合格者の声|法律が「読めるようになった」のが大きな財産 中村 大輔さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
現在の職場で役所の許認可に関する仕事に関わり、行政書士の方の働きを見て資格に興味が湧いたため。その後、行政書士の仕事内容はどんなものかを調べたり、士業の方と話す機会があったりするなかで、これまで縁のなかった法律について知識を深めたいという想いが芽生えたことが、行政書士試験を目指した理由です。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
行政書士試験を目指して2年ほどは、市販のテキストを買って勉強していましたが、法律を体系的に学んだことがなかったため、問題を解いても身についたという感覚がありませんでした。
二度目の試験の後、解答速報動画でアガルートアカデミーの存在を知りました。その後、HPやYouTubeで豊村講師のサンプル講義を聴いたり、アガルートアカデミーの問題集(行政書士試験択一式対策完成への問題民法80問 ―他資格試験の重要問題を解く―(アガルートの書籍講座シリーズ)だったかと思います)をネットで買ったりしたものの、三度目の試験でも予備校は利用せず、講座受講まではしませんでした。
三度目も不合格でしたが、民法の成績はぐっと上がりました。アガルートアカデミーの推奨する勉強の仕方が合格への道なんだ! と思うようになり、お金を払ってでも豊村講師にきちんと法律を教えてもらいたい!という気持ちになり、受講を決断しました。
合格体験記・学習上の工夫
講義動画を「聴く」というのが学習の中心でした。通勤のバス、仕事中の車移動時に、とにかく講義動画を聴いていました。1月から6月までは、夜にジョギングをしながら講義動画を聴いていました。
仕事が夜遅く、朝の出社も早かったため、まとまって机に向かって学習する時間は、多く取れませんでした。10か月の勉強期間の中で、図書館で8時間ほど勉強できたのが10日ほどでした。
まれに喫茶店で1時間ほど講義動画を視聴しました。この時ぐらいしか、じっくり講義を「見る」ことはできませんでした。
図書館でまとまった時間机に向かう時に、問題演習をまとめてやりました。使用した教材はほぼ「他資格セレクト問題集」でした。記述対策の取り組みが遅れてしまいましたが、9月からは自宅で「総まくり記述80問攻略講座」を実際に書き始めました。記述80問も講義動画自体は8月から聴いていました。
3年目までは独学だったので、法律初学者の自分は表面的な理解から、その先に進むことができていませんでした。講義を聴くたびに、「あぁこれはこういうことだったんだ」と納得できる場面が多々ありました。
コロナの影響で試験会場の変更がありました。一度も行ったことのない場所で無事たどりつけるのか若干不安でした。試験当日は、念のためかなり早い時間に電車に乗りましたが、腕時計と目薬を忘れていることに気づき、一つ手前の駅で降りてお店を探し、なんとか購入することができました。
試験会場の椅子が、2つの椅子が1つの支柱でつながっているタイプで、慣れない椅子、かつギシギシと音が鳴る椅子だったので、これで試験に集中できるのか? と不安になりました。
演習総合講義のご感想・ご利用方法
まとまった移動時間に、演習総合講義の動画を「聴く」というやり方が、学習の中心的なスタンスでした。仕事の関係で1~2時間といったまとまった時間車の運転をしたり、バスに乗ったり、ということが多かったため、必然的にそういったスタイルになっていきました。もちろん運転中に画面を見ることはできないので、講義動画も問題演習も、とにかく繰り返し聴くことにしました。
1月から2か月半ほどで民法→3月中旬からゴールデンウィーク辺りで行政法→その後憲法と進めていきました。6月に入る頃に民法2周目と商法/会社法を交互に聴きました。
1周目の他資格セレクト問題集は、バスの中で眺めながら「あぁ動画でこんな風に豊村講師は解説していたな」と思い出すような感覚で解いていました。行政法の2周目が終わる頃には、もう7月の終わりでした。その後は民法の3周目に入りつつも「あ、ここは覚えているな」というテーマはスキップしていくようにしました。いまいち頭に入らない苦手テーマは五度六度聴くようにしていました。
聴くことが中心でしたが、走行している場所と講義内容を関連付けて聴くようにしていました。「占有権」は1周目の時は国道1号線のバイパスを車で走りながら聴いたなとか、「先取特権」は前回あのラーメン屋に向かっている時に聴いたな、とか2周目3周目の時に、前回聴いていた場所を思い出すことで、内容も自然と頭に入ってきました。
ただ、このやり方は豊村講師の板書書きスタイルをフル活用できなかったかもしれません。「○記マーク」を目で追えないため、聞き逃してしまうことがありました。
総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法
演習総合講義を中心に学習を進めていたため、総まくり択一1000肢攻略講座はあまり活用できませんでした。いつから取り組めば良いのかいまいちピンとこなかったことが1つ、そしてこちらの講座は「聴く」だけのスタイルではうまく内容が頭に入ってこなかったことがもう1つの理由です。
自分のやり方が王道ではないので、決して教材や講座のせいではありませんが、結果的に、自分は1000肢全部を解くことはありませんでした。ただ、隙間時間の学習の時には、択一1000肢を数問解くことがちょうど良い感覚でした。
また、苦手なテーマを克服するために、それに関連する肢だけ解くということはしました。机に向かってがっつり勉強する人が活かせる講座なのかな? と思う反面、すべての講座を完璧にやらなければ! という強迫観念を持たなかったことはかえって良かったと思います。それがプレッシャーになって「あぁ、まだあれも終わらせてない」となってしまっては逆効果になっていたかもしれません。講座が分かれていたことが功を奏した形でした。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
10月以降は、勉強時間の8割は総まくり記述80問攻略講座に割きました。相変わらず動画は「聴いて」いましたが、通勤のバスの中では、問題を数秒眺めて本を伏せ、模範解答通りに言えるかどうか、繰り返し繰り返し、解答を暗記するような感覚で問題を回していきました。
漢字が書けないと困るので、バスのなかで、頭のなかに浮かべた解答を指でなぞりながら用語も覚えていきました。さすがにこの時期には、仕事で帰ってきた後に、寝るまでの時間を少しずらして、記述の答案を実際に書く作業も行いました。
小学生が使うようなマス目のノートを購入し、本番の解答用紙を意識しながら記述問題を解き、書いていきました。本番の試験では、3問とも「あ! これこれ! そっくりそのまま出題されたよラッキー」とはなりませんでした。むしろ本試験のプレッシャーから「あれ? なんだっけ?」となり、3問ともスラスラ解答できるような状態ではありませんでした。ただ、頭が真っ白になりながらもなんとか3問とも解答し、実際記述30点という点数が取れたのは、間違いなくこのマス目に何度も何度も書き続ける、という学習の成果だったと思います。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模擬試験はこの1回しか受けませんでした。いつ解くのが良いか迷いましたが、学習の成果を知る意味でも、結果に引きずられ過ぎないためにも、1か月前がちょうど良いかなと勝手に判断し、図書館で模擬試験を受けました。
模擬試験は、本番の戦略を固めるためのものだと位置づけていたため、時刻も13:00~16:00に合わせ、開始からすべての問題の「正しいものを選べ→オレンジ」「誤っているものを選べ → 緑」と問題文に蛍光ペンでマークを入れました。57問分の蛍光ペンチェックを行うと、何分かかるかをメモしておきました(4分台でした)。
解く順番もこの模試で決めたやり方を、本番でも行おうと身構えていました。行政法→民法(ここまでで1時間15分)→一般知識→多肢選択(1時間45分)→記述(ここまでで2時間25分)とし、この時間を超えていた場合は、商法会社法は一度特定の選択肢(すべて4とか)をマークした上で、基礎法学→憲法→商法会社法(2時間45分)、最後マークミスと解答転記の確認をきちんとする、という戦略で受けました。
この時の模試で択一は前年試験136点→156点と大幅に上がり成長を実感しましたが、記述はほぼ0点という結果に。なんとなく覚えているんだけど、書けない! という状況だったため、前述の通り10月からは記述対策に重きを置いて学習を進めました。
講師へのメッセージ
豊村講師のおかげで、法律を楽しくきちんと学ぶことができました。本当にありがとうございました。試験合格も嬉しいですが、法律の文章が「読めるようになった」ということが、自分自身にとってとても大きな財産となったと思っています。
試験合格がゴールであれば、試験問題が解ければそれで良いのでしょうが、ここがスタートラインと考えるのであれば、法律を読むスキルは必須です。それを身につけられたのは豊村講師の力なくしてはありませんでした。感謝致します。
自由記載欄
サンプル動画が決め手となり、豊村講師の講義を申し込んだので、多くの迷っている受験生が「アガルートに決めた!」と思えるようなサンプル動画を、今後も配信してください。宜しくお願い致します。