合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

行政書士を志すようになったのは、新型コロナウイルスが流行し始めたタイミングくらいでした。その当時自分は訪問介護事業所で書類仕事を任される立場にあり、日常業務での各種書類の作成に加えてコロナウイルス関連の助成金の申請などに携わることが多くありました。

その際に申請手続きなどを行って不備なく認可を得られたことに達成感を得ることができ、それを生業にできるような仕事をしたいと考え行政書士になるため試験勉強を始めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事の時間帯が不規則なため、決まった時間に予備校などに通って授業を聞くということが難しく、自分の勉強したいと思える時間帯で勉強できる環境が必要でした。

行政書士の勉強を始めた初年度は本屋さんにあるテキストを買って独学で勉強をしていましたが、初めて受けた試験で己の理解度の低さを痛感しもっと深い理解を得る必要があると考え、プロの講師の解説が動画や音声で聞ける講座を探して、かつ合格特典が豊富なアガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

行政書士試験には2回チャレンジし、最初は本屋さんで売っているテキストを買って独学で勉強をしたのですが、1回目の試験では記述の採点をしてもらえないくらいの低い点数でした。

このまま独学だけでは受かることは難しいと考えアガルートの講座に申し込み、動画コンテンツを見ながら勉強を進めました。仕事の移動中や休憩時間などに動画を見つつ、休日はテキストや問題集を見ながら勉強を進めていきました。テキストを読み進めるうえで行ったのが、自分なりの教科書を作ることでした。

仕事がいそがしく中々机に向かって勉強する時間が作れなかったので移動先でもふと確認したい判例や条文を確認できるように、パワーポイントを使って紙のテキストから民法や行政法の重要事項をまとめたオリジナルテキストを作るように工夫しました。

パワーポイントに条文や判例の解説などを打ち込む際に記憶ができ、さらにふとした時にスマホのクラウドの中に保存してあるパワーポイントを開いて、調べたい条文や判例を即座に検索できるため非常に効率的だと自分の中で思っていました。

この勉強法が自分と相性が良かったようで、知識が深まるのを感じ勉強に対する姿勢もどんどん前向きになっていったと思います(もしかしたら受かるかもと思えてきたのもこのあたりでした)。

試験まで3か月くらいになったあたりで、模試を受けたり予想問題集を新しく買ったりして試験に向けて対策を進めていきました。このあたりでの正答率は難しい模試だと50%くらい、比較的取りやすい模試だと65%くらいの正答率だったと思います。大体7回分くらいの模試を反復して解いていき、直前期では記述問題の暗記を密に行うようにしていきました。

試験当日の問題を見て感じたのは、行政法については勉強したものがほとんど、民法についてはちょっと難しい、商法会社法はかなり難しい、でした。もっと問題集を反復していればとその時は思いました。

3時間の試験時間を目いっぱい使って問題を解き、帰宅したあと自己採点をして合格ラインにギリギリ乗っているかくらいの状況で、合格発表まで悶々とした日々を送っていました。合格発表の時はドキドキしながらサイトにアクセスして、自分の番号があった時には思わず飛び跳ねて喜びました。

総括すると、今回の合格はかなり運が良かったと思えるものだといえます。ただ、運が良ければ受かるかもくらいまで知識を高めることができたのはこの講座を受けたからだと思っています。今回の試験で解くことができなかった部分については今後の活動で理解を深めていければ良いと思いました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

とにかく机に向かって勉強できる時間が少なかったので、動画や音声などで移動中や作業中に勉強ができる動画コンテンツが非常にありがたかったです。

特に民法については出題範囲が多岐にわたるため覚えるべきことが非常に多く、動画を反復してみながら記憶として定着できるように努めました。

行政書士試験の過去問だけでなく他資格からの過去問やオリジナル問題が多く使われており、同じ内容を問われてはいるが、若干のニュアンスや視点が違っていたりしている問題に数多く触れることによって、知識をより深めることができるので、得点アップにつなげることができたと思います。

特に民法などは登場人物が増えたり減ったりするだけで結論が全く異なってくることが多々あるので、様々な状況でこの場合はどうなる? を確認していくことで苦手な部分を乗り越えていくことができました。

この場合は第三者にあたる、この場合は第三者とならないなどといった判断をしなければいけない問題が苦手で、なぜそうなるのかを最初は理解することが難しかったのですが、動画の解説などで分かりやすく教えてくれたので苦手意識を払拭することができたと思います。

行政法や憲法などは判例を問う問題が多かったので、この問題はこの判例のことを聞いているんだというのが段々と理解できるようになってきた時はうれしく思ったのを覚えています。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

1000肢という膨大な問題がコンパクトにまとまっているので、持ち運びにも便利で重宝していました。この1000肢を使うくらいの時期になってくると知識はかなり深まってきており、暗記系に注力していくタイミングだったので、長い解説が載っているのではなく〇や×で端的に記憶できる問題になっていたのが直前期の勉強として役に立ったと思いました。

講義動画では〇×だけでなく詳しい解説もしてくれていたので、解説文を読む時間が中々作れなかった自分には非常にありがたかったです。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

今回の試験で合格することができたのは記述問題の点数が高かったというのが大きいと思っています。1問20点という大きい配点があるなかでいかにして高得点を目指していくかを考え、記述80問のテキストを何度も反復して解いていきました。

そのかいあって本番では高得点を得ることができ安心しています。難しい記述の問題は5回くらいやってやっと覚えることができたので、反復してやることは重要だと深く感じています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験で扱った問題が試験に直結しているパターンが多くあったと思います。自分はアガルートだけでなく本屋さんに売っている模擬問題を数冊買って反復して解きましたが、本番をイメージした時間配分のトレーニングや集中力の配分、キープに関する練習として非常に有効でした。

初めて本番試験を受けたときは時間配分を上手に行うことができず最後まで問題を解き切ることができなかったので、本番を想定した練習を行える模擬試験を受けられて良かったと感じています。

講師へのメッセージ

分かりやすい判例の解説や、条文の説明を長時間にわたりまとめていただきありがとうございました。

声のトーンや抑揚が心地よく、授業を飽きさせないように工夫していただいたと感じております。

合格できたのは講師の皆様のおかげです。大変お世話になりました。