合格者の声|正直に申し上げると、合格特典に惹かれたというのが最初のきっかけでした。 石山 哲也さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
行政書士試験を目指した理由・契機
先行き不透明な現在の状況において、定年もなく、肉体を酷使することもなく従事できる仕事をするために、法律関係の資格取得が有効であると考え、行政書士試験を受験することにしました。
お恥ずかしい話ですが、現在の雇用状態がそれほど安定したものではないことが行政書士試験受験の動機となったのも事実です。
しかし、私が法律の勉強をしたのは20年以上前で、今は使われていない禁治産者等といった用語が使われていた時代でしたので、いきなり行政書士試験に臨むことはせず、行政書士試験を視野に入れつつ、まずは手始めに宅地建物取引士と2級ファイナンシャルプランナー技能士を取得し、令和元年度に初受験となりました。
また、仕事柄外国人と接する機会が多く、彼らの在留期間更新申請であったり、在留資格変更申請に関わる法律家として行政書士という人々が存在することを身近に感じ、自分も取得してみようと思いました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
まずは、正直に申し上げると、合格特典に惹かれたというのが最初のきっかけです。
それまでLEC、TAC、伊藤塾といった予備校については、お世話になったことはないものの、名前ぐらいは知っていました。
しかし、アガルートアカデミーについては、誠に失礼ながら社名も存じ上げませんでした。
そんなある日、行政書士講座をネットで検索していると、合格率の高さをアピールするアガルートアカデミーのバナー広告が目に飛び込んできました。
クリックしてみると、何とそこには合格特典として全額返金と合格体験記の執筆及びインタビュー撮影で3万円の謝礼とあり、これで私の中でアガルートアカデミーは一気に第一候補のスクールとなったのです。
きっかけは合格特典でしたが、サンプル講義を視聴して、豊村先生の講義スタイルが私に合っているということも強く感じました。
私は法律系資格の予備校の講義に精通している者ではありませんが、いくつかの予備校のサンプル講義の視聴はしてみました。
その結果、スクールによっては無味乾燥という感じの講義もありました。
ここは好みの問題もあるでしょうけれども、私はユーモラスかつ溌溂とした豊村先生のスタイルを見て、この先生の講義なら最後まで聴けるのではないかと感じて、やってみようと決意しました。
合格体験記・学習上の工夫
私は平成30年度の宅地建物取引士試験に合格し、次は行政書士だと思って、宅地建物取引士試験の1週間後である2018年10月28日にアガルートアカデミーの無料公開講義を申し込みました。
そこで民法総則を勉強して、2019年の2月に正式に入門総合カリキュラムの申込みをしました。
しかし、その後仕事や私生活でいろいろ忙しくなってしまったこともあり、勉強は遅々として進まず、講義の視聴が終わったのはおそらく9月末ごろだったかと思います。
あるいは10月に入ってもまだ講義を聴いていたかもしれません。
民法から始めて行政法に移行したのですが、8月中旬でまだ行政法が終わっていないという体たらくでした。
そういうわけですので、どちらかというと私は悪い例に入る受講生だとは思います。
そんな私が常に考えていたのは、スキマ時間の活用と省エネ勉強ということでした。
講義の音声をダウンロードして通勤時間に聴くことはもちろん、過去問の間違えた肢を読み上げて録音し、クイズ形式にしたものを通勤時間に聴くという方法でスキマ時間に勉強し、覚えないといけない項目は自分で語呂合わせをたくさん作って覚えました。
あとは、仕事柄忙しい時期とそうでない時期が割とはっきりしており、8月に時間の自由が利いた点は大きく、その時期は1日中勉強できたので、そこでかなり挽回できたかなと思います。
全体的に振り返ると、私の法律知識は基礎がしっかりしていないフワフワした感じだったと思うのですが、合格できて幸運だったと思います。
短答過去問解析講座のご感想・ご利用方法
短答過去問解析講座については、過去問をやってみて1回目で特に迷うことなく解けた問題については動画を見ていない場合も多かったので、全てを見たわけではありません。
しかし、講座がそのように問題単位で小分けされていたため、見たい問題だけ見るということが可能で、その解説もコンパクトに要点がまとまっていてわかりやすく、大変使い勝手がよかったです。
また、講義の中で類似する選択肢が他の年度にも問われていることを林先生が指摘してくださったため、頻繁に問われる知識がどういうものなのかを確認することもできました。
問題ごとにランク付けされていた点もよかったと思います。
科目で言うと行政法と憲法の短答過去問解析講座を最も多く利用したと思います。
記述過去問解析講座のご感想・ご利用方法
私の場合、行政書士試験を受けるのは初めてでしたし、法学部出身でもないため、記述式の問題があるというのは、非常に大きな精神的負担となっていました。
そういう私にとって記述過去問解析講座は、行政書士試験における記述式問題に対して、何をどのように答えればよいのかを知ることができる講座だったと思います。
書くべきポイントが何であって、それを40字程度にまとめていく手順をどのように踏めばよいかを知ることができたのは大変有意義だったと思います。
ただし、本試験での私はその教えを十分に活かすことはできなかったので、申し訳なく思います。
というのも、問題46の「第三者のためにする契約」がテキストにちゃんとあったにもかかわらず、私は全くノーマークだったため、書きようがなかったのです。
逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法
逐条ローラーインプット講座については、主に行政法の部分を利用しました。
田島先生が条文一つ一つにランク付けをしてくださったので、どの条文をおさえておけばいいのか、どの条文はサラッと流しておけばいいのかがわかって助かりました。
民法はあまり使わなかったので、感想を述べる資格は私にはありませんが、行政法は地方自治法を除いて全て視聴し、田島先生がチェックペン等をお使いになったところや条文にランク付けをしたものを基に、「言い換え行政法」というものを作成しました。
それは行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国会賠償法・行政代執行法で、田島先生が不要とおっしゃった条文を省略し、必要な条文についてもすんなり意味が入ってくるような日本語に直したもので、「前条の規定により」みたいな文言を削除したり、あるいは内容そのものを指す言葉に言い換えたりしたものです。
それを読み上げたものを録音し、通勤時間に聞いていました。
これはちょっと変なやり方かもしれませんね。
模擬試験
模擬試験は、本試験の約2週間前に取り組みました。
大手予備校で実施されている模擬試験も一切受けたことがなかったので、この模擬試験が初めて3時間通して受ける本試験サイズの問題となりましたが、結果は何と、合計点数は合格点に届いているものの、一般知識5問正解(文章理解3問と日本文学史とふるさと納税だけ正解)で足切りというものでした。
ここで私は「これはえらいことになった」と慌てて一般知識を勉強し始め、本試験前の2週間は法令ではなくほぼ一般知識の勉強に費やしてしまいました。
結果的には、本試験の一般知識の問題は極めて常識的な、ある問題に関しては簡単すぎるほどの問題だったので、足切りの心配はないことがすぐに判明しましたが。
しかし、それは結果論で、あのタイミングで一般知識の勉強が全然できていないことを知ることができたことはよかったと思います。
なお、その後にTAC『2019本試験をあてる TAC直前予想 行政書士』を3回分全て解きましたが、おかげさまで全て合格点を超え、足切りにもかかりませんでした。
行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ
行政書士試験は相当厳しい試験だと思います。
勉強期間も長くなりますので、モチベーションの維持というのが大きな課題になると思いますが、アガルートアカデミーの講座は楽しくわかりやすいので、初学者でも挫折することなくついていけ、モチベーションの維持も可能ではないかと思います。
ライブ講義が欲しいという方にはプラスゼミもあるので、是非ご検討ください。
私はネット受講のみでしたが、それでもFacebookのグループをとおして林先生に質問することもでき、これも大変役立ちました。
迅速にご回答いただけるので、このFacebookグループを利用するのもおすすめです。
豊村先生へメッセージ
本当にお世話になりました。私は現在46歳ですが、キャリア形成に失敗したクチで、今も契約職に甘んじています。
行政書士試験に合格してキャリア形成をやり直したいと意気込んで勉強を始めましたが、一人では続かなかったと思います。
辛く苦しい受験生生活となるところでしたが、明るく楽しい豊村先生の講義に出会えてよかったです。
ありがとうございました。
※合格者アンケートは,合格者がインタビュー前に回答したアンケートの結果に,インタビューでの内容を加味して表記しております。