合格者の声|8年間遊ばず勉強してきたので、お金をかけて1年でも早く合格できるなら通信講座を受講しようと思いました 加藤 和宏さん
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アガルートアカデミーの行政書士試験講座をご受講いただき合格をつかみ取られた受講生の方の合格体験記です。どのように勉強したのか、勉強時間、スケジュール、講座を何周したか、苦手科目の攻略法、工夫など、学習に取り入れられる情報や、予備校講座を選んだ際のポイントなど、受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。
目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
私が行政書士試験を目指したきっかけは、そもそも私は土地家屋調査士で独立開業を目指していて、それまで畑違いの仕事をしておりましたが、土地家屋調査士の仕事に少しでも近づきたいと思い、公共事業を主とする地元の建設コンサルタントの会社に転職し、測量の仕事に従事するようになりました。
その後土地家屋調査士試験は無事合格したのですが、仕事の中で開発行為許可申請や河川占用許可申請を行政書士が行っていることを知り、仕事でもそれらの申請についての現場作業の経験があり、自分が目指しているものと近いものを感じ、ダブルライセンスで独立開業ができると思ったのと、努力すれば比較的取得しやすい資格だなと思ったので、受験を決意しました。
アガルートアカデミの講座を受講しようと思ったきっかけ
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけは、私は3回受験したのですが、1、2回目は市販の教材を使用して独学で勉強していました。
2回目の受験後に、行政書士試験もそんなには甘くないという気持ちと、土地家屋調査士試験の勉強期間も合わせると8年間遊びを捨て勉強に集中し、もう勉強はこりごりだと思い、お金をかけて1年でも早く合格できるのなら今年は通信講座を受講してみようと思いました。
インターネットで口コミを閲覧していてアガルートアカデミーが目についた理由は、豊村先生の知名度と令和元年度の合格率が72.7%という実績でした。
どこのサイトでも豊村先生のことが書かれていて、そんなに有名な人なのかと思い、また10人に7人が合格しているの?と半信半疑でしたが、アガルートアカデミーを受講することを決めました。
合格体験記・学習上の工夫
私の学習方法なのですが、私がアガルートアカデミーに申込みをしたのが3月でした。
何から手をつけていいかわからず、とりあえずYouTubeにアップされている豊村先生の勉強スケジュールの動画を見ました。
その中で豊村先生が、ゴールデンウィークぐらいまでには一通り回すような感じでとおっしゃっていたのですが、とても間に合わないと思い、平日は仕事から帰ってきて1、2時間、休日は12時間ぐらい勉強しました。
内容としてはまず民法、行政法、憲法、商法会社法、一般知識の順に一通りの講義動画を見て、他資格セレクト問題集を並行して進めていきました。
ゴールデンウィークが終わった時点では行政法がまだ終わっていない段階でした。
そして一通りそれが終わったのは確か8月くらいだったと思います。
その後は他資格セレクト問題集、択一1000肢問題集をメインに試験前日まで何回も繰り返し行いました。
確実に解けるようになった問題、解けるけどまだ怪しい問題、解けない問題を○△×のように消せるボールペンでチェックを入れていき、その絞り込みの作業を繰り返しました。
当然最後の最後まで間違える問題は何問かありましたが、試験前日にはほぼ解けるようになりました。
使った教材なのですが、基本アガルートアカデミーの教材のみでした。
記述式の教材だけは記述式に力を入れようと思ったので、アガルートアカデミーのものと、ネットで多くの人が薦めている問題集であるTACの「みんなが欲しかった!行政書士40字記述式問題集」を使いました。
演習総合講義のご感想・ご利用方法
私は演習総合講義を受講していました。
演習総合講義は学習経験者向けとなっておりますが、講義の中で基本知識や用語等の説明もしてくれるので、法律の勉強を少しかじった程度の私でもついて行けないこともなく、また、先生が冗談を交えたわかりやすい例え話もしてくれたので、非常に理解しやすかったです。
また他資格セレクト問題集では、細かいところまで聞いてくる問題もたくさんあるので充分満足することができました。
行政書士試験は基本知識を問われる問題ばかりではなく、このような応用問題も多く出題されるので、過去問ばかりやっていては足りないと思いました。
他資格セレクト問題集は内容が難しい上ボリュームもあったので、後回しにすると大変だと思い、講義と並行して進めていきました。
当然ただ単に問題自体の答えがあっていれば満足ではなく、それぞれの肢のどこが○でどこが×なのかを理解するようにしました。
どの勉強にも共通することだと思いますが、ただ講義を聞いただけでは全く身に付かないと思いました。
講義の復習をすぐやることによっておおまかに知識を定着させ、他資格セレクト問題集のように難しい問題に早い段階から慣れておけば、自信を持って本試験に臨めるのではないかと思いました。
総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法
一通りの講義と他資格セレクト問題集を8月くらいに終えてから総まくり択一1000肢攻略講座に手をつけ始めました。
総まくり択一1000肢攻略講座は過去問がベースとなっていて、他資格セレクト問題集に比べると基本知識を聞いてくる問題が多く、その再確認と自分が苦手な分野を探し出すのに適している講座だと思いました。
1000肢と聞くとボリューム感を感じましたが、民法、行政法、憲法、商法会社法、一般知識で1000肢の為、細かい部分までを網羅している問題集ではなく、ざっくり基本問題を流すような感じの為、シャワーを浴びるように一週間ほどで一通り終わってしまいました。
解説のスピード感もよく、要注意の問題は少し長めの解説をしてくれたので良かったです。
総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法
私が総まくり記述80問攻略講座に手をつけ始めたのは9月くらいと比較的遅かったと思います。
この講座では問題に対する解説だけではなく、その関連条文のおさらいや補足等もしてくれるので、択一対策にもなりました。
記述式の勉強をしていて思ったのですが、これだけ択一の勉強をしていると解答がすらすら出てくるようになるので、記述式の勉強はあまり苦になりませんでした。
つまり記述式対策はただ暗記するのではなく、問われている内容に対して論理的に覚えることが大事だと思いました。
あとアガルートアカデミーの記述式問題集とTACの「みんなが欲しかった!行政書士40字記述式問題集」には載っていないところで、講義の中で先生が○記マークを入れたところはノートに書き写して一つにまとめました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
アガルートアカデミーでは模擬試験は1回のみですが、私は他の予備校の模擬試験は受けずにアガルートアカデミーの模擬試験のみを一か月前に受けました。
私は模擬試験をそこまで重要視していなく、逆にやることによって合格点に程遠い点数を取ってしまったら、私の性格上精神的に焦ってしまい、空回りしてしまうと思ったからです。
ちなみに私の模擬試験の点数は合格点まであと一歩の点数でした。
特に一か月前に模擬試験を受けたことに理由はないのですが、間違えた問題を全て解けるようにすることが大事だと思い、残り一か月あれば他資格セレクト問題集や択一1000肢問題集と同様繰り返し解くようにして、間違った箇所を全て覚えられると思ったからです。
行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ
行政書士試験合格を目指す方へ、誰でも努力すれば受かる試験なので、アガルートアカデミーを信じて徹底して勉強をすれば、必ず合格を勝ち取れると思います。
勉強時間が足りなくて民法、行政法が中途半端になるようでしたら、商法会社法は捨てていいと思います。
そして本試験では、難問はすぐ捨てるか後回しにすることを心掛けて下さい。
私は本試験で時間が足りませんでした。
講師へのメッセージ
最後に担当してくださった豊村先生へ、合格発表日に配信された合格された方へのメッセージの中で、「僕の事は記憶から消してください」とおっしゃっていましたが、この1年は妻よりも豊村先生と過ごす時間の方が長かったので、なかなかすぐに記憶から消えないと思います。
しかしいつまでも喜びに浸っている場合では確かにないと思いますので、私は独立開業に向けて新たな一歩を踏み出していきたいと思います。本当にありがとうございました。