合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

職場の人と飲んでいた時に、一緒に飲んでいた人が電気主任技術者の資格を取得していることを聞いて、自分も何らかの資格を取得したいと思い、受験するに至りました。

また、行政書士の科目のうち、民法、行政法、憲法については、大学の授業や公務員試験の勉強過程において学習していたため、比較的勉強しやすいのではないかと思ったことも理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士試験については、当初独学で受験することを考えていましたが、働きながら勉強するためには、ただ単に時間をとって勉強するのではなく、効率的に勉強をすることが必要であることから、予備校を活用しようと考えました。

その予備校の選択に当たっては、私は地方に住んでいることから、近くに予備校は存在しないため、通信講座の受講を考えることにしました。

通信予備校については、名前を聞いたことのある有名予備校から無名の予備校まで数多くあり、その選択に当たっては非常に悩みました。

アガルートアカデミーの講座を利用した理由については、合格率が行政書士試験の合格率が15パーセントであるのに対し、アガルートアカデミーは約3倍の45パーセントと、合格実績がほかの予備校と比べても優れていたことがあります。

合格体験記・学習上の工夫

働きながらの学習であったことから、勉強時間については、平日が平均2時間程度、休日は平均8時間程度勉強していました。

ただし、平日については、仕事の進捗状況で超過勤務があったりとしたことから、平日5日のうち2日程度は学習できなかったと思います。

特に、8月、9月、10月と、行政書士試験が11月にあることを考え、一般的に行政書士試験受験者のかなり重要な時期に学習時間を確保することができませんでした。

このような状況であったにもかかわらず、無事に1年という短期間で合格することができたのは、アガルートアカデミーを受講したからであると考えています。

以下に、具体的に取り組んだ学習法を記載したいと思います。

まず、択一対策については、当初は行政書士試験用の市販の問題集、具体的には過去10年分の試験問題と出版社オリジナルの問題から構成されている問題集を2周ほど行いました。

その問題集に加えて、アガルートアカデミーの演習総合講義で配布される公務員試験や司法試験、予備試験などの問題から構成された「他資格セレクト問題集」を行いました。

他資格セレクト問題集については、当初は3周程度行うことを考えていましたが、若干少ない量しか行うことができず2周くらいしかできませんでした。

一般的に、合格体験記においては、問題集をたとえば5周行いましたみたいな感じで、多く回せば回すほど勉強した受験生が美化される傾向にありますが、重要なことは問題集を何回回したか、すなわち、問題集を単に多く繰り返すのではなく、一つ一つの問題を解答するにあたって、正解ないし不正解の根拠を持つことです。

私は、問題を解くにあたって、選択肢問題である場合には、アガルートアカデミーのテキストを必ず読んだうえで、解答していました。

そして、解答の根拠となる知識については、テキストと照らし合わせて、アンダーラインやマーカーを引くなどしていました。

また、法律科目については、市販の参考書を通勤時間などの隙間時間を利用して、読んでいました。

学生と異なり、働きながら行政書士試験を受験しようと考えている人は、圧倒的に学習時間が少なくなるのは当然であることから、10分、20分のスキマ時間を活用することが重要であると考えます。

また、問題集は民法は225問、行政法は195問とかなりの量があることから、1周回すのにかなりの時間を使ってしまい、最初に学習した内容を忘れてしまう恐れがあります。

例えば、民法についていえば、問題集の最初にある制限行為能力者制度を問題集の最後にある親族法、家族法を学習しているときには忘れてしまいます。

そのため、問題集を一問ずつ進めるのではなく、奇数番号を最後まで解いて、その後偶数番号を解くなど、早く最後まで問題集を解き、その科目の全体像を把握することが大事であると考えます。

一つの科目を集中的に学習すると、ほかの学習していない科目の内容を忘れてしまうことがあるかと思います。

そのため、ほかの科目の内容を忘れないよう、まんべんなく科目を勉強したほうが良いと思います。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

演習総合講義については、一つの動画が平均して30分程度、長い動画でも40分程度であり、働きながら行政書士試験を受験する人にとっては、1時間とか2時間のまとまった時間がなくても、いつでもちょっとした時間があるときに講義を見ることができるので、大変便利です。

さらに、一つの動画の講義時間が30分から40分程度と短時間になっていることにより、一つの講義に集中することができます。

ほかの予備校の講義にあっては、短くても1時間、長くて3時間の講義動画であり、集中して講義を聴くことができないかもしれません。

次に、主要科目である民法、行政法の講義の利用方法及び感想を述べたいと思います。

(1)民法について

民法については、受験の年の1月くらいから、2月いっぱいまで講義を見ていました。

講義の内容については、条文の単なる読み上げではなく、その条文がなぜどういった趣旨、目的で規定されているのかについて、解説していただき、理解を深めることができたと思います。

(2)行政法について

行政法については、3月から5月のゴールデンウイークにかけてみていました。

内容については、民法と同様、深い理解を得ることができました。

特に、行政法は、行政事件訴訟法において、原告適格や訴えの利益、国家賠償請求訴訟について、数多くの最高裁判例が蓄積されており、それらの判例を学ぶことになりますが、複雑な事案であってもわかりやすく説明していただけたとともに、それを踏まえて、なぜ判例がその判断をしたのか、詳しく解説があったので、非常にわかりやすかったです。

総まくり択一1000肢攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり択一1000肢攻略講座については、演習総合講義および逐条ローラーインプット攻略講座の視聴が終わった後に、受講し始めました。

通常の問題集の場合にあっては、組み合わせ問題については、肢一つ一つについて理解があいまいでもテクニックを使えば解答することができてしまいます。

そういったことを防ぎ、確実な理解力をもって問題を解くためには肢一つ一つの正誤を判断することが必要であり、それを行うにあたっては、総まくり択一1000肢攻略講座が非常に役立ちました。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

総まくり記述80問攻略講座については、演習総合講義および逐条ローラーインプット講座並びに総まくり択一1000肢攻略講座の視聴が終わった後に、受講を始めました。

動画の構成としては、1つの問題ごとに動画があり、また、その動画についても、約10分程度と時間が短いことから、朝の出勤前のちょっとした時間に視聴するには、最適でした。

また、動画の内容については、問題の意図を解説した後に、問題を解くにあたって、どの知識が必要かを教えてくれるので、記述試験対策だけでなく、択一試験対策にもつながることから、非常に有意義でした。

逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

逐条ローラーインプット講座については、演習総合講義の視聴が終わり、法律科目の全体像を把握してから、視聴しました。

演習総合講義では、判例が中心の記述であり、条文については、かっこ書きで〇〇条と記載してあるのみで、法律の条文をあまり意識することはありませんでした。

逐条ローラーインプット講座では、民法および行政法について、条文全部を動画で解説しているので、演習総合講義で説明されている事項と法律の条文がリンクするようになりました。

法律科目を勉強するにあたっては、民法や行政法などの法律の条文を覚えることが大事だと考えます。

しかし、一般的には、条文を解説する講義はないので、非常に有意義でした。

模擬試験

模擬試験については、アガルートアカデミーが提供するすべての講座を見終わった後に、模擬試験を受けました。

模擬試験の点数については、大体150点前後だったと思います。

しかしながら、行政書士試験の本番では、210点、択一試験のみで合格点の180点を獲得することができたことから、模擬試験の点数ついては、特に気にする必要はないと思います。

それよりも、最も重要なことは、間違った問題及び正解したものの迷った問題について、しっかり復習を行い、本試験において同じような問題が出題されたら間違わないようにすることだと思います。

行政書士試験合格を目指す方へのメッセージ

講座をしっかり受ければ、合格できます。

豊村先生へメッセージ

ありがとうございました。

※合格者アンケートは,合格者がインタビュー前に回答したアンケートの結果に,インタビューでの内容を加味して表記しております。

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