合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

 子どもの小学校入学を契機に、再び社会に出て仕事がしたいと思っておりました。長く働くために資格をとりたかったこと、行政の仕事に関心があるということがきっかけです。行政書士事務所で補助者として働かせていただく中でも、資格をとりたい気持ちが強くなりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

 家事・子育て・仕事をしながら勉強を両立させるには、時間がある時に自分のペースで進めていける通信の講座が良いと思いました。しかし、全くの通信だけというのは心許なく、直接、講師に質問ができるところに魅力を感じ、ゼミには10回は通わせていただきました。

 また、豊村先生の統治条文一気読みは、ポイントがわかりやすく印象に残り、他の科目も聴きたいと思い、受講させていただきました。

合格体験記・学習上の工夫

 2月から始まった通学ゼミでしたが、5月までに、民法、行政法の3周目、憲法の2周目、他教科の1周目を終えられたのは、ゼミが良いペースメーカーになっていたからだと思います。

 ゼミ4時間の間に、こんなに進めていくのですか? と思うペースで進んで、当てられていきますが、回数を重ねていくごとに、そのペースにも慣れていきました。当てられて間違えたことは、今でも記憶に残るくらい覚えています。ゼミは緊張しますが、当てられたら答えたいという思いで、予習にも力が入りました。

 コロナ禍で、通学ゼミの回数は減りましたが、通信ゼミの回数を増やしてくださり、憲法のゼミも手厚くフォロー講義をしてくださいました。家事をしながらゼミを聞き流すことをよくしていました。ポイントがまとまっていて、何かをしながらでも頭に入りやすかったです。

 アガルートの講義は、ボリュームがあり、一気に配信されるので、全部講義を聞き問題を解き終わるまでは常に焦りがありました。しかし、早め早めに進められたので、繰り返す時間を確保することができました。

 豊村先生は、講義の中で条文を何度もひいてくださいます。条文そのものによく触れられたことで、問題をどのような角度から聞かれても思い出せる解答力が身についていったように思います。また、制度趣旨を丁寧に、法律初心者でもわかりやすい言葉に置き換えて説明してくださり、理解が進みました。

 最初は、ピンとこなかった「テキストに条文、過去問、問題のリンクを貼る事」は、直前期に、戻りたい箇所をすぐに見つけられる自分のオリジナルテキストになり、大変役に立ちました。

 直前期の9月に入り、色々なことが重なり、直前期の勉強プランが継続できない、どうしようと、9、10月と原因不明の蕁麻疹がでました。直前期は、不安で不安でたまりませんでした。

 2020年の試験は、前から順番に解いていました。基礎法学・憲法がわからなくて、頭が真っ白になり試験官に一旦退出させてもらおうと思うくらい気持ち悪くなってしまいました。 私は、プレッシャーに弱く、過度に緊張するタイプと自覚したので、2021年は、プレッシャー対策を色々と聞いたり、考えたりしました。

 模試を受けて場に慣れる、解く順番を変える(わかる問題、作業が入る問題から解く)、起こりうることをイメージしておく、緊張に負けない知識を身につける等々です。

 10月からは、平日は毎日、年度の過去問を、基礎法学から商法まで一気に解く練習をしました。何度も間違える問題にマークして、やり直して何がわかっていないのか考えるようにしていました。民法と行政法のセレクト問題は、8、9割できることを目標に繰り返していました。

 11月に入ってからの1日1日は、とても長く感じました。本試験1週間前は、試験会場を下見して、当日のイメージを予測し、当日は、マスクに好きな香りをしみ込ませて、心を落ち着かせるよう努めました。

 今、ここに、合格の通知をいただけたことは、まわりの皆様の支えがあったからだと、心から感謝しております。 やればできる!という自信にもつながりました。支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

 通学ゼミがあったことが、受講の動機にもなりました。ゼミはとても良かったです。

4時間は、長いようで、回数を重ねる毎にあっという間に感じました。質問は、緊張の連続でしたが、答えられるようになりたいという思いで、予習にも力が入りました。また、間違えたところは、記憶に残って、本試験までには覚えられたことが多々ありました。

ゼミで知り合った方々と、勉強状況を話したり、今の悩みを共有したりできたことも、とても良かったです。わからないことを、豊村先生に直接質問させていただけたことも、ありがたかったです。

ゼミを受講させていただいて、モチベーションと勉強のペースの良い潤滑油となりました。いつもお菓子を用意してくださり、緊張の気持ちが解れました。また、ゼミの講義は、家事をしながら等聞き流すのにちょうど耳に入り記憶しやすいものでした。受講させていただき、ありがとうございました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

 講座のアドバイスのとおり、5月の連休前までに、全科目を一通り終えることを目標にしていました。配信日になると、一気に該当科目の全部が配信されるので、最初の頃は、目標期間内に聴き終えることで精一杯でした。

また、受講方法のアドバイスのとおりに、テキスト、条文、過去問、問題にリンクを貼ることを大切に取り組みました。リンクを貼ることで、直前期にオリジナル講義は、スマートフォンでも見やすく、受講した続きから再生できたので、扱いがとても便利でした。

達成度が、円の中の水の量で表されていて、100%満タンになったときは、達成感がありました。

セレクト問題は、1問ごとの解説なので、聞き直したい箇所を速やかに選ぶことができました。セレクト問題は、初めは難しくてとても時間がかかりましたが、直前期も、手を広げすぎないように、過去問とセレクト問題の精度を上げていくことに努めました。

テキストは、持ち運びにも便利なサイズで、出かけるときにもこまめに見ることができました。テキストのチェック欄にも大切なポイントが書かれており、コンパクトに要点がまとまったテキストで、扱いやすかったです。豊村先生が講義でとんがりかっこやマーカーの使い方を指定してくださり、さらに見やすいテキストになりました。

演習フルパックは、ボリューム満点の内容でした。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

 セレクト問題の完成度を高めることに力を入れたため、試験前に講義を全部見ることはできませんでした。他の問題を解いてみたいと思った時に、気分を変える要素で取り組みました。1問1問、豊村先生の解説が丁寧についており、小さな問題集ですが、内容がもりだくさんでした。

セレクト問題や過去問で扱われていない問題もあり、良かったです。

本試験後も、11月末まで講義を視聴できるので、本試験後に、ゆっくり講義を聴きました。セレクト問題がもっと完璧にできていたら、総まくり1000肢にも取り組みたかったです。手のひらサイズで、気分転換に解く問題として、ちょうど良かったです。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

 記述問題を解くことで、択一の知識の整理にもつながりました。民法行政法合わせて80問は、充分な量でした。

記述80問も、1問ごとの解説なので、苦手なところや聞き直したいところにすぐに立ち返ることができて、便利でした。手のひらサイズのコンパクトさも、扱いやすくて良かったです。

5月末から取り組み、5回前後繰り返しました。 記述80問、豊村先生のテキストの「○記」マーク、模試の記述で、記述のストックがたくさんできました。それらを繰り返して、記述の苦手意識が解消されました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

11月の前年度の試験後から、行政書士六法を購入していました。

民法、行政法は、条文の読み込みをしっかりやっていこうと思っておりました。六法を裁断して、持ち歩きやすい状態にしました。

逐条ローラーインプット講座は、4月頃から受講しました。全科目を5月の連休明けまでに終わらせる、また、ゼミの予習復習がある中で、なかなか時間の捻出も難しくなりながらの受講でした。

しかし、条文そのものを素読しながら解説を聞くと、テキストの内容の理解がさらに深まりました。条文そのものを読むことで、言葉のニュアンスや条文の流れをつかむことができて、役立ちました。田島先生の息抜き小話や励ましの言葉もありがたかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

 他校も合わせて、模試は9回受けました。緊張対策のため、2回は会場で、あとは自宅で受けました。

アガルートの模試は、9月末頃に自宅で取り組みました。模試は、結果に囚われてはいけないという講師の言葉を信じて、苦手分野を洗い出すことに力を入れました。アガルートの模試は、自分の好きな時期に受講できたので、自分のタイミングの良い時に取り組むことができました。

講師へのメッセージ

 快活明瞭でわかりやすい講義を、ありがとうございました。ゼミは、ポイントがしぼられており、講義で触れられていない論点も深掘りしてくださって、理解が深まりました。講義では、難しいところに入る前に、「なんてことはないですよ」の前置きで、難解な箇所も、気持ちを楽にして取り組むことができました。

 豊村先生、本当にありがとうございました。