合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

以前から法律に関して興味があったのですが、昨年宅地建物取引士試験に合格したことにより、さらに法律に強く興味を持ったので、もっと深く法律の学習がしてみたいと思ったことと、行政書士の資格が仕事に活かせると思ったこと、何よりこの資格で開業をすることができるというのが最大の理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

オンライン予備校が自分には合っていると思っていた中で、図解などが丁寧に記載されたわかりやすく綺麗なテキストなど、講義自体の見やすさ、そして何より豊村先生のサンプル講義を視聴したときに、アガルートを選ぼうと決めました。

合格体験記・学習上の工夫

学習開始時期は、令和3年の2月の半ば頃に入ってからだったので、9か月間での学習でした。学生時代に法律の学習経験はなく、昨年に宅地建物取引士試験を受験していた程度なので、完全に一からのスタートで本当に間に合うのだろうかと不安な気持ちでいっぱいだったのを覚えています。

そんな中でまず行ったことは、本試験までのおおまかなスケジュールの作成でした。

豊村先生のおっしゃっていたものを参考にし、今からでも本試験に間に合うであろうスケジュールを逆算して作成したものを常に見えるところに貼っていました。

それに関連すてほかに工夫したところは、一般的な毎月めくるカレンダーではなく、1枚の大きめの紙に1月から12月まで書かれているものを使用していました。私だけかもしれませんが、月ごとのものだと「まだ○○月だから大丈夫。来月から頑張ろう。」というような甘えが出てしまう気がして…。試験当日まであと何日という意識を自分に持たせるのに有効だったと思います。

それと同じ理由でスマートフォンの待ち受け画面にも試験当日までの日数をカウントダウンしてくれるアプリを使用していました。

学習の内容に関しては、基本的に豊村先生がおすすめされていたジグザグ方式で行政法・民法を中心に進めていきました。

僕は商法・会社法に関して早い段階で手を付けないことを決めたので、他の科目に関してはしっかり点数を取らなくてはいけないと思えば思うほど、とても焦りを感じたのを覚えています。

商法・会社法をやらないといっても範囲がとても広いので、まず全体像を把握することにしました。とはいえ初めはなにもわからないので講義を視聴しテキストにラインを引くのですが、2周目に入るときにいきなり講義を聞くのではなく、テキストの目次になっている単元や重要なワードを大きな紙に書き出して、その単語を線でつなげていくいわゆるメモリーツリーと呼ばれるものを作りました。

例えば行政法なら行政法を一枚の紙にまとめる感覚で作成するのですが、その単語からイメージする絵や図も一緒に書き込みをすることで視覚的にも記憶することができ、暗記にも役立ったと思います。作成に時間がかかるのですが、自分で作ったものを常に目に入る所に貼っておくことによって定期的に想起できるので、行政法に注力すると民法が抜けてしまい、そこで民法に戻ると行政法を忘れてしまうという繰り返しを少し緩和できた気がします。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

入門総合講義はとにかくわかりやすく、初めて法律を勉強する人でも理解できるように身近な具体例などに落とし込んで解説してくれるので特に苦手意識を持つことなく最後まで完走できました。

範囲が膨大であることに関しては、再生速度を倍速にして講義を視聴できるので、早く全体を掴むことができ、わからない所を反復することにかなり適していたと思います。

また、スマートフォンでも講義を視聴することができるため、場所を選ばず、ちょっとした隙間時間にわからないところを復習できるため非常に効率的に学習ができたと思います。

そして一番重宝したのが、講義の音声をダウンロードできるシステムです。インターネット環境になくても音声を聞けるため、空いている時間などは、外を散歩しながら講義を聞いていました。

運動は記憶の効率を上げてくれるらしいので、逐条ローラーインプット講座など覚えたいものを散歩の時に聞いて、家に帰った後はアウトプット作業に取り掛かるというようなことを繰り返していました。

音声をダウンロードしておけば、講義が終わった後、次の講義を再生するのに自分の手で操作しなければならない手間がないため、家事の最中などでも作業を止めることなく講義を受け続けられるのでおすすめです。

講義の内容自体も講師の方々が合格に直結することを選別して具体的にわかりやすく指導してくださるので、自分が次になにをすればいいのかなどが見えやすくスムーズに学習を進めることが出来ました。

その環境下で合格したら全額返金なので……。逆に申し訳なくなるぐらい良い講座でした。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

短答過去問解析講座にはかなりお世話になりました。初めて学習を始めた時から試験直前まで視聴していた講座の1つです。

インプット講義を視聴した後に過去問を解くのですが、初めのころは講義を聞いた直後だというのに、ことごとく間違ってしまっていました。その時にインプットしたものが具体的に問題として出題されたときにどのように解いていくのかを導いてくれたのが、この講座でした。

どのように利用していたかというと、1周目は正解できた問題に関しても全ての講義を視聴し、そこで解き方・その解答になった理由があっていれば、2周目以降は視聴しないというものです。

過去問を周回していくうちにだんだん視聴する講義の数が減っていくのですが、そのうちに何度も間違える問題や苦手とするものが浮き彫りになるので、それに該当する解説を頭に叩き込むことを反復的に行いました。この講座がなかったら合格もなかったと思えるほど良い講座だったと思います。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

記述を始めたのが試験直前になってしまい、時間との兼ね合いで正直ほとんど利用できませんでした。記述では過去問から同じ問題が出る可能性は低いとのことだったので、私は「総まくり記述80問攻略講座」を購入してそちらに注力することにしました。

結果としては合格だったので良かったですが、絶対にやっておくべきだったと反省しています。

どのようなことがどのような形で過去に問われているのか? どのような解答がどのぐらいの点数だったのか? など挙げればキリがないほど情報が詰まっていますし、過去問の重要性を改めて認識しました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

田島先生も講義の中でおっしゃっていた通り、非常にアツい講座でした。

条文学習が重要な試験において、慣れていない六法を自力で読み込むのは時間もかかるし精神的にも辛いだろうなと思っていたので、この講座を受講したときは、まさに目から鱗でした。

入門総合講義でわかりやすく、かみ砕いて理解したのちに逐条ローラーインプット講座を受けると更に理解が深まり、難しいことがわかりにくく書かれているイメージの六法が、理解できる非常に面白いものに変わったのを覚えています。

また、この講座で使用するテキストである民法・行政法の六法に大きく余白があるため、とても使いやすく重宝しました。

講義内でその六法に重要なワード・記述で出そうな言い回しなどをマーカーで消す作業をするのですが、これがそのまま記述対策になるので最後の最後、本試験開始の直前まで目を通していた教材になりました。

アガルートの講義は音声ダウンロードができるのですが、一番音声ダウンロードして良かったものもこの講義でした。私は散歩など運動をしながら聞いていることが多かったのですが、条文の独特の言い回しなどを耳から常に聞いていることによって言い回し自体に慣れるので、本当に記述対策になると思いました。

文章理解対策講座のご感想・ご利用方法

文章理解に関しては直前まで手が回らず受講しませんでした。過去問や問題演習を何度かやった程度で本番に臨むことになってしまい、時間配分がとても重要な試験なのにもかかわらず、文章理解の問題を解くのにかなり時間を使ってしまいました。結果的には全問正解できたから良かったものの、もし間違えていたらと思うと後悔してもしきれません。

これから受験を考えている方は、必ず受講することをおすすめします。

『択一式対策完成への問題』解析講座のご感想・ご利用方法

土壇場になってからの受講となってしまいました。1周解き終えての感想が「もっと早く着手していれば……」でした。先生がかなり厳選して良問を出題してくださっているのが伝わってくるのとともに、解説がとてもわかりやすく、1周目の段階でかなり民法への理解と得点できる感覚を得て自信になりました。

受講の仕方は、基本的にわかっているところやなぜそうなるのかを説明できたところは飛ばし、過去問を解いたうえで苦手なところやよく間違えるところを補完する形で受講しました。しかし、完璧にするまでの時間はなく、不完全燃焼で本試験に臨むこととなり、試験開始のその時まで不安だったのを覚えています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

普通ならありえないのですが、模擬試験は10月に入ってから初めて行いました。

早く受けなければとは思っていたのですが、実際に自分の現在の実力が点数で出てしまい、もし全然点数がとれなかったらどうしようという恐怖心と、他にやらなければいけないことがたくさんあったので、ついつい後回しになってしまいました。実際に受けてみたところギリギリの合格点でした。

しかし、模擬試験において得点できた点数よりも、時間を計り実際の本試験の疑似体験をするということ、間違えたところ、苦手なところを浮き彫りにすること、そしてどのように間違えたかなどを把握する方が模擬試験を受けるにあたり重要だと気付き、もっと早く受けていれば良かったと後悔しました。

これから受験される方の中には私のような人はいないと思いますが、早い段階で模擬試験を受け、自分に足りないところを早く見つけ修正していくことと、3時間の試験に慣れていくことをおすすめ致します。

講師へのメッセージ

講師の方々には感謝してもしきれません。

勉強自体がもともと得意でない僕を行政書士という難関資格に合格させていただいて本当にありがとうございました。