「行政書士試験の勉強をしているものの、合格できる自信がない」
「勉強すればするほど受かる気がしなくなってくる」

行政書士試験に関して、このような不安はありませんか?

たしかに、行政書士試験はそう簡単に合格できる試験ではありません。しかし、きちんと勉強すれば誰でも合格できる試験でもあります。特別頭が良くなくてはならないわけでも、人より優れていなければならないわけでもありません。

当コラムでは、行政書士試験に「受かる気がしない」と思うよくある理由と、その対処法について解説します。学習のポイントや手段についても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

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なぜ行政書士試験に受かる気がしない?よくある理由

行政書士試験の受験生の多くは、きちんと勉強していても常にどこかに不安があり、「行政書士試験に受かる気がしない」と思ってしまいがちです。

なぜ、「受かる気がしない」のでしょうか?

ここではその理由について解説します。

模試で良い結果が出ない

模試を受けたものの、良い結果が得られず「受かる気がしない」という考えに至ってしまうケースがあります。

特に直前模試で20点も30点も点数が足りなかった場合、そのまま本試験でも同じ結果になってしまうのではと、ネガティブになってしまいやすくなります。

たしかに、1か月や2か月で20〜30点も点数を上げるのは簡単なことではありません。

しかし「20〜30点上げる」と考えるのではなく、例えば「各科目につき+1問取れるようにする」と考えると、達成できるような気がしてくるのではないでしょうか。

また、模試はどこの模試を受けるかによっても異なりますが、中には本試験より難しく作られているものもあります。

模試で結果が出ない=本試験に合格するだけの力がないとマイナスにとらえるのではなく、模試を苦手を炙り出すためのツールだと割り切り、「本試験前に苦手が見つかってよかった」とプラスにとらえることが重要です。

勉強した内容を覚えられない

勉強しても勉強しても内容を覚えられず、「受かる気がしない」と思ってしまうこともあります。

しかし、勉強した内容がなかなか覚えられないのは、行政書士試験の受験生なら誰もが経験することです。

初学者であればなおさらでしょう。

もっとも避けたいのは、覚えられないからといってそこで諦めてしまうことです。

覚えられない=自分には向いていない、無理と考えて諦めてしまう人は少なくありません。

ここで諦めないだけでも上位数%に入っていると前向きにとらえ、「覚えられないのなら覚えるまで繰り返す」という精神で乗り切りましょう。

はじめは覚えられなくても、何度か繰り返しているうちに少しずつ定着していきます。

そして、ばらばらだった点と点が線でつながり、やがて自分の知識になっていきます。

焦らず一歩ずつ進んでいけば、いつか合格にたどり着けるはずです。

勉強を始めた時に立てたスケジュール通りに進まない

スケジュール通りに勉強が進まない時に「受かる気がしない」と思ってしまうパターンもよくあります。

しかし、勉強がスケジュール通りに進まない原因の多くは「無理なスケジュールを組んでしまっている」ことです。

もしかしたら、自分の生活リズムとスケジュールが噛み合わないのかもしれません。

スケジュールは、実際にこなせなければ意味がありません。

また、達成不可能なスケジュールを立ててしまうと、勉強自体が嫌になってしまうおそれがあります。

「今日も達成できた」という小さな達成感の積み重ねが、学力アップにも自信にもつながります。

確実に達成できるスケジュールから始め、徐々に難易度を上げていくとよいでしょう。

行政書士試験は「受かる気がしない」と思っても仕方ない難しい試験

行政書士試験は「受かる気がしない」と思っても仕方がない試験です。

なぜなら、行政書士試験は難関試験であるためです。

ここでは、行政書士試験が「受かる気がしない」と思われても仕方がない、難しい試験である理由について解説します。

合格率が低い

行政書士試験が難しい試験である理由として、合格率の低さがあげられます。

行政書士試験のここ5年間の合格率は以下のとおりです。

年度受験者数合格者数合格率
令和5年度46,991人6,571人13.98%
令和4年度47,850人5,802人12.13%
令和3年度47,870人5,353人11.18%
令和2年度41,681人4,470人10.72%
令和元年度39,821人4,571人11.48%
出典:一般財団法人 行政書士試験研究センター

以上のように、10〜13%程度を推移しています。

100人中たった10〜13人しか合格できないと考えると、行政書士試験がいかに難しい試験であるかが分かるのではないでしょうか。

行政書士試験は、弁護士や司法書士といったほかの法律系の資格と比べて「取得しやすい」資格だといわれることがあります。

たしかに、弁護士や司法書士と比べればいくらか取得しやすいでしょう。

しかし、だからといって簡単とはいえません。

行政書士試験は間違いなく難関資格のひとつなのです。

試験範囲が広い

行政書士試験が難しい試験である原因のひとつは、試験範囲の広さです。

まず、行政書士試験には以下の科目があります。

法令科目憲法
民法
行政法
基礎法学
商法・会社法

基礎知識
一般知識
行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令
情報通信・個人情報保護
文章理解

法令科目だけで大きく分けて5科目あり、基礎知識も4つの分野に分かれています。

さらに、科目によってはかなりのボリュームになる科目もあります。

例えば民法では、総則や物権、債権のほか親族、相続の5つの分野があり、条文の数は1,000を超えるほどです。

もちろん条文すべてを覚える必要はありませんが、出題範囲を押さえるだけでも一苦労です。

すべての科目を一周するだけでもかなりの時間と労力が必要となるため、何周も繰り返すには強い精神力も求められます。

勉強時間の確保が難しい

勉強時間の確保が難しいことも、行政書士試験の難しさのひとつです。

合格するためには、600〜1,000時間の勉強時間が必要だといわれています。

学習経験者で600時間、初学者で1,000時間が目安ですが、それ以上に必要なケースもあります。

例えば初学者が一発合格を目指す場合、毎日欠かさず2〜3時間は勉強しなければなりません。

家庭のある人や働いている人が1年間勉強時間を確保し続けるのは、並大抵のことではないでしょう。

働いている人であれば、残業で遅くなったり出張が重なったりで予定通りにいかないことが予想されます。

また、小さな子どもがいる場合などは、周囲の協力も必要です。

勉強時間を長期的に確保していくには、それなりの環境が必要であるところも難しいといわれる理由のひとつといえるでしょう。

専門用語が多く法律の勉強が初めての人には難しい

専門用語が多いところも行政書士試験の難しいところです。

特に法律の勉強が初めての人にとっては、専門用語が高いハードルとして立ちはだかります。

受験生の中には、「テキストに書いてあることがわからないため受験を諦めた」という人もいるくらいです。

テキストに書いてあることが理解できなければ、専門用語の意味を調べるところから始める必要があります。

そのため、はじめのうちはテキストを読むだけでも時間がかかってしまうでしょう。

行政書士試験の問題文には、当たり前のように専門用語が出てきます。

そのため、専門用語を正しく理解していなければ問題が解けません。

このような地道な作業をするかしないかが合格・不合格の分かれ目だといえるでしょう。

行政書士試験に受かる人は手ごたえがあるもの?

行政書士試験に受かった人でも、手応えを感じている人ばかりではありません。

なかなか合格できずに、3回も4回も受験する人が一定数いることも事実です。

また、試験直前まで合格圏内に入れなかった人でも、本試験では実力を発揮でき無事合格を掴み取ったケースなどもあるため、どうなるかは最後までわかりません。

中には直前模試で160点しか取れず、本試験でも自己採点した結果180点に到達しなかったため次の試験に向けて勉強を続けていたら、180点でギリギリ合格していたという人もいます。

このように、どう転ぶかわからないのが行政書士試験です。

ただ、共通していえるのは、合格を勝ち取れたのはただのラッキーなどではなく「最後まで諦めなかったから」です。

諦めてしまったら、そこで何もかもが終わってしまいます。

合格の向こうに描いていた景色は見られません。

どのような状態で直前期や本試験を迎えようが、どうか諦めることだけはしないようにしてください。

諦めなかった人だけが合格を勝ち取れるのです。

行政書士試験に受かるためのポイント

行政書士試験に合格するためには、どのような手段でどのように勉強すればよいのでしょうか。

ここでは、行政書士試験に合格するための勉強法のポイントと、勉強手段について解説します。

勉強のポイント

合格するための勉強のポイントは、以下のとおりです。

  • 勉強スケジュールを立てる
  • 過去問対策をする
  • 意識して勉強時間を確保する
  • モチベーションを上手に保つ

勉強を開始するにあたって、きちんとスケジュールを立てましょう。

効率よく勉強するには計画的に進めていく必要があるため、ノープランでの勉強はおすすめできません。

有効な勉強方法は、シンプルですが過去問を繰り返し解くことです。

最低でも10年分、本試験までに10周できるように取り組みましょう。

また、意識して行政書士試験の勉強時間を確保することも大切です。

時間は、意識して作ろうとしないとなかなか作れないためです。

隙間時間をうまく活用する必要もあるでしょう。

そのほか、モチベーションの維持も重要です。

1年間同じテンションで勉強を続けることは簡単ではありません。

時には息抜きをしながら、本試験までモチベーションを保てるかどうかがポイントです。

勉強の手段

勉強の手段には、主に以下の3つがあります。

  • 独学
  • 予備校
  • 通信講座

独学はもっともコストをかけずに勉強できる手段です。

しかし、すべて自分次第になってしまうため、方向性を間違ってしまうと合格するまでに時間がかかってしまう可能性があります。

また、モチベーションを保てず挫折してしまうケースも多いです。現段階で「受かる気がしない」のであれば、独学は難しいかもしれません

予備校はスケジュールを管理してくれるため、自分で計画を立てて勉強することが難しい人に向いています。

ほかの受講生もいるため、「ひとりじゃない」と思えるところもメリットでしょう。

ただし、費用が高額になりがちです。わざわざ通学しなければならないことが、続かない原因になるおそれがあります。

おすすめなのは行政書士試験通信講座です。

予備校に通うよりも費用を抑えられるほか、いつでもどこでも講義が受講できる点も忙しい現代人に向いています。

通学・通勤などの隙間時間を活用して受講できるため、効率のよい勉強が可能です。

まとめ

行政書士試験に受かる気がしない理由や、対処法について解説しました。

最後に、このコラムをまとめます。

  • 行政書士試験に受かる気がしないと思う理由には、模試で良い結果が出ない、勉強した内容を覚えられないなどがある
  • 行政書士試験が難しい試験である理由には、合格率の低さや試験範囲の広さなどがあげられる
  • 行政書士試験は、最後まで諦めなかった人だけが合格を勝ち取れる
  • 勉強のポイントは、勉強スケジュールをしっかり立てることや過去問対策をすること
  • 勉強の手段には独学や予備校、通信講座などがあるが、「受かる気がしない」場合は独学ではなく通信講座がおすすめ

行政書士試験は決して簡単な試験ではありません。

しかし、最後まで諦めなければ合格できる試験です。

自分に合った勉強法やスケジュールで、ぜひ行政書士試験合格を目指しましょう。

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