知り、申し込みました。

合格体験記・学習上の工夫

民法、商法・会社法、憲法は司法書士試験 の入門総合カリキュラムでインプットをして、2021 速習カリキュラム(司法書士試験受験生向け)では苦手だった行政法を徹底的にやりこみました。

まず、朝1時間勉強をしてから、就業して昼休み1時間、終業してから18時から24時までは勉強時間の確保に努め風呂、食事、トイレの時間等も細切れ時間を最大限確保しました。

六法は科目ごとに裁断して常に持ち歩き、夜寝る前は、行政法の主要な行政手続法、行政不服審査法、行政訴訟法の条文を読み込んでから就寝するようにしていました。

行政法の行政手続法、行政不服審査法、行政訴訟法の準用している条文はめんどくさいですが、条文を必ず確認をして何に準用されるかを分かわかるように六法にマークしていきました。

民法、行政法の記述式で出題された条文は、インテデックスで分かわかるようにしておきました。六法は、『早稲田経営出版 2021年度版行行政書士試験六法 判例付き』を使用し、条文と関連する判例も確認していきました。

また、アウトプットとして、『早稲田経営出版 2021年度版 合格革命 行政書士 肢別過去問集』 923ページあるものを、各科目ごとに憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法・損失補償、地方自治法)、民法、商法・会社法、基礎法学、情報通信・個人情報保護をの7等分にしました。

1週間で各科目を1周できるようにやりこみました。答えを暗記するのではなく、なぜこの肢は正解なのか、または間違っているのかを理解するように問題を解いていくよう心掛けました。

知識ががっちり固まっていない論点は、講義を見直しをしました。不合格の年には模試を受けていなかったので、6月ぐらいから始まる早めのLECの他校の模試を6回受けました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

2021 速習カリキュラム(司法書士試験受験生向け)では、行政法と一般知識がメインでの受講でした。行政法に関してですが、豊村講師の講義の進め方、しゃべり方はインターネット上での配信講義とは思えないほどの臨場感がありました。

実際に学校の校舎内でにいて教室で授業を受けている感じがすごく良かったです。抽象的でわかりにくい行政法の行政法総論では、親亀がこければ、子亀もこけるなど、わかりやすい例えで解説が行われ理解が進みました。

講義の中では重要なところでのマーキング箇所、記述で狙われそうな論点では〇記マークと示してくれて助かりました。

特に行政法では、〇記マークと印をつけたところは、本試験では記述では出なかったですが、多肢選択問題で出題され、他の予備校受験生(伊藤塾、LEC)が得点できていなかったところを、得点できました。

これは、本試験中に「よっしゃ! 講義のところ出たー!」と叫びそうになりました。心のうちに秘めておきました。

通勤時間、昼休み、帰宅してからの風呂に入っているとき、トイレにこもっているときも講義を聞いていました。2巡目は再生スピードを2倍速で聞いていました。

一般知識は、対策のしようがない政治・経済・社会のよい勉強指針となってくれました。特に文章理解、個人情報保護法関連では絶対に落とせない論点でしたので、文章理解の解法は本試験で十分に発揮できました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

短答過去問解析講座は、行政法、一般知識について、細切れ時間に講義を見るようにしていました。特に一般知識の政治・経済・社会はその出題された年の時事問題が多い場合があり、その出題年限りの問題があったので、その問題は深追いはしないようせずにしていました。

「ふーん、そうなんだ。」ぐくらいにとどめておき、次のチャプターへとどんどん進めていくようにしていました。

行政法は、かなり重要科目であるため、過去問でで出た肢は、なぜ間違いであるのか、正解なのかをテキスト、六法で徹底的に見直しをして弱点を洗い出し、克服して得点源としていきました。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述過去問解析講座は民法、行政法の過去に出題された論点を確認するようにし、問題文から何についての論点を聞かれているのかを、そらで言えるように訓練しました。

判例、条文があやふやなの知識があやふやでは絶対に論点が言えないので、常日頃から、条文読み込み、判例読み込みをしていきました。40~45字で収まるように実際に書いてみて、過去問は完ぺきに解けるようにしました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、不合格の年には受けていなかったので、本試験を受ける際のシミュレーションとしました。昼食も試験中にお腹が痛くなる事態を避ける様にしました。

本試験と同様、日曜日の同じ時間、12:30から携帯電話を切り30分待機して13:00から16:00まで33時間での問題を効率よく解く順番をいろいろ試して本試験で最高の状態で解けるようにしました。

講師へのメッセージ

豊村先生のわかりやすい行政法の講義のおかげで、行政法を得点源にすることができ、令和3年度試験に合格することができました。

とくに、行政法テキストP107 の行政手続法 不利益処分の理由の開示での〇記マーク①行政庁の判断の慎重・合理性を担保して恣意を抑制するとともに、②相手方の争訟提起の便宜を図るものである。は、本試験の行政法 の多肢選択で出題され、行政法を間違えずに解くことができたのは豊村先生の講義のおかげです。

伊藤塾、LEC正生もこの問題は正解率が低かった問題でした。試験会場で本当に「よっしゃー」と叫びそうになりました。
ぜひ、インタビューでお会いしたいと思っております。