アガルートアカデミーの行政書士試験講座をご受講いただき合格をつかみ取られた受講生の方の合格体験記です。どのように勉強したのか、勉強時間、スケジュール、講座を何周したか、苦手科目の攻略法、工夫など、学習に取り入れられる情報や、予備校講座を選んだ際のポイントなど、受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

社会保険労務士の妻の勧めで、行政書士の受験をしようと考えました。

また、定年退職後に、現在の不動産賃貸業を事業規模に拡大するのと併せて契約関係の知識拡充するのに行政書士資格取得は最適であると考えました。 

アガルートアカデミの講座を受講しようと思ったきっかけ

妻の勧めです。

社会保険労務士は、行政書士のダブル資格取得が多く、その中で貴社の講座を受講されて合格 している方が多いと口コミで言われていたからです。

また、貴社の講座を受講して70%以上の合格者が出ているとのPRメッセージを読んで、貴社講座を選びました。 

合格体験記・学習上の工夫

行政書士受験は、3回目で合格しました。1回目は、受験勉強はほとんどできず、市販の参考書と過去問を2か 月程度やって受験し96点で不合格。

2回目は、市販教科書と複数社模擬試験参考書を購入し10か月の準備時間をかけましたが、平日はほぼ仕事で学習時間が取れず、土日休日に8時間図書館で受験準備をしましたが142点で不合格。

3回目の受験は、独学を諦めて通信講座受講をすることにして貴社講座を受講しました。結果182点で合格できました。

学習上の工夫は、コロナ緊急事態宣言を受けて自宅待機時間とテレワーク時間の隙間時間を活用しました。隙間時間といっても、通勤の時間を学習時間に充てることができたのは好都合でした。

また、自宅が妻の社労士事務所になっているので、毎朝4時には起きて3時間とテレワーク以外の時間は、その事務所で集中して学習を継続するようにしました。 

演習総合講義のご感想・ご利用方法

最初に貴社の総合講義テキストを見て、分量と質量の多さにビックリしました。

1年目と2年目の市販参考書では、行政書士試験は、太刀打ちできないことがその時解りました。

また、他試験セレクト問題集では他試験での出題傾向を知ることで行政書士試験過去問との比較で、出題傾向を知ることができ、行政書士試験の全体イメージもつかめたことが合理的な準備学習を進める上で役に立ちました。

貴社講座の利用方法は、最初ビデオ学習と総合講義テキストを併用して学習していましたが、基礎知識がないのに受験経験者向けの講座を受講していたので豊村先生の講義についていけず、途中で総合講座のサブノート作りをしました。

サブノート作りが終わり、ビデオ学習を始めたのが8月に入ってからだったので、実は商法と一般知識はビデオ学習が終了できませんでした。

結論としては、演習総合講義は、自分の実力にあったものを利用して学習を進めることをお勧めします。 

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座は、1回しかできていません。

演習総合講義のサブノート作りで時間を取られていまい、戦略的な受験時間管理とか重点学習時間が取れませんでした。

ですから、演習総合講義テキストで行政書士試験の全体イメージはつかめましたが、総まくり攻略講座で要件と効果の繰り返し学習が不足しており確実な知識固定ができていないように感じています。

結果的には、試験に合格できましたが、確実な法律知識については、これから対策しなければならないと思っています。

よって、総まくり択一1000肢攻略講座の利用方法は不明です。 

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座は、繰り返し10回以上やりました。

設問へ正確に解答することを心掛けて、主語と述語を一致させて内容を明確に解答するよう努めました。

但し、過去問で出たところは記述では出ないというイメージを強くを持っていたので、総まくり記述80問攻略講座以外に、市販の模擬試験参考書を5社購入し15問の他社記述予想問題を加えて学習しました。

キーワードを押さえたつもりでしたが、問題46の登記の欠缺の文字が間違っており6点減点されたと思います。

また問題44の被告は、総合講義で国家又は都道府県が被告と覚え ていたので組合が被告になるとは、まったく考えが及びませんでした。 

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、本来3時間で問題を解き・解答確認する時間マネジメントに活用するものだと思います。

しかし 、私の場合は、知識が不足しているので模擬試験を受けても60%以上の正解を得ることができず自信喪失につながるので、あくまで法改正や新たな知識を得るために活用しました。

ですから、市販の模擬試験参考書も活用して、今年の行政書士試験の出題傾向を分析する上で模擬試験を利用しました。

また、2回目の受験の時は、まったく時間管理ができず残り30分で一般知識を解かねばならなくなたので、3回目の受験の時は2時間で全問解くようにしました。

結果的には、憲法は問題が理解できず、行政法と民法は飛ばし読みをしていたと思います。

それが、結果に出ています。

一問に時間を掛かれば、それなりに正解に導ける知識は総合講座テキストで得ているので、正解率があがると思いますが、全問を2時間で解く訓練しないと記述の60点を70%以上確保できる時間が取れないように思います。 

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

行政書士試験は、すべての資格試験のスタートだと思います。

この資格を取得することで、不動産関連では、 宅建士・司法書士・土地家屋調査士へつながり、法曹関連では司法試験へつながります。

また、公務員を目指す 方には、大学2年から行政書士資格の準備学習が公務員試験合格につながると思います。

また、自己のキャリア アップには行政書士資格は、欠かせない武器になると思っています。 

講師へのメッセージ

豊村先生、合格できました。

これも、先生のご指導のおかげと感謝いたします。

私は、3回目の受験で合格しましたが、3回目に貴社講座を受験しなければ合格はなかったでしょう。

市販参考書での細切れ知識で行政書士試験をクリアーできるほど甘くはないことを思い知りました。

貴社の強みは、行政書士試験の全体像を法律関連資格の全体像の中で受講生にイメージさせることだと思います。

また、その全体像が無ければ、いくら詳細な部分知識をがあっても180点のボーダーを越えることができないと思います。

全く知識の無い私が短時間でボーダーを越えることができたのも貴社の教材と講師の方々の熱意だと思います。重ねて、

感謝申し上げます。ありがとうございました。 

受講されていたカリキュラム