合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

大学時代は法学部で法律の勉強をしていました。将来は漠然と弁護士さんのように法律を扱う仕事をしたいなぁと憧れを抱き、当時は司法試験合格を目指したこともありましたが、やはり試験の難しさ、競争率の高さから途中で挫折してしまいました。

その後、紆余曲折ありながら過疎地域と呼べるような田舎で現在の地方の地方公共団体での仕事に就きました。

その間、法律の勉強からは離れていましたが、やはり法律を使いこなしながら仕事をしていくという職業の魅力を忘れられなかったことと、せっかく勉強した法律の知識でどうしても何か一つ資格を取ることで自分の中で結果を出したかったことから行政書士試験に挑戦することにしました。

とはいえ、独学からの挑戦でしたので合格するまでにはなかなか苦労しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーの昨年の行政書士試験における合格実績とカリキュラムを見てアガルートアカデミーにしようと思いました。

やはり合格実績が約50パーセントというのは他社の予備校ではあまり見たことがなかったので、それほど合格に直結する講義を各講師の先生方がされているのだろうと思いました。

アガルートの講座をこなすことができれば合格することができるという自分の自信につながるだろうなと思いました。また、豊村先生の講義のサンプル動画を観て、とてもハキハキした喋り方と声質で聴きやすいなーと感じたのを覚えています。もちろん講義のわかりやすさも決め手になりました。

そして、やはり合格特典として全額返金されるというのは勉強に対する大きなモチベーションになりました。

合格体験記・学習上の工夫

勉強開始当初は恥ずかしながら法律の基礎的な知識は自分にはある程度あると勝手に思っており、独学でも1、2年で合格するだろうと行政書士試験を舐めてしまっていました。その甘い考えから独学で市販の参考書や過去問を買い集め、ダラダラと試験日に向けて過去問を解いていく勉強をしていました。

試験の直前期になると市販の予想問題集を買っては漠然と解くというような感じでした。結果、その年の1年目の試験では法律科目もさることながら一般知識の方で足切りになってしまい不合格。自分が情けなくなりました。

そして、リベンジするべく挑んだ2回目3回目の試験でしたが、結果はどちらも150点どまり。勉強方針はあまり変わっていなかったと思います。過去問をやり込んだと思っていた3回目の試験で2回目と同じ得点で不合格となってしまったのは本当にショックでしたね。2回目3回目とも一般知識は文章理解を落とさないことと個人情報保護分野の対策をしっかりとすることで基準点を割ることはなくなりました。しかし、課題は法律の択一問題でした。

特にこの試験の要とも言える行政法の行政不服審査法や手続法の分野に苦手意識があったことと会社法・商法の対策ができていなかったことが敗因としてあげられます。また、一番の敗因は得点戦略を立てることなく漠然と試験に立ち向かっていたことでした。どの科目で何点取るという明確な目標を設定することで力の入れ方や時間の使い方に大きな意識の差が出ました。

今年はどこに力を入れて試験に向かうべきかの敗因分析はしっかりとできたと思います。私の場合、上記の分野に力を入れて対策するべきだろうと考えました。

そこで、行政法・会社法の基礎知識を一から確実なものにしたいと思ったので、演習講義だけではなく豊村先生の基礎的な講座も入っているアガルートの演習総合講座を受講することにしました。

1年間の講座の受講を経て、直前期には過去問による対策も並行して行いました。予備校の模試も何社か受けて結果はギリギリ合格ラインにのるくらいでしたね。あと一歩頑張れば合格できる!今年はそういうところで負けたくなかったので、アガルートの講座を信じて同じ勉強を試験日まで続けました。そして、今年無事にリベンジ合格することができました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

演習総合講義のカリキュラムは択一の対策から記述の対策、日々の条文学習に加えて、さらに模試まで付いてくるので、これをやっておけば大丈夫だろうというほどボリューム満点の講座でした。

しかし、ボリューム満点だからこそ場合によっては消化しきれず直前期になってあたふたしてしまうこともあると思います。

各受験生の生活パターンも人それぞれなので、専業受験生であればこのカリキュラムをこなしていくこともできたかもしれませんが、私も働きながらの受験生活だったので、講座カリキュラムの中でここは絶対やっておきたいという優先順位付けをしながら能動的に講座を受講するようにしていました。

私の場合は、昨年の敗因分析を踏まえて、豊村先生がテキストを進めていく行政法、民法、会社法の演習総合講座は全て受講するようにしましたが、基礎法学や憲法、一般知識などについてはそこまで苦手意識がなかったのでつまみ食い的に重要な部分を受講していました。結果的に今年の憲法については予想外に点を落としてしまっていたので、ちゃんと受講すべきだったかもしれませんが・・・。

また、過去問の傾向から条文学習は外せないと考えていたので、田島先生の逐条ローラーインプット講座はしっかりと受講して日々の演習の際に見返していました。

記述対策については市販の演習書に浮気することなく、総まくり記述80の講義と演習書をひたすら毎日繰り返しました。この講座は1問にかける時間も短く隙間時間でさっと見返すことができるのがありがたかったです。

私は、朝の出勤前の数十分を使ってこの演習書を直前期は毎日見返していました。

該当ページに日付をつけて日付を追うごとに問題演習の問題数を増やしていき、回転数を上げていくような工夫をしていました。記述対策としてやってことは、この方法と予備校の模試の復習くらいでした。

最後に今年の試験で特に活きたのが、豊村先生の直前総まくりの択一・記述対策のイベントでした。

演習総合カリキュラムの受講生ならオンラインでも無料で受講できるイベントでこれをしっかりと受講し、復習して試験に挑んだことで、あの多肢選択の問題を解くことができました。試験前日にあのイベントのレジュメを見返しておいて本当に良かったです。

講座の内容として不足はないと思うので、試験経験者の方であれば自分の敗因分析をした上で、足りない部分の穴を埋めていくような使い方をされるのが良いかと思います。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

アガルートアカデミーの講座カリキュラムをこなすことができれば必ず合格という目標を達成できると思います。

やはり、自分の選んだ勉強法なり戦略を初志貫徹できるかが勝負の分かれ目になるような気がしました。ぜひ、1日1日を大切にして頑張ってください!

豊村先生へメッセージ

昨年の不合格から今年リベンジを果たすことができたのは、豊村先生の分かりやすいハキハキとした明るい講義のおかげだと思っています。

今年は落とせない試験だったので直前期は不安でいっぱいでした。

しかし、インターネットでの受講ではありましたが、直前総まくりイベントで豊村先生から元気をもらいました。本当にありがとうございました!

※合格者アンケートは,合格者がインタビュー前に回答したアンケートの結果に,インタビューでの内容を加味して表記しております。

受講されていたカリキュラム