合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

法律知識がゼロで法務部に異動になり、これはいかんと、法律系資格を取得する中、先輩から行政書士試験のテキストをいただいたのがきっかけです。

その時は、出産と子育て優先で退職したので、テキストも手つかずだったのですが、「社会復帰しなければ!」と、パートをしながら宅建資格に一度で合格したので、勢いで行政書士にチャレンジしてみました。

10年くらい法律の勉強を続けたら仕事に繋がらなくても、老後も楽しいかもと、もはや資格取得が趣味として受けてみました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前年、他の通信スクールを受講していたのですが、コロナ禍でずっと家にいる子供の世話もあり、ほとんど勉強できていませんでした。

9月頃、やるだけやろうと思い立ったのですが、孤独な勉強をどうにもやる気が出ない時に出会ったのが、アガルートの「直前フェス」でした。随分楽しそうにやっているスクールがあるな、とつい講座を受けたところ、その熱量に圧倒されまして、受かる人はこんなに勉強していたのか……、自分は全然だと思いました。

しかし、直前フェスの効果か、まさかの170点取れ、これは頑張れば受かりそうだと、来年は受かろうと思いました。

 そして、受講相談(という名の愚痴電話)で、記述が8点だったこと、行政法は取れるが民法がダメと伝えると、行政法は暗記だけど、民法は理解ということと、具体的な勉強の進め方をアドバイスしていただきました。そこで次年度は、豊村先生の講義で楽しく勉強して絶対200点超えで合格する!と決めてアガルートを受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

豊村先生の講義は、受講生目線で飽きさせない工夫があり、よく練られていました。

ただテキストを読み上げているだけの講義と全然違うな、と感心しました。最初は、適度に圧をかけてもらって最後までやりきろうと講座を取ったのですが、予想に反して懇切丁寧で細やかな優しい指導でした。

似ている制度との比較をしてくれ、そうそう、そういうことを教えてほしかった! とかゆいところに手の届く細やかな講義でした。また、判例の説明時などには具体的な場所や数字、エピソードなど細かい「へぇ~」という話をしていただき、エピソード記憶が向いている私には、記憶に残りやすくベストでした!

また、先生が楽しそうに講義をされているので、飽きずにこちらも楽しく取り組めました。

 勉強は、2月半ばから通勤時や家事をしながら講義を視聴し、子供を寝かしつけた後に1~2時間という形で、平日は2~3時間。休日もやはり2~3時間。日中は、隙間時間に講義を流し聞いて、夜は、行政法は過去問、民法は他資格セレクト問題集を解きました。

大変だったのは、模試を受けるためにまとまった3時間を確保することです。深夜には受けたくないし、休日もなかなか……で時間捻出に苦労しました。ただ、前年は工夫なく頭から解いて最後に気が焦っていたところ、先生のアドバイス通り、記述と文章理解を解く順番をどこにもってくるのか、何パターンか試すことができました。

アガルートと、他校、あとは市販の模試問題集を3回の計5回受けましたが、市販の模試問題集は1回でもよかったかもしれないです。その模試の時間を、会社法に充てた方が、会社法が手薄だった私にはよかったかな、模試は3回で充分かなと思いました(記述だけ抜き出して解けばいいかもしれません)。

 まとめノートは作りませんでしたが、弱点まとめと言いますか、問題を解きながらよく間違う知識、重要条文などを大きめの付箋に書いて、ペタペタとノートに貼っておきました。

科目や内容がバラバラでも重複していても気にせずどんどん貼って、あとで知識をまとめて貼り替えたり、不要になったものは剥がしたりできます。付箋を貼ろうとすると、同じ付箋が既にあるという状態で、弱点がよく自覚できます。直前期や試験当日にも見直して、弱いところのテキストや条文を読み直しました。あとは六法に直接メモを書き込み、六法をポイントまとめテキストのように使っていました。

今回は早めに行政法がピークを迎えてしまい、直前期にやはり色々手につかない状態に陥ってしまいました(具体的には行政法をやり過ぎで、本当は手薄な会社法を解いた方がよいのではと思いつつ、つい行政法に費やしてしまう現象です)。

そんな時にはとりあえず、間違えた箇所に付箋のついた民法のセレクト問題集をこなしました。

本試験前日は、前回はずっと勉強していましたが、今回のように睡眠時間を確保して、当日頭が働くようにする方が、パフォーマンスが上がると思いました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

前年に他社の通信講座を受講しており、行政法は点が取れていたため、行政法は一通りテキスト、セレクト問題集を回しましたが、あとは前年に使っていた過去問集を使いました。

ただ、アガルートは判例が長めに引用され、詳しく触れてもらったため、前年はただ結論を暗記していた部分が補填できました。憲法も同じく、判例の説明が上手で、暗記だけではなく内容やフレーズにも慣れて、挫折せずに進められました。

特によかったのは、これ目当てで受講したところもある、民法の他資格セレクト問題集でした。厚みもあるので、取り組む前は終わるのかなと思いますが、やり切ると達成感があります。

予備試験などの問題も解ける自分、とちょっと自信もつきますし、過去問ではカバーできない重要問題が沢山解けるため、有効な方法だと思います。

先生の講義は基本もきちんとお話して下さるので、難しすぎるということもなかったです。ただ、細かい論点などもかなり詳しく扱うので、自分には余裕がなくて無理だなと思った箇所はさらっとでもいいかもしれないです。講義の網羅性は高いと思います。

内容としては、ギリギリを狙うのではなく、必要十分に余裕をもって合格できるレベルを目指していると思います。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

2月半ばから取り組んだので、正直手が回らなかったです。先生も時間がない人は無理に手を出すより、他資格セレクトを仕上げた方がよいとおっしゃっていたので、私は寝る前に聞き流して「憲法」を思い出しておく。「民法」を忘れないようにしておく。

なんなら、子供の寝かしつけに使ったりしました……(「民法」は面白いようで幼児も聴いてしまうのですが、「会社法」は単語が難しくてすぐ寝てくれました。自分も勉強できて一石二鳥です)。

1000肢の趣旨はシャワーのように知識を浴びる、ということだと思いますが、本当に基礎の基礎知識だけに絞って総復習ができるといいというのが個人的な希望です。ですが、ここにも詳しい解説動画が付いているのには脱帽です。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述対策はとてもよい教材でした。問題もよかったですが、解説が驚くほど充実していました。この解説を聴かないのはもったいないと思います。ある意味まとめ講義となっているので、総復習にもってこいです。

8月以降は通勤時にランダムに記述の問題を読んで、頭に答えを思い浮かべる、正解を見るという風に使っていました。実際にはあまり書かず、難しい漢字だけ何度か書いておきました。後は六法を見る機会を増やしました。

その結果、前年8点⇒本年54点と、試験問題がシンプルだったことも大きいですが、別人のような点数が出て、合格通知書を見て、本当に驚きました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試はとてもよかったと思います。難易度も本試験に近いのではないかと。私は解説が充実しているので、分からなければじっくり復習できると思い、夏に早めに受けてしまいました。

結果、点数がよかったので、そこまで解説動画は見ずに、通常の勉強に戻りました。ただ、予想問題の面もあり、9月過ぎてから受けた方が内容を忘れないので、ちょっと早すぎたなと思いました。

後は他校(難易度高め)と市販の模試(難易度低め)を受けました。アガルート模試は実力を試すのに、バランスがよかった印象です。

▶ 講師へのメッセージ

豊村先生のおかげで、合格までたどり着けました! 特に講義内でレジュメまで配信した判例が出たり、予想していた記述問題が出たり、と今回憲法が全問取れたことと、記述が高得点だったのは先生の講義の精度が高かったおかげです。熱心で楽しい講義をありがとうございました。

 田島先生、模試で文章理解が突然スランプに陥って、今までどう解いていたのか分からなくなった時、先生の直前講義で持ち直しました! 一般知識の予想も頼りにしていました。どうもありがとうございました。

自由記載欄

リベンジ大成功、大満足です!ありがとうございました!