合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

コロナ禍で自由な時間が増えたため何かに挑戦したいと思い受験を決意しました。

ずっと理系の世界にいたので全然違うジャンルのことを学んでみたいと思い法律系の資格を選択し、その中で1年で合格できそうな行政書士を選択しました。

また農林水産物の付加価値向上に貢献する「地理的表示保護制度」の申請業務に携われるのも行政書士を目指した理由の1つです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

自分の好きな時間に受講したかったので通信制の講座を中心に探しました。その中でもアガルートは合格率が非常に高かったのが魅力的でした。

受講費用も若干高めでしたが、落ちて再受験するのは嫌だったのでお金に頼れる部分は頼ろうと思いアガルートを受講することにしました。

結果論ではありますがアガルートを選択して本当に良かったと思っています。

合格体験記・学習上の工夫

私は法律に関しては全くの初心者でしたので、豊村講師のアドバイス通りに学習を進めました。性格的には全てを理解しながら進めるタイプなのですが、今回は豊村講師が推奨する「ペンキ塗り作戦」で勉強しました。

今考えるとこの勉強方法が非常に効果的で、回を重ねる毎に理解度が増していき、最終的には出題者の意図をある程度くみ取れるレベルまで達することができました。

スケジューリングについても豊村講師のアドバイスを参考にし、1~5月:インプット時期、6~8月:ブラッシュアップ時期、9~10月:アウトプット時期として学習を進めました。

具体的には、1~3月で民法・行政法のテキストと過去問を1周し、4~5月で憲法・商法のテキストと過去問を1周しました。一般知識は手付かずでした。その後6~8月の3か月間で民法・行政法を2周、憲法・会社法・一般知識を1周しました。

9月に力試しで初の模試を受験し、176点という結果でした。ここである程度合格の可能性が見えたので、その後はアウトプットに徹し、2週間に1回のペースで模試をやりながら、過去問で苦手科目を復習していきました。またこの時期は一般知識の勉強もほぼ毎日しておりました。

最後に勉強の工夫というか私の勉強スタイルの話になりますが、私は範囲の進捗度ではなく勉強時間のみを目標として勉強を進めておりました。

勉強時間を目標(ノルマ)とすることで、自然と勉強時間を確保する生活スタイルとなり、通勤時間に講義の音声を聞いたり、予定がある日は早起きして勉強時間を稼いだりするようになりました。

結果として上に記載したようなスケジュールで学習が進んでいき、無事に合格することができました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

分量・質ともに初学者にとってとてもちょうどいい内容だと思いました。

テキストについてはわかりづらい部分や必要な予備知識は欄外に補足されており、またその部分を豊村講師がしっかり説明してくださいます。デザインもカラーで図も多用されており、視覚からも理解しやすくなるよう工夫されておりました。

 豊村講師の講義動画も非常にわかりやすく、一見難くて勉強しづらいような内容も楽しく理解できるようとても工夫されておりました。変に堅苦しくない雰囲気がとても勉強しやすかったです。

 複数のテキストに手を出しがちな私ですが、行政書士に関してはほとんど入門総合講義のみで学習しました(一般知識と模試のみ一部他のテキストも活用しました)。

利用方法についてですが、テキストは1~2周目のみ講義動画を使用し、その後は過去問で引っかかった部分のみピンポイントでテキストを読む形としました。過去問は1周目のみ講義動画を使用し、2周目以降はテキストのみで学習を進めました。

 他社の模試などで一部テキストに記載のないような問題に出会う場面もありましたが、そのような問題は合否に影響のない場合がほとんどでした。アガルートの入門総合講義には合格に必要な知識が無駄なく詰まっており、洗練された非常に質の高い内容だと思います。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

短答過去問「解析」講座ということもあり、単なる過去問の答え合わせではなく、過去問を通して必要な知識をしっかり身につけられる素晴らしい内容だと思いました。

入門テキストとの親和性も非常に高く、過去問解析講座と入門テキストを組み合わせることで相乗的に理解度が増していくと感じました。

こちらの講座ではインプットとアウトプットを同時に行えてとても学習効果が高いため、恐らく一番時間を費やした講座だと思います。何周も繰り返していくうちに視野がどんどん広がっていくことを体感できるので学習していてとても楽しい講座でした。

私の場合は各テキストの全範囲を学習してから短答過去問解析講座を開始しましたが、全範囲ではなく各章が終わるごとに過去問解析講座を挟んだ方がより効果的だったなと思いました。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述式問題で問われていることを出題者の意図を理解したうえで解説してくださるのがとても勉強になりました。配点の根拠もしっかり説明されているので、客観的視野を保ちながら問題に取り組めるようになりました。

また私は記述式問題を究極のアウトプットトレーニングと考えており、重要分野については記述式問題を通して更に理解を深めるよう努力しました。

かなり負担の大きい学習でしたが、そこから得られるものも非常に多かったと思っております。求められるレベルが高いので、過去問を大方解けるようになった段階で着手するのがいいと思いました。問題数としては若干少ないように感じましたので、そこは模試の記述問題などで補いました。

『択一式対策完成への問題』解析講座のご感想・ご利用方法

こちらの講座は掲載されている問題が非常に素晴らしいと思いました。単なる過去問演習ではなく、入門テキストの内容を漏れなくアウトプットするための必須ツールだと思います。

もちろん民法にも過去問解析講座がありますが、そちらと被らない内容になっておりますので、この2冊を1セットだと思って取り組んでいただくと非常に効果的だと思います。

私は過去問演習の延長だと思いこちらの講座に手を付け始めましたが、問題を解いているうちにどんどん理解度が増していき、掲載されている問題の素晴らしさに気づきました。この1冊を終えることで民法の理解度が一気に増す本当に素晴らしい講座だと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

出題レベルとしては難しすぎず簡単すぎずでちょうどいいレベルだと思いました。また解説講義に多く時間が割かれており、全範囲を総合的に学べるいい機会にもなりました。

 私の場合は学習全体の理解度を試す目的で9月に受講し、ここで174点という結果だったため、インプット学習からアウトプット学習へ切り替えるきっかけとなりました。また全体の得点に対して記述式問題と一般知識の得点が著しく低かったため、自分の弱点を把握するとてもいい機会になりました。

講師へのメッセージ

くだけた感じの豊村講師の講義だったからこそ、最後まで挫折せずに学習を続けることができました。初めての法律の勉強が豊村講師の授業で本当に良かったと思っています。

ありがとうございました。