合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

仕事において契約書のチェックや、トラブルに対する対処の判断をする機会が多いため、法律を学ぶ必要を常に感じていました。ただ、なかなか法律の勉強は気が進まず、法律の勉強の必要性をかんじつつも、学ぶことを放置していました。

そのため、法律の知識が乏しい状況であるため、いざ職場で法的な判断を求められても曖昧なちぐはぐな答えしかできず、やっぱり法律の知識が必要だ、と思い直しました。

法律の本を読むのは苦痛でしかなく、やっぱり無理かなとも考えていましたが、どうせ学ぶなら、勉強の結果として国家資格がついてくる方が、モチベーションが維持できると考え、行政書士は難関資格ではありますが、頑張れば決して合格できない資格ではないと考え、真剣に頑張ろうと決心しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

はじめから予備校は通信と決めていました。

大手の予備校のサンプル講義をいくつか視聴していましたが、聞いているとどうしても眠くなってしまい、高い受講料を支払っても本当に続けられるのかどうか自分に対して疑心暗鬼なり、どれにしたらよいか悩んでいました。

そんな中、豊村先生のサンプル講義を視聴したとき、初めて眠くならずに興味を持って聞くことができ、これなら最後まで続けられると感じることができたほか、早期割引、他資格合格割引の制度を利用することで、他社に比べて割安感があったため、アガルートに決めました。

また、ガイダンスを視聴する中で、豊村先生を信じて、講義の中で言ったことを忠実にこなしていけば合格できると感じました。

合格体験記・学習上の工夫

12月から約1年間勉強を継続してきたものの、直前期での模試(アガルート1回、市販されているもの2冊の計6回)は合格点を超えることができないだけでなく、時間内に解き切ることもできず、本番は180点ギリギリのラインに滑り込むしかないと考えていました。

試験については、最後まで諦めない、あがいて、もがこうと、試験当日は自宅を出るギリギリまで、民法のテキストを復習していました。

そのため試験会場に入るのが他の受験生よりも遅くなり、買っていった軽食を補給する時間が取れず、慌ててしまいました

が、もうあとは開き直り、他の受験生よりもこれまで頑張ってきたんだと勝手に考え、自分の中で勝手に優位に立った状態で優越感に浸りながら、試験に挑みました。しかし、振り返ってみると緊張し浮足立っていました。

試験問題は、直前フェスで配布されたものを含め、自分に優位な問題がいくつか出てくれました。

時間が足りない状態でシメシメと心の中でにやつきながらマークしましたが、すべて間違っていました。時間がなく慌てていたただけでなく、わかっているからと過信しミスをしてしまいました。

試験後、記述については、アガルートを含めいくつかの予備校に採点を依頼し、その点数を見て、180点まで数点足りず、不合格かなと諦めていました。しかしながら、結果は合格。いまだに信じられていません。

勉強方法については、基本的に豊村先生がガイダンスでの中で伝えていた勉強のやり方をいかに忠実に実行できるかを考えて取り組んできました。

例えば民法についてはわからないことがあっても立ち止まらない。と仰っていました。

そのため理解できていなくても、気にせず次に進み、一通りこなして、また最初に戻ることを繰り返しました。

1回目よりも2回目、3回目とほんの少しずつではありましたが、薄く知識が身についていたような気がします。

行政法については、行政手続法、行政不服審査法、行政訴訟法は条文が大事。と仰っていましたので、テキストと六法を行ったり来たりし、同じことが書いてあることの確認をしながら、リンクを貼りました。

仕事をしながら限られた時間を使っての勉強でしたので、細切れの時間を活用しました。憲法の講義の音声データを通勤時に聞いていました。昼食の休憩時間を使って、時間の許す限り公務員試験の民法の過去問をこなしていました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

豊村先生は、無味無臭な法律を噛み砕き、初心者でも理解できるような物語に変換して、受講生の記憶に残るような講義を実践されていると感じました。常に受講生の初心者の目線に合わせて、さらに情熱をもって講義をされていると感じました。

また、メインの民法、行政法だけでなく、憲法、商法、一般知識についてもとても詳しく説明していただいたので、初心者にとってはとてもありがたい講義でした。

ただ、一方で講義時間はとても長いので、時間を確保できないと1回視聴するだけでも大変だと思います。でも、初心者にとっては急がば回れで、結果よかったと思っています。

民法、行政法、商法は2回目以降1.5~2倍速で合計3回視聴しました。憲法については、2回目以降は通勤時間を利用して少しずつ音声のみを聞いていました。

ゼミについては、復習のツールとして自分の理解度の確認で視聴していました。

先生が通学の受講生に質問していることを自分に質問しているものとして常に緊張感をもってゼミに臨んでいました。ただ、答えられないことが多かったので、今の進捗状況で大丈夫なのかと不安を感じながらの受講でした。

それでも試験は11月だからと気持ちを落ち着かせ、コツコツと継続していきました。

短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法

豊村先生との講義のスタイルの違いを楽しみながら、林先生の講義を視聴しました。

スタイルに違いがあっても同じことを言っているなと感じることが多々あり、何が重要なポイントなのかを改めて気づかされました。

問題に対する着眼点、解き方を時には寸劇を交えて、時には毒づいて、丁寧に説明されていると感じました。

また、林先生が、これは「捨て問」とおっしゃった問題については2回目以降一切見ませんでした。民法、憲法については3回、行政法についてはできなかった問題を重点的に6回まわしました。

ただ、試験までの時間が足りず、民法、憲法、行政法以外の課目については手を付けることができませんでした。

記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法

林先生の情熱がとても伝わる講座でした。

記述問題に対する対処方法、着眼点、解答方法を学び、試験までにどの程度まで知識を備えていればよいか感じることができました。

この講座受講後は、豊村先生の入門総合講義中で度々出てきたマル記マークをはじめ、テキスト、条文に対して記述試験を意識しながら読み込むようになりました。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

田島先生がガイダンスの中で、チェックペンなどの道具を用意するようにとのことであったため、準備をしたものの、受講できる準備ができたときは8月になっており、試験までの期限を逆算すると、これまでやってきたことが中途半端になる恐れがあり受講することにリスクを感じたため、受講しませんでした。

その代わり、送られてきた講座用の六法は、テキストとのリンクを貼り、常に携帯し、時間のある時に眺めていました。

模擬試験

超直前期(10月)に受けました。180点を超えることができなかったほか、3時間で解き切ることもできず、結構絶望感がありました。他の模試も同様でした。

法令課目の間違ったところは、もう一度トライし、自分の中で「なぜそうなのか」を納得することを心掛け、同じ問題は間違わないぞと思えることで、少しでも不安を軽減させていました。

ただ、一般知識は足切りを避けられればそれでいいと割り切っていたので、仮に全くダメでも試験前日まで知識を詰め込もうと思い、気にしていませんでした。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

初学者でも、1年間しっかりやれば確実に合格できるレベルまで押し上げてくれます。

先生方の仰ることを忠実にこなし、最後まであきらめず、継続することが大切だと思います。

豊村先生へメッセージ

豊村先生の講義を受け、方針に沿って勉強を続けていたことで、合格することができました。つらい勉強が、おもしろく興味深いものに感じることができ、最後まで継続することができました。


一昨年の12月から約1年間豊村先生の講義を毎日欠かさず受講してきたので、今は少し寂しい気持ちもあります。

理解度の足りなかった会社法については、いまだに音声を聞いております。1年間お世話になり本当にありがとうございました。

※合格者アンケートは,合格者がインタビュー前に回答したアンケートの結果に,インタビューでの内容を加味して表記しております。

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