合格者の声|インプット・アウトプット・直前期の追い込みの3段階に分け勉強方法を変えて学習 山口 哲也さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
リンダ・グラットンの「ライフシフト」を読んで、これからの人生100年時代において現状の仕事だけで一生を安泰に過ごすことは難しいと認識しました。
子どもがまだ小さいこともあり、定年後を考えて今の仕事だけでなくもう一つ何か専門性が求められるスキルを身に着ける必要を感じました。
その中で法律を扱う仕事は、社会のコンプライアンス意識の高まりと共に今後ますます重要になると思い法律系の資格取得を志しました。
法律系の他の国家資格とも比べましたが行政書士は扱う業務が幅広く、これから新しい技術や新しい仕事が創出されてもイノベーションに対応し、許認可含め新しい業務を作りだすことができる魅力的な資格だと感じました。
また、現在の仕事においてもさまざまな法律や省令などが関係することが多く、業務遂行上コンプライアンス遵守が重要な要素となっていますので、法律を体系的に学ぶことは仕事上でも役立つものと考え受験を決意しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
資格の勉強をするうえで、仕事の都合上通学は難しいのでネットでの通信授業を選択しました。
ネットでの通信講座ですと通学の手間もかからず自分の都合に合わせて勉強できるので、自分の現在のライフスタイルに合っていると思いました。
ただし、ネットですと一緒に勉強する仲間ができず、勉強のペースメーカーもとりにくい、モチベーションが保ちにくいという欠点もあります。
そんな中、Youtubeで豊村先生の講義を聞いて、とても分かりやすくまた講義もおもしろかったので興味を持ち、アガルートのHPで行政書士講座を調べました。
アガルートは、普段はネットでの通信講座ですが並行して休日に豊村先生のゼミもあり、通信講座と通学講座の両方のメリットを兼ね備えた授業をしていることを知り理想的な講義スタイルだと思いアガルートを選びました。
合格体験記・学習上の工夫
勉強するにあたり、どのような知識を身につけ、どのような状況になっていれば合格できるか、まずゴールを設定しました。
そのためにアガルートの合格体験談をYoutubeで見て情報収集をしました。
また、豊村先生による合格のためのアドバイスなども視聴して、この試験で何が求められているのかを自分なりに認識しました。
基本的には豊村先生のアドバイスに従って、「インプット段階」「アウトプット演習段階」「直前期の追い込み段階」の3段階に分けてそれぞれ勉強方法を変えて取り組みました。
なるべくアウトプット演習に時間をかけるため、最初からインプット授業は1.5倍速で視聴しました。
1.5倍速ですと豊村先生の指示に従ったテキストへの書き込みやライン引きが大変でしたが、逆に集中して授業を聞くことができました。
アウトプットでは、平日の夜や休日に他資格セレクト問題集の演習に取り組みました。
最初は、解説のページに○×をつけていましたが、取り組むうちに問題ページに肢ごとに○×をつけた方が取り組むべき問題とそうでない問題が一目で区別できることに気が付き、問題ページに○×をつける様にしました。
試行錯誤しながら自分にとって使いやすい、復習しやすい問題集に仕上げていきました。
また、問題を解いた翌日に該当箇所の解説をまとめて聞く事で、知識の定着を図ることができました。
演習総合講義のご感想・ご利用方法
豊村先生のアドバイス通りに計画を立てて、5月中に総合演習講義の受講を終えました。
インプットとして総合演習講義は基本的に1回のみの受講でしたが、行政法等理解が不足している講義に関しては後からあらためて聞き直しました。
6月からは、アウトプット中心の勉強に切り替えました。
他資格セレクト問題集を中心に取り組み、何度も問題を回して精度を上げていきました。
他資セレは基本的に全問最低3回は回して、4回目以降は間違った問題のみ回しました。
よく間違える問題や理解が不足している問題には印をつけて直前期に見直せる様にして知識の穴を埋めるようにしました。
問題を解いた後、解説を聞いて知識の定着を図りました。他資セレの解説は問題を回す度に聞いたので4~5回は繰り返して聞きました。
7月には、初めて模試を受けましたが思った以上に難しく知らない問題ばかり問われているように感じ、130点ぐらいしか取れませんでした。
ただし、解説を見ると全然知らないことを問われているわけではなく、すでに習ったことを角度を変えて聞かれているだけだと気が付きました。
次の模試からは知識は十分身についているはずだと自分に言い聞かせて問題を解くようにした結果、難しそうに見える問題でも問われている論点を見つければ解けるようになり、徐々に点数が上がり8月末には合格点を超えていました。
直前期には他資セレの何度も間違えた肢に付箋をはり、その問題を中止に知識を再確認しました。
総合演習テキストに関しても、図表を中心にあいまいになっている知識を正確な知識に変えられるように何度も見返して暗記しました。
自分が理解し暗記できているところと、知識があいまいなところを事前にしっかりと区別できていたので直前期に効率的に知識の定着を図れたことが合格につながったと思います。
総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法
総まくり択一1000肢に関しては、他資セレクト問題集を1回転させて後に取り組みました。
1000肢は他資セレに比べて問題数が少なく網羅性では他資セレに及びませんが、重要問題が1000肢に凝縮されているので、試験範囲の問題を短期間で総復習できるメリットがあります。
直前期ということで豊村先生の解説も他資セレよりも簡潔で高速で問題を回転させることができました。
また、移動時間やスキマ時間を活用して解説を繰り返して聞くこともでき知識の定着、他資セレの補完という面でとても有効でした。
他資セレは問題数が多い関係上、回転に時間がかかり直前期に商法の問題演習が手薄になってしまいました。
直前期に最低限として1000肢の商法問題は完璧に解けるように取り組んだため、本試験でもなんとか商法で得点を得ることができました。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
総まくり記述80問に関しては、まず実際に問題を解いてた後に解説講義を聞くようにしました。
これまで記述式に関して勉強したことがなく、ゼミでも取り扱っていなかったので最初は何を書けば良いのか迷うことも多かったです。
何問か問題を実際に解いて解法を聞いていくうちに、解答のポイントがつかめるようになりました。
豊村先生の解説ではただ解答に関して説明があるだけではなく、周辺知識に関しても改めて解説があり知識の補充にもなりました。
また、分からない問題が出ても諦めずに部分点を狙って記述する事の重要性についても認識することができました。
総まくり記述80問を終えた後に受けた模試ではどんな問題でも白紙答案は出さず、何らかの記述をすることにより確実に部分点は取れるようになりました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
アガルート模試に関しては取り組んだのが遅く、他の予備校の模試を受けた後の9月に挑戦しました。他校の模試では合格点を超えるようになってきていたため、アガルート模試でも合格点を目指しました。
模試を作成したのは講義を担当している豊村先生とのことでしたので、普段豊村先生の講義を視聴している自分なら合格点は取れるものだと考えていました。
しかし、思った以上に難しく久しぶりに130点代という合格点にはるかに及ばない点数を取ってしまいました。特に一般知識や文章理解で点数が全然取れず、模試で初めて足切りを経験することになりました。
これまでの他校の模試では一般知識や文章理解で点数を稼いて合格点を取っていましたが、点数が読めない一般知識で点数を稼ぐスタイルは非常に危うく、法律科目で得点を稼がないと安定した点数を取れないことを認識する良い機会となりました。
逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法
アウトプット中心の学習スタイルだったため、他の受験生に比べても六法をひく頻度が低いことを自覚していました。
そのため条文問題は非常に苦手で条文対策の必要性を痛感していました。総合演習講義が終わった6月頃から逐条ローラーインプット講義を視聴しはじめました。
逐条解説では、各条文の重要度を田島先生が色分けしてくれていたので、特に直前期の条文暗記に役立ちました。行政法に関しては特に「行政手続法」「行政不服審査法」「行政事件訴訟法」の三法は全文暗記を目指しましたが途中で挫折しました。
しかし、逐条解説で重要な条文についてはチェックできていたため優先度をつけて重要条文に関してはしっかりと知識を定着させることができたと感じています。
民法に関しては条文数も多く、行政法ほど繰り返して学習できませんでした。それでも1回は通して講義を視聴することで条文構造の理解が進んだと感じています。
文章理解対策講座のご感想・ご利用方法
文章理解対策講座に関しては、当初は時間の関係と取り組めていませんでした。
ゼミや模試でも文章理解、特に並び替え問題に関してはコンスタントに3問正解を取れることが多かったため、あまり問題演習の必要性は感じていませんでした。
しかしながら、9月に挑戦したアガルートの模試で得意だった文章理解の問題が1問もとけず全滅するという結果に終わり非常に危機感を持ちました。
アガルート模試では最近の本試験の傾向と異なり、要旨把握や穴埋め問題が出ており、正解を絞り込むことができず不正解の連続となりました。
要旨把握や穴埋め問題は最近でこそ出題されていませんが、過去の試験では出ており今回の本試験でも出題の可能性はありました。
そのため、苦手な要旨把握や並び替え問題を中心に文章理解対策講座の問題に取り組み、解法手順や問題を解くテクニックを改めて1から学び直しました。
解法を学んでからは要旨把握問題でも正解を導く事ができるようになり、足切りをおそれずに本試験に臨むことができました。
プラスゼミのご感想・ご利用方法
ゼミを申し込もうと思った理由や、ゼミの魅力、勉強法、豊村講師に教えてもらったことなどをお話しいただいている合格者座談会の動画も公開しております。ぜひこちらもご覧ください。
ゼミに関しては最初の頃は全然ついていけず、答えられない問題も多かったです。
一緒にゼミを受けている他のゼミ生が豊村先生のするどい質問にもしっかりと受け答えしている姿を見て、自分との知識の定着度の違いを痛感しました。
少しでもゼミについていける様に時間をとって予習をすることで、徐々にゼミのペースについていけるようになりました。
ゼミについていける様自分に負荷をかけて勉強したため、大変でしたがとても良いペースメーカーになりました。
ペースを速めて勉強できたことが、後半にアウトプットの時間を十分に作ることにつながったと感じています。
ゼミ終了後はゼミの仲間たちとLINEでつながり、毎週日曜日の15時に自主ゼミを実施しました。
具体的には、条文の問題を出し合ったり、記述の問題を出し合ってそれぞれの回答をLINEで見せ合ったりして切磋琢磨しました。
このような自主ゼミを試験の1週間前まで続けたおかげで、最後までモチベーションを高く保てたと思います。
行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ
豊村先生はこれまで数多くの受験指導をされていて、合格のための的確なアドバイスをしていただけるのでその通りに勉強を進めれば十分合格は狙えると思います。
また、他資セレをしっかり回せば合格に十分な知識は身に着けられるので、豊村先生を信じて、また自分自身を信じて受験に臨んでいただければと思います。
講師へのメッセージ
豊村先生、このたび行政書士試験に合格することができました。これもひとえに豊村先生のご指導のおかげと思っています。
難しい法律知識を分かりやすく、かつおもしろく講義していただいたおかげで最後まで継続して勉強することができました。
ゼミ終了時点ではまだまだ不安や迷いもありましたが、豊村先生に「他資セレは網羅性を重視しているので、他資セレを中心に精度を上げていこう」とアドバイスをいただきました。
アドバイスどおり他資セレの精度を上げることで合格できました。本当にありがとうございました。
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。